ニコニコ大百科

とりあえずアニメ見ただけだと、JSの3人、なた切り、大石、女流全般はいらなかった。
原作は知らん。

>>2641
JS研と生石玉将のくだりは、あいが「勝つのが苦しい」のを知るところだから、そこは切れないかな……。
それでもアニメでは原作にあった、あいと生石の娘の勝負がカットされてるんだけど。

名人がそんなに強そうに見えないし、そもそもどういうキャラかよく分からなかった
初戦はともかく2、3戦目は八一が勝手に崩れただけ
4戦目は「相掛かりの結論を出そうとしている」とか周りが盛り上がる中、肝心の八一とは読みがかみ合ってない
そんで八一がメンタルの問題を解決したら後は勢いで4連勝って

口半開きで唸る無精ひげ生やしたカッコいいオッサンがただのカッコいいオッサンになった改悪は理解不能

深夜に及ぶ対局で無精髭が伸びた、白髪交じりの、疲れた中年男の顔がそこにあった。
からの名人の紹介欲しかったなと思ったものの、改変部分で時間経過を飛ばしてるから使えないのよね。
名人は指し直し局でも元気だったよ。
アニメはアニメとして上手く纏まってたとは思う。

>>2638
藤井くんがね・・・彼の打つ将棋を見てしまうとあれ、アニメより現実の方が熱くないか？ってなってしまう。

藤井君の将棋がアニメより凄いって理解できるぐらい将棋に関心を持たれるようになったんなら
それはそれで将棋の普及に一役買ったって事だろ

その藤井くんも連勝してる中連勝を止めたのがかつて七冠羽生に始めて黒を付けたお人で今活躍してる若手棋士の師匠っていうのがまさにアニメ的。

作者も現実が自分の小説越えていくんで困ってたなｗ

せめて全２２話位あったらカットされた部分も流せたのに！　それでもまだカットされる部分ありそうだけど

でもまあせっかくここまで一々名人の顔を直接見せなかったんだから
「原作のあの八一目線の下りやってくれるのか！？」って期待しちゃったのは仕方ないと思う
…まあ何と言うかアニメだけ見た人が違和感なくいい作品だったって感じれたならもうそれでいいかなって

…ここまで味気なかったっけ名人戦もっとこう何かこう……
あれか、八一のモノローグとか周りからのプレッシャー描写が足りないからかな？
それは置いとくとしても最終決戦の絵面がすごい地味だったなぁ…
漫画版みたいな表現（賛否両論あるのは知ってるが）には出来なかったのだろうか…

原作未読アニメ新規勢で普通に違和感なく楽しめたんだけど
原作派からするとイマイチな出来なのね

自分が元々将棋を見るからかもしれんけど
特に展開とかも気にならんかったし、盛り上がりに欠けるというのもなかったし

まあ確かにカットされた部分も合わせた２クールの完全版アニメを見てみたかった気もするけど
大人しく原作買って読みます

>>2653
満足してる原作組もいるってことはちゃんと言っときたい。
少なくともここに一人。

>>2643
『名人』のキャラに関しては、そもそも原作での描写からして、『名人』を実在する最強棋士『羽生善治』と同一視させることで初めて成り立つものだから、将棋に詳しくない人にとっては描写不足に思えるのも無理はない。

4連勝ってのも、詳しくない人からするとご都合主義に見えるかもしれないけど、長年の将棋ファンにとっては『3連敗からの4連勝』の結果だけでも『とてつもない勝負だった』って納得できてしまうんだわ。
なにせ実際にあった出来事だから。

この辺やっぱり、その分野の知識がなきゃ隅々まで楽しみきれない可能性が残ってしまうのは、特殊な題材を扱う作品の宿命だと思う。

あえて言うけれど、「隅々まで楽しめる」からと言って、既読者が未読者より楽しめる、ということにはならないと思う
私はりゅうおうのアニメを見て楽しかったし、その気持ちは誰とも比べられるものじゃないと思うよ

２期ってコメント少々見受けられるけどまあ無理案件だよなあ
５巻までやったら次の切りどころが見つかんないし
原作が面白くないかと言ったら決してそうではないけどもなあ
７巻アニメ化できるか？おっさんロートルの足掻く様子っていうすげえ渋い題材になる、めっちゃ面白いけど

>>2654
私は原作既読だけど羽生善治氏や実際の棋戦の事についてはあまり知らない。
でも4巻の歩夢との戦いの描写を含め、
『名人』が八一をどんどん追いつめていくほど力のある人物だというのは伝わってきた。

それプラス国民栄誉賞の期待がかかっているとか、八一は記者から記者から陰口たたかれるとかで
さらに八一が追い込まれていくのはよーくわかった。

そこから復活して4連勝で逆転というのも、原作の鵠さんの書き方とかだったら
ご都合主義には見えなかったんだよね。

>>2633
原作は宇宙よりも遠い場所とも張り合える（と個人的に思ってる）程濃厚な話だから
薄めすぎて凡作になったのは残念やね。アニメのみの人達だと今季アニメの中では記憶からすぐに消える方

アニメから知った人が読んでくれるならそれで良いかな
息を吹き返す前からアニメ向けのプロットがあったならどうしようもないし。
ただ、銀は桂香の隣にまで飛ばしたら
三連続限定合を削ってまで桂香さんにフォーカス当てた意味がなかったのでは？とだけは言いたいかも。

>>2656
必ずしも1期より未来の話でなくてもいいのよ
咲-Saki-に対する阿知賀編やダンまちに対するソード・オラトリアのように、
同時間軸の別視点で作ってくれればいい
具体的には鵠さんの観戦記の体裁で1期でカットした対局とか全部やってほしい
で、最終回で鵠さんの正体バラして終わればいいかなと

面白かったし楽しめた。
原作読もうかなってなったしアニメ化としては成功なんじゃない？

>>2656
6巻を姉弟子主人公で中長編単発で作ってくれれば良さそうにも。
作品として成立はするが、収支は知らん（というか知らんふり）

>>2638
>現実の下位互換

「テニスの王子様」や「黒子のバスケ」という感じで限りなく膨れ上がったフィクションの行き着く先が、フィクションが現実の下位互換になることをおそれなければならないってのもなんか凄え話だよなｗ

>>2657
なるほど。
「原作既読 かつ 将棋に詳しくない」の人だと、そういう感想になるのか。
アニメの10話～12話は、将棋ファン以外向けの作品としては描写不足だったってことなのかな。
ちょっとは理解できた気がする。

そう考えるとやっぱ作者のバランス感覚はすごいわ。
将棋ファン的には、陰口のシーンとかそんなもの露骨に見せないでくれって思うんだけど、将棋ファン以外にとっては八一の心境を理解するために必要な描写だったってことだから。

実際の渡辺明の3連敗4連勝を知ってるかどうかでも、受け止め方は変わってくると思うよね。
ネットが最も盛り上がったのは決着局の第7局だったけど（このときの2ch将棋板は事実上の実況板と化し、同じだけの勢いは三浦のソフトウェア使用疑惑の最初の一週間まで10年間来ず、電王戦でさえそれには届かなかった）、将棋の中身としては、アニメで強調されたパリの第一局と、3連敗の土壇場をうっちゃった4局目の打ち歩詰めだからね。

それを知ってれば、このアニメの構成の仕方で、もうじゅうぶん満腹になれる。けど、知らなきゃ物足りないわ確かに。

>>2664
4巻（9話）ラストの歩夢名人戦（控室曰くこれで勝てないなら誰なら勝てるんだ）がわりとあっさりしちゃったのも大きい気がする。カットしても破たんしないとはいえ名人の化け物感を出すと同時に八一も怪物サイドの人間だって示すいいシーンだったんだけど。

>>2653

全体的にカットされた場面が多く、4話から9話にかけては恐らく原作の６、７割くらい無くなっている。
だから不満が出るのも仕方ない。
それでも目立った破綻なく映像化しているから、アニメ版が相当頑張っていることは確かだよ。

月光会長戦のカットは本当に惜しまれる

>>2654
渡辺羽生の逆転劇は知ってるけど、「あのシリーズをなぞってるから名勝負と納得しろ」というのは無理
モデルはあくまでモデルであって、このアニメでは「八一と名人」がどれだけ強くてどんな凄い勝負をしてるか伝えるべきだろう。視聴者がモデルを知ってるかとか関係なく

ただ、このストーリーの肝は八一が挫折を克服して壁を越えることにあって、それは３連敗で迎える第４局にすべて集約されているから、それ以降に話のピークが来ることはないんだよね。
４連勝は八一が完全に壁を越えて勢いに乗ったことを象徴している。
最終局、「伝家の宝刀」後手番一手損角換わりでリベンジするワンカットくらいはほしいかもだけど、詳細に描写しても蛇足になってしまう。
「伝説を終わらせる者」がこのアニメで映えるかどうかも実際のところわからない。