ニコニコ大百科

小説だとすごく存在感あるな

この戦争が終わったら艦隊運用の本を書こうと思います

写真撮られるのが大嫌いなんだよ。身近でも写真を撮られるの嫌がる人いるよね。だから撮るの専門なのさ。

ちなみに2期EDでも欠場。何故だ

光には影が付き従う。影が亡くなれば、光もまた……

生きてたらメルカッツが士官学校校長、フィッシャーが教頭だろう

フィッシャーがいなくなった事の影響力の大きさを考えると
ラインハルトがしきりにヤンを傘下に誘ってたけど、
もしヤンがそれを受けるつもりになった時には
「すいません、私を元帥として召し抱えてくれるなら、
私の副司令にはフィッシャー提督を任じてもらっていいですか。」
とかラインハルトにお願いしてたりしたんだろうか。
ヤンだけじゃその奇策的な戦術を実行には移せないわけだし。

ヤン＋フィッシャー＞ラインハルト＞ヤン
というイメージ

面白いのは帝国側が肝心のフィッシャーをほとんど認識していないところ
フィッシャーの影が薄いのはヤンの一番大きな奇術なのかもしれない

フィッシャーって敵の攻撃を受け止めてから敵を陣形の中に囲い込むなどの戦術を作中で何度もやってみせたのだが、こいつ本当に凡将なのか？
ここまで艦隊運用ができるならそれなりに強くてもおかしくはないのだが…。
本編や外伝で他に艦隊運用が巧みな提督はミッターマイヤーと外伝のホーランドを思いつくが、
ミッターマイヤーは確実に作中で十指に入る強キャラだし、ホーランドもラインハルトに行動の限界線を看破されるまで帝国軍を押しまくれてたようなキャラだったのにな。
艦隊運用巧みキャラでフィッシャーだけが凡将とか納得がいかんわ。

>>69
多分、作者さん的には、少々趣が違うかもしれないが、
ナポレオンで言う所のベルティエ的なキャラを
意識してるんじゃないかな。
ベルティエは軍隊指揮官としては凡将とされるけど、
ナポレオンの策戦指示を受けて、それに基づいて
的確に各軍団の将兵に対して指示命令書を発行したり、
事務作業を行ったりして、「的確に軍隊全体を動かす」事には
非常に長けている、ってな感じで。
フィッシャーも、艦隊運用は非常に優れているけど、
自身で戦術的判断を駆使して、策戦立案や駆け引きを行うのは
凡将、って感じなんじゃないのかな。

フィッシャーさんが地味に見える理由のひとつに、第13艦隊時代から、ヤンの座乗艦とは別の艦で艦隊の管制に専念してたから、ってのもあるんじゃないかな。
（アムリッツァ前哨戦でもキルヒアイス艦隊と交戦中、ヤンが「フィッシャー少将にヒューベリオンまで来てもらってくれ」って言ってたし）

そういや回廊決戦時にフィッシャーが座乗してたシヴァって、OVA版では当時ヤン艦隊が保有していた唯一のアキレウス級（アイアース級）の正規艦隊旗艦だったんだよね。
ビッテンの強襲で2万隻規模の指揮管制機能を持つ唯一の艦と生きた航路図がいっぺんに消えた、って考えるとこの時点でヤン艦隊は致命傷を受けていたっていっても過言じゃないよね。

フィッシャーに限らないが艦隊副司令は別の艦にいないと万一旗艦がやられた時に指令と副司令がまとめてやられたら一大事だから、
だから別の艦に乗ってるのは連絡等の手間はあるにせよリスクの分散考えると自然だと思う
カイトとパルヒヴィッツやビッテンとハルバーシュタットもそうしてた
副司令は分艦隊司令も兼ねる、というか分艦隊司令の中の上席者が副司令と言った方がいいかも

だがシュタインメッツの副司令のクルーゼンシュテルンとかボロディンとコナリーとかは同じ旗艦に乗ってた
この辺の違いはなんだろう

フィッシャーさんはアッテンボローとかマリノみたいに前線に出ないからねぇ

>>72
副司令より下の指揮権継承順位がちゃんと定まっているならそこまで大きいリスクでもないし、戦時でもあるから
個々の能力や司令官との関係とかで手元に置いておきたい、みたいな事情に対応して柔軟に出来てるのかも
本来そういうのはまとめて参謀にするべきなんだろうけど、高級軍人になるほど階級に見合う地位が減るから
同じ中将（シュタインメッツは神々の黄昏時大将）のナイセバッハとクルーゼンシュテルンを
両方自分の艦隊に配属させるには副司令と参謀長にするしかなかった……とか

というか大体こういうのは「長く戦時が続いてるからその間に」で言い訳が付けられそうな気がするｗ

ちょくちょく戦闘の指揮を執ってるんだけど
具体的な描写があったのがクーデターの時くらいで
他は「巧みな艦隊運動で～」的な描写で流されてるから印象に残らないんだよね
戦闘指揮は平均レベルでもそこに銀河最高の艦隊運動能力がプラスされてるから
大抵の相手なら一般論として有利な位置と陣形で戦闘開始できるはず
逆に戦況の急変には弱いと思うのでビッテンにやられたのはそのあたりが原因だと思う

>>74
大抵はヤン艦隊全体の艦隊運用責任者、をやってるから
ヤンの指令した策戦を実行する、というのが彼の本分だしね。
描写の関係から、ヤンが命令する→それが実行される、で
彼の活動が省略されてしまいがちなのは仕方ないかと。
クーデターの時は珍しくヤンが、彼の艦隊運用に頼らず、
彼に分遣隊の指揮をとらせ、自身で主力を撃破、という感じで
動いた戦いだしね。
本来なら、ヤンが命令する→フィッシャーがその命令を
超人的な艦隊運用能力を用いて適格に実行されるよう手配する
→策戦が実行される
というプロセスを経るんだろうけど、それじゃあ
小説のテンポ的に冗長になってしまうから、彼の活躍が
省略されてしまうのはある意味仕方ないかと。

あと、個人的に気になる所としては、現在連載中の
藤崎版銀英伝では、「通信傍受の危険性から、各艦との連絡は
信号や伝令艦などによって行われる」的な描写があったけど
これをよんだ時は「おいおい、これでヤンの奇策を実行しようと
したら、フィッシャーが文字通り神のような艦隊運用能力を
発揮しないと無理なんじゃね？」と思ったもんだけど、
藤崎版銀英伝では、フィッシャーの存在が原作よりも
クローズアップされるのかな？
上記のように、藤崎版のシステムだと、ヤンの奇策を実行するには
フィッシャーの存在が原作よりもさらに不可欠になるわけだし。

第１３艦隊のイゼルローン攻略の時に提督を信頼すべきだと皆に促し、第８次イゼルローン戦ではメルカッツを支持すると即答し、チュンに戦闘艦５０００隻を託されたときは快諾してムライを説得。
確かに出番は少ないけど最期までヤンに尽くしてくれた忠臣でいいキャラクターって印象は確かにある。

小説本文の中では出番少ないんだろうけど、
役割としては、ヤンの策戦指示を受けて
艦隊全体を的確に動かす艦隊運用責任者だから、
ヤン艦隊が活動してる時には凄く活躍してる人のはずなんだよね。
というか、実際に地の文で何度もそう書かれてるし。

フィッシャー亡き後、ヤンは不敗神話を保てたか…というと確かに厳しかったかも
結局その後会戦の機会を持たないままヤンも亡くなったが

仮定の話だがラインハルトが講和する気を起こさず、軍を一休みさせた後で再度戦端を開いたらヤンといえどさすがに負けたと思う
フィッシャー失った事もあるが、
後の１１次イゼルローンやシヴァ見る限り残存艦は一万を少し超える程度だろうしいくらイゼルローンがあっても１０万越す帝国軍に攻められ続けたら

ふと思いついたんだけど、フィッシャーと彼のスタッフって、電子戦のエキスパート集団だったって可能性はないかな。
妨害電波や通信傍受をかいくぐって艦隊のナビゲートを行えるから、他の信号や伝令頼みの艦隊より素早く正確な艦隊運用ができる、とか。

やれと言われればヤンの奇策全てを運用できる能力があるが、いざ自分一人でなんかやれと言われると何やっていいのかわからず無難に正攻法するしかないって意味で凡将なのかと思った。
正攻法で順当勝ちはできるから愚将ではないし、逆に状況が悪化しても即総崩れとかもなさそうだけど。


>>78
再開以前に、軍を休ませたのも攻撃の限界だからでなくラインハルトの発熱が原因だからな。ビッテンフェルトの次（順番から行くとミッターマイヤー直卒、あるいは熟睡したミュラー再登板かな）があったら、負けてただろうと言われてたし。

５撃目は波状攻撃作戦始めてからまだ登板してない部隊って考えると
クナップシュタイン、ヴァーゲンザイル、グローテヴォール、ブラウヒッチら大将、中将級の提督たちの諸艦隊とか
３撃目のミッタ部下たち連合みたいな感じで

普段のヤンが負ける相手ではないだろうがイゼルローン戻ったあとの将兵のくたくたぶりみると
ヤンの作戦どおりに動く力がもうなさそうだしこらえきれんのではないだろうか

「凄腕の頭脳が一人いても、その指示を的確に末端に伝達する、分厚い中間層がいないと、奇術は完成しない」
のを、一個人として集約した表現と思う。一芸特化の技術屋イメージが強いけど、本人は将官まで昇進してるので、実際は一定水準の自立的作戦遂行能力は有しているとは思う。

フィッシャーの死は「屈指の用兵術＆忠実・勇敢な兵卒を率いながら、両者をつなぐ有能な副将、幕僚を欠く」のが響いたポエニ戦役時のハンニバルを感じさせる。

ヤンの「右足（なくなったら倒れる）」というのが正当な評価な気がします

ヤン艦隊を拳法家になぞらえるなら、右足一本どころか下半身全体くらいには当てはまるんじゃないかな。
強烈な打拳で敵を打ち倒す拳や上半身に周りの目は集まりがちだけど、それも強靭な足腰があってのものだし。

なるほど。

ヤンの走馬灯に出てこなかったあたり私的なつながりは意外と薄かったのかもしれない
ローンウルフ的ではなくあくまで職人気質でヤンの手足となって的確に艦隊を動かすことが自分の存在意義だと思っていたのかもしれない
フィッシャーが戦死した時の悲しみの度合いがモートン戦死と同じくらいのリアクションだったのがそう思わせる

>>86
ヤンとプライベートでの付き合いは薄いってのはありそう。
上官や同僚との適切な距離は取りたいのかもしれないし、ヤンからの難易度高い要求に職人として完璧に応えられるように普段から忙しいのかもしれない。

ただ、彼の死にヤンからのリアクションが薄いように見えたのは、あまりにも事態が深刻なもんだから、頭が真っ白というか、絶望の数歩手前までいってたからなんじゃないかな。
あの時のヤン艦隊は連戦につぐ連戦で疲労困憊、一方帝国軍にはまだまだ休養充分の艦隊が残ってる上に手を止める理由がなかったはずだから。
（実際には帝国軍から停戦を呼びかけるわけだけど）

ピクニックといえばフィッシャー、フィッシャーと言えばピクニック
というのはアッテンボローの言である。
つまりピクニックにフィッシャーが参加してないことなどありえない
彼は艦隊運用の名人であるが、艦隊運用とは単に航路の設定だけではなく運行計画から、運行指示、そして目的の達成までが必要となる。
つまり、彼はピクニックにおいて日程から移動手段の手配、そして現地での写真撮影まで指揮および実行していた可能性がある
もう一人実行できそうなキャゼルヌが楽々していることから考えても全てはフィッシャーの差配であったろう

イゼルローンの生ける航路図、またの名をピクニック奉行

「私もようやく、ピクニックについて自信が持てるようになりましたよ。戦争が終わったらピクニック本でも書きますかね」

フィッシャーは人格的には副司令として良い仕事をしていたと思うけど
役割を考えると「副司令として別の船に乗る」のは不適切だったのでは

ヤンの指令を受けてから運動を実行させるまでワンテンポ遅れるもの
特例を認めるなり別の肩書を与えるなりして同じ艦に居た方が良かったと思う

どのみち二人が揃ってないと魔術は行使できないんだから
一か所に纏めておいても良かったんじゃないかなあ