ニコニコ大百科

近くの古本屋で三国志が全巻そろって
12800円だった…これって買ったほうがいいの？

一巻約200円

もちろん三国志もおもしろい漫画だけど、「史記」も読んでもらいたいな。
中学生には三国志、高校生には史記を。

小学生にはバビル二世

マーズは名作
殷周伝説も単行本を毎月買ってたんだが、あの訃報が・・・

読みはヨコヤマコウキじゃないの？

>>6

みつてるですよー。

遺作の殷周伝説は面白かったなぁ。
封神演義との違いがすっごくよかった（作者どころの違いじゃないけれど）。

赤影さんとジャイアントロボは俺の心のヒーロー。

水滸伝のが連載されたの先だった気がするのだけど…

伊賀の影丸はバトロワ系能力者バトルの先駆けだと思う
ライバルキャラのツンデレぶりとかいろいろ今の時代にも通じる様相があって面白い

能力者モノは今じゃ定番だけどその先駆者だよな

史記はとても読みやすかった覚えがある。
横山漫画は歴史とか言う小難しいものを小学生でもわかるように
描いたところが偉大だよな。

歴史漫画の大家みたいな印象もあるけど、凄く多彩なジャンルを書き分けてるんだよな。
歴史漫画はもちろん、バビル二世やマーズをはじめとしたＳＦ的な作品、果ては少女漫画の先駆け的作品でもある魔法使いサリーまで。
なんつーか、ジャンルの広さが異常過ぎる。

シネマ野さんの追悼ﾌﾗｯｼｭは泣かされたな・・・

この人ってとにかく職人タイプなんだよな
思想性だのアートっぽさだのはどっかに置いて娯楽性の高い作品を書きまくってる
そういう作品だけってわけでもないけど、いわゆる赤松タイプの物凄い版というか

>>sm10674

横山マンガでネタにされる要素（むむむとかげぇっ！とか）って、確かにそこだけ切り取ると可笑しいけど、読んでるぶんにはほとんど気にならないんだよな。

作風というか世界観が完成されきってて、それ自体が一つのものだから、一部分だけ切り取るといびつに見えるってことなんだろうか。

その辺は昔の漫画家的カオスって部分もあるかもね。水木しげる作品とかもちょっとそういう所あるし

>>13
それは当時の「漫画家」が石の森章太郎の言うところの「萬画家」だからだよ。ジャンル問わず何でも描いた。
多分、永井豪が最後の萬画家だと思う。
今の漫画家は得意分野しか描かないし、描いても読者から「○○だけやってれば良いのに」とか言われる。

>>19
それは時代の流れとか、変化なんじゃないかな。
例えば甲子園でも、昔はエースで4番は結構いたけど、最近じゃほとんどいない。みたいな。
見る側も眼が肥えてるしね。

漫画業界は「先生」から「さん」の時代へ＞コミックビーム
http://umiurimasu.exblog.jp/6352412
漫画家の敬称について／売れる漫画のセオリーについて
http://umiurimasu.exblog.jp/7485174/

確かに最近の漫画家は敬称「さん」の方が見合うことが多くなってきたよなとは感じる。
現ジャンプの尾田だって、誌上でこそ「尾田先生」だが単行本SBSでは「おだっち」だし
一方、立ち返って手塚治虫や横山光輝の功績を見ながら喋ろうとすると、やっぱ「先生」のほうが
敬称としてしっくり来てしまう不思議。「萬画家」とはよく言ったもんだ。

「牧歌的な酒池肉林」というものを描けるすごい人。
大概にアレな悪政に関する記述のある中国の史書を大まかな内容を変えずに“子供にも安心して読ませられる”ものに仕立て上げてるのは本気で凄いと思う。

売り上げとか知名度考えたら他にも候補はいるけど、
後世への貢献とその活躍の幅広さという点で
手塚治虫と肩を並べるのはこの人しかいないと思うんだ

横山先生はヘビースモーカーが原因でお亡くなりになったようなもん。

火事を起こしたのは丁度、ＯＶＡジャイアントロボを作った今川監督版の、
鉄人28号の第一話が放送された頃だったんだよ。

御大自身試写会か何かで見たのか今川版を褒めていて、そのあとの事故だったから
「深夜放送を見て、思うところあって煙草を吹かしながら思索にふけっていたらそのまま…」なんて想像を当時したもんだ。
偉大な人だった。

父親から借りた「伊賀の影丸」を小学生に読んだ時は衝撃だった。どのキャラが一番強いかとか父親と話し合ったな～・・・。

今でも自分の中では最高峰の漫画です！

あのルーピー、じゃなかった、鳩山由紀夫も「三国志」で大ファンだったらしい。ソース↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88-No-01/dp/4835218302

ショタの語源の正太郎、魔女っ子の始祖のサリーちゃん
外道主人公すぎてBF団の首領になっちゃったバビル２世

三国志だけじゃなくて色々な方面で先駆者だよな

山本弘の小説でも書いてあったんだけど
伊賀の影丸って今の漫画みたいに戦闘中に回想に入る事がほとんどないんだよね
他の作品もそう
横山主人公って基本頭の回転は速いのに悩んだりくじける事をしないからいい意味で淡泊
今の漫画で近いので言えばジョジョの主人公らへんだと思う

悩まない＝熱血バカとかしか描けない漫画家は情けなくなる

火攻め描写の得意な人だったけど、まさか御本人まで火で亡くなるとはなぁ…