ニコニコ大百科

行動が裏目に出て失敗することもなく、弱点が問題視されなければストーリー中で生かされることもなかったもんな
それでもって仲間からも妬まれずに信頼も厚いという隙のない状態
キセキの世代のような強さが引き出した悲劇や葛藤もなく、アムロみたいに強くなって仲間をおいてけぼりなんてこともないから味気ない
尺の問題と言われたらそれまでだが。

>>446
>イナホだけが強いような印象を与えてしまう。
他の奴ができることはイナホがより高いレベルでやれてしまうからだな
でもって勝利の鍵はいつもイナホ
イナホ一人では死んでたかもしれないが他の奴はイナホ一人がいなけりゃ死ぬ
描写されたのはそんな戦いばかりだった

また堂々巡りの作品批判になるけど
とどの詰まり、主人公格のキャラが動く傍らバックとなる世界情勢や
政治的動静という基礎工事がどうにも斑模様なもんだから
視聴者を置いてきぼりにされてる感覚が否めない。

…私的には劇場版で補完されるとかあるなら歓迎するけどね、それだけ期待してたから。

生まれながらにして強かった理由とか全く描かれなかったんだっけ
こういうミステリアスなキャラが主人公というのも異色だったのかな

あれはミステリアスとは言わん
単に掘り下げが少なくてどんな人間なのか結局よくわからずに終わっただけ

まぁイナホのやっていることは別に超能力とかそんなんではないから、元々デキる奴でしたで済ませるのもありっちゃありだけど。
スポーツ漫画で主人公が高い素質を持っていること自体に理由がないようなものか。
素質があるから主人公になっているって事だな。

伊奈帆誕生日おめでとう！ずっと大好きだよ～
ケーキ買ってお祝いするわ

>>456
素質ってのは経験によって開花するももだからなぁ。
①超人的な解析能力
②天才戦術眼
③戦闘中でも冷静な判断力
④危険な作戦もこなせる度胸
⑤出汁巻き卵作るのが上手い
これ全部を生まれ持った素質＆訓練(学校の授業)の段階で養いました！で済まされると。
視聴者としては「お、おぅ…？」ってなるのも仕方ないのでは。

しかも、これを本人や周りの人間が疑問に思わないので視聴者おいてけぼり。
正規の訓練受けた軍人がぽんぽんやられたり、隣でPTSDぶりかえしてる大尉がいるから尚更。

スポーツ漫画で例えようにもスポーツ漫画の主人公達が相手をするのは基本的に学生なわけで
大した描写もなしにいきなり在学中にプロスポーツ界に進出してベテラン選手顔負けの戦術眼とトップ選手を圧倒するテクニックを発揮してるのを
素質と才能で片付けたらおかしいわけで
ましてやこの人がやってるのはスポーツじゃなくてロボット使った殺し合い

友情努力勝利はスポ根の鉄則ですよ。努力のないスポ根なんてスポ根じゃない。

要は感情や情念をまず見せることのない、善人的な槙島聖護の様な存在だったという事だろう。
地球・火星双方に属している彼以外の殆どの人間が無能だった事も相対的に加味されるだろうけど。
この作品で地球連邦はアメリカの様な絶対善、それに抗う火星は悪の枢軸として描かれていたからな。

>>458
凄まじい戦闘技術の並びにすんなり出汁巻きが紛れ込んでてなんかワロタ

伊奈帆と韻子が対キノコ戦の前夜に二人で語り合ってたシーン好き
死ぬかもしれないって時に風邪の心配をするとこはやっぱり伊奈帆らしいな…って思う
最終的に韻子も「風邪引かないでね」って言うとこまで含めても良いシーン
「きっとその時が来ても、覚悟する暇すらないんだろう。 その瞬間にどんな後悔をするのか、そう思いながらただじっと待ってるだけなんて、耐えられない。 僕も……多分、カームも」
この台詞聞いて、あぁ伊奈帆って心の底が滅茶苦茶熱い奴なんだな…って思った
伊奈帆の論理的な性質は、内に秘めた熱量と拮抗するべくして自然と育っていったものという可能性も

冷静さというか肝の据わり方が異常な気がして、
何かしらの設定があると深読みしてた時代が私にもありました

冷静さが完全に異常者なんだから単に「そういう性格」じゃなくて
ちゃんとそういう風になった経緯みたいなのを明確に描写してくれればよかったのになあ

>>464
生まれつきだとしたらそうなった経緯も何もないわけだけど
その場合は周囲から浮いていた幼少期みたいな描写があればよかったってこと？

最初から天才的な才能を持ってましたなんてむしろイマドキの主人公だと思うけど

何故か生まれつき人類で唯一超能力が使えました。その事に理由はありません、
ってならともかく冷静な性格とかならたまたまそうだったでも別に良いかと

珍しくロボットアニメ完走できた一番好きな主人公
冷静そうでだんだんと動く理由が感情的になっていくのが良かった

同時期のロボットアニメでイズルとかトキムネとかレド君とか、性格に欠陥があったり色々とザンネンだったり世間知らずだったりする成長・共感型の主人公がいたせいかイナホの特異さがとりわけ目立った印象

彼の特異さって主人公なのに全く弱点がなくて、欠点がなくて、人間的魅力をギリギリまでそぎ落としたところにあると思う
舞台装置としてものすごく優秀で、スレインとか姫様とか周りのキャラがよく光る。
感情移入という武器を捨ててイナホという主人公を描いたのはよくやったなーと思うわ

>>466
主人公が才能持ってること自体は今時も何も関係なくよくある話だよ
ただ性格にしても才能にしても人間関係にしても、そうやって「生まれつきそうだった。」でバックボーンを一切語らずに終わらせたら、よくわからない上につまんねー奴、で終わっちゃうよね、ってこと
どうしてこうなったのか、を語ることでキャラもストーリーも掘り下がっていくのに
そういうの全く無しにボスキャラ淡々と撃破してくんだもん

>>469
いや高い戦闘能力や冷静さを説明するバックボーンとして
生まれつきの才能と性格があるんじゃね？

才能と性格なんて基本先天的な物だからそれ自体に理由は無いでしょ
仮に無理矢理理由付けするなら英雄の子孫とかそんな風にするしか無い

伊奈帆を完璧に描きたかったというより、葛藤とか負の側面をスレインに割り振っちゃったんだろうなぁって

葛藤と言われても、やったことはわざわざ火星に行って兵器開発に手を貸して親子共々厄災に荷担しただけだし

どうにも戦律のストラタスに似た作品なんだよなあ特に敵攻略の仕方とかが

こいつの目だけでタルシスの未来予知と競ってたし、地球の技術って別にアルドノアドライブいらないんじゃないか。

>>470
それを火星のハイテク兵器を次々撃破せちゃうようなバックボーンにするにしては弱すぎるからもうちょっと掘り下げがほしいかった、って話です
「過去に何かあったのか？」「何か特別な目的でもあるのか？」「この話を通して何か変化があったのか？」「～が起きたときどんなことをするのか？」etc
みたくこの人はどういう人なのか、を物語ってくれる具体的なエピソードが殆どないんだよこの主人公
あるにしても「友人の死には怒る」「アセイラム姫が好き(あっさり諦める)」くらいで物凄く薄味かつありきたり
実際にその操縦テクニックが天性的なものだったかも作劇中で全く語ってくれないから仕方なく視聴者が「生まれつきそうだった」で終わらせてるだけで、実際にはどうだかわからない
引き合いに出されるスレインは描写が多いだけあって良くも悪くもこういうことが描かれてる
これを「イマドキの主人公」呼ばわりするのはイマドキの主人公のファンにちょっとというか大分失礼

>>475
一応販売されたディスクに付いていた小説に小さな頃から抜け目が無く才気に富んだ奴である事がうかがえることが書かれていた。
他には父親が工作部隊のリーダーを務めていたとかそんな話もあった。
まぁ、それが表しているのは「生まれつきデキる奴だった」とほぼ同じだけど。

実際問題超能力の様な特異な能力ならともかく、ずば抜けて優秀というのはそれ自体理由はいらないでしょ。
両親の遺伝子の組み合わせがとても良かった以外に言い様がない。

たまたま優秀な奴がいて、だからそんな優秀な奴を主人公にして快刀乱麻の物語を描きましたって事です。

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どんな見方したらそんな感想出てくるのか教えてほしいわ・・・

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>>476
「生まれつきそうだった」で終わらせたから結局どういうやつかわかんなくてなんかつまんなかったな
もっと掘り下げが欲しかったなって話をしてるのに
なぜ頑なに「理由なんていらない！」を繰り返すのかわからんなぁ
理由があることの必然性じゃなくて「理由があったらおもしろいよね」って話をしてるのに