アダム・パーク(Adam Park)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する架空の人物である。
『パワーレンジャー』の2代目ブラックレンジャーである韓国生まれの韓国系アメリカ人。『パワーレンジャー・ジオ』ではグリーンレンジャーの地位に就き、『パワーレンジャー・ターボ』の途中までグリーンレンジャーを続けた。翌年の『パワーレンジャー・イン・スペース』にゲストとして登場し、『パワーレンジャー・オペレーションオーバードライブ』のシリーズ15周年エピソードにも登場している。
12月12日生まれ。年齢は『パワーレンジャー・ジオ』の時点の設定では18歳。
幼少時は背が低く、いじめの対象となっていたが、格闘技を学んだことで克服したとされる。
演じたのは『パワーレンジャー』がデビュー作となるジョニー・ヨング・ボッシュ(第100話まではジョン・ボッシュ名義)。幼少時と子供にされた姿はマシュー・サキモト。日本語版の声優はテレビシリーズでは青年・子供にされた姿ともに川中子雅人だが、『パワーレンジャー』第90話の回想シーンでは幼少のアダムを荒井静香(現:あらいしずか)が担当。『パワーレンジャー・映画版』では辻谷耕史。
エンジェルグローブの隣町、ストーンキャニオンの高校の生徒としてロッキー、アイーシャと共に登場。
自分たちの高校の教師であるアンダーソンの息子、ジェイコブの乗った乳母車が坂道を暴走しているのに見つけ、
それをとめたことがきっかけでトミーたちと知り合う。その後、ロッキー達と共にニンジャ選手権なる大会に出場。
チャンピオンを破り優勝する。これがきっかけでロード・ゼッドに捕らわれ、部下になることを強要される。
パワーレンジャーによって救出されるが、その時にレンジャーの正体を知り、レンジャーたちに協力することにる。
その後、スイスで行われる「青少年平和会議」のメンバーに選ばれたザック・テイラーからブラックレンジャーのパワーを引き継ぎ、エンジェルグローブ高校に転校してきた。
リト・レボルトとの戦いでマンモスのパワーを失い、ニンジャーよりカエルのパワーを授かる。
アルファ5にクリスマスメッセージを贈った。通信画面のみの登場。
街を焼きつくさんとするロード・ゼッド軍団に仲間達とともに挑むが、ロード・ゼッドにより捕えられ、黒いオウムに変えられてしまう。
マスターヴァイルの策略により仲間たちともども子供にされたため、元の年齢に戻るために必要な「ジオ・クリスタル」をエイリアンレンジャーと協力して探索。過去の韓国でジオ・クリスタルを手に入れた。
アイバン・ウーズによってコマンドセンターが破壊され、パワーを失う。
その為、惑星フェイドスに飛び、伝説のニンジェッティパワーの手に入れる。
しかし、本人は自分のパワーがカエルであることに不満な様子。
本作ではジオ・クリスタルの力を授かりグリーンレンジャーとなる。後半から髪型が変わった。
宇宙海賊ディバトックスと戦うため、新たなにデザートライトニングターボパワーを授かる。
エンジェルグローブ高校を卒業し、遊園地の専属スタントマンとなる。
他に母校のサッカーチームのコーチの仕事もしている。
しかし、社会人の生活とパワーレンジャーの両立が困難であるとディミトリアに判断され、自分のパワーをカルロスに託した。
第25話『戦士の宿命』に登場。偶然から自分の後継者であるカルロスと再会する。
カルロスが戦闘中に誤ってキャシーを攻撃してしまったことから自信を失っていることを知り、彼を鍛えなおした。
しかし、特訓中に敵の攻撃を受け、カルロスを守るためにパワーコインが破損したパワーモーファーで初代ブラックレンジャーに変身し、モンスターに挑むもパワーが不安定で変身を維持できなくなる。。
第20・21話『Once a Ranger』に登場。エンジェルグローブで格闘技の道場を経営していたが、センチネル・ナイトの要請により、変身不能になったオーバードライブレンジャーに代わって悪の同盟軍と戦うために再び初代ブラックレンジャーに変身する。
ザック・テイラーのパワーを引き継いだアダムが『パワーレンジャー』及び『パワーレンジャー・オペレーションオーバードライブ』にて変身したマンモスダイナゾードの力を宿した戦士。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場したマンモスレンジャーを原典とする。
パワーモーファーを天にかざし、「変身だ」と叫んだ後に「マンモス!」と叫んで変身する。第3シーズンでニンジャパワーを得て以降は「ブラックレンジャーパワー」と叫んで変身する。
変身アイテム | パワーモーファー (マンモスワーコイン) (フロッグニンジャコイン) |
武器・装備 | パワーアックス ブレードブラスター メタリックアーマー ブラックシャークサイクル ディフェンダーベスト(『オーバードライブ』のみ) ホバーテックサイクル(『オーバードライブ』のみ) |
使用ゾード | マンモス・ダイナゾード ライオン・サンダーゾード フロッグニンジャゾード ブラックショーグンゾード ニンジャ・フロッグ・ゾード フラッシュポイントメガゾード(『オーバードライブ』のみ) |
スーツアクター | ダニー・ウェイン・スタルカップ、ジョニー・ヨング・ボッシュ、他 |
『パワーレンジャー』第3シーズンにてアダムが変身する軽装形態。黒い忍装束のような姿をしている。
『パワーレンジャー・ジオ』においてアダムが変身した戦士。グリーンジオレンジャーとの呼び名もある。『超力戦隊オーレンジャー』に登場するオーグリーンを原典とする。
「It's Morphin' Time!」と叫んだ後に両腕のジオナイザーをクロスさせ、「ジオレンジャーIV・グリーン!」と叫んで変身する。
変身アイテム | ジオナイザー (グリーンジオサブクリスタル) |
武器・装備 | ジオレーザーブレード ジオレーザーピストル グリーンパワーハチェット ジオジェットサイクルIV |
搭乗ゾード | ジオゾードIV・タウロス レッドバトルゾード スーパージオゾードIV |
『パワーレンジャー・ターボ』にてアダムが変身した戦士。『激走戦隊カーレンジャー』に登場したグリーンレーサーを原典とする。アダムが引退した後はカルロス・ヴァラーツが変身した。
「シフトイントゥターボ!」と叫んだ後に右手に持ったキーを掲げ、左手にはめたターボモーファーに差し込んでキーを回し、「デザートサンダーターボパワー」と叫んで変身する。
変身アイテム | ターボモーファー |
武器・装備 | オートブラスター ターボソード ターボサンダーキャノン ターボカー |
使用ゾード | デザートサンダーゾード |
スーツアクター | 横山誠、他 |
アブラハム(演 - ジョニー・ヨング・ボッシュ)
『パワーレンジャー』第110・111話に登場。
1880年のエンジェルグローブに住む青年で、アダムの先祖と思われる人物。
この時代にタイプスリップしたキンバリーに選ばれてワイルドウェストブラックレンジャーに変身し、ゴルダーたちと戦う。
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最終更新:2024/04/24(水) 17:00
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