アラスカラッコ(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノアラスカラッコとは) [単語記事]

アラスカラッコ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子に変化した擬人化キャラクター)である。

概要

ご存じ海の人気者動物・アラスカラッコ(いわゆるラッコ)のフレンズ。寒い海に暮らし、海上に浮かびながら生活している。

努力家・頑張り屋で、真面目な性格。何事にも一生懸命取り組む、礼儀正しい女の子。仲間達のために遂力し、純粋に仲間の役に立つ事を喜びとする。口癖・掛け声は「てやっ」「てやてやっ」、丁寧語で一定毎に台詞を区切って話すという独特な喋り方をする。

元動物と同じく貝類を好物としており、石で貝の殻を割って中身を食べる。フレンズ化した事で新たにヒトの手を入手したため、より器用に正確な動作を行える。ラッコは度々貝の殻を割る勢い余って中身を台無しにしてしまうというネタも反映され、コッチもミスして貝の中身をダメにしてしまう模様。ドジっ子なのか、何をやっても空回りして失敗してしまうらしい。

頑張りが空回りする余り失敗も多いが、めげずに前に進み続ける。

外見

真っ白な髪を頭頂部で2つ結びをして纏めている。瞳の色は黒。

黒色のワンピース水着・アームカバー・ニーソックスを着用し、水棲動物系フレンズとしては珍しく黒色のローファーを履いている。お尻からはラッコらしく元動物と同じ尻尾が生えている。首下にはフサフサな白色ファーを装着。

ゲームでの扱い

ピュア属性のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはM。海で暮らす動物(ペンギンも含む)が集結したグループ「ウォーターガールズ」に加わっている。固有スキル「ラッコは二度叩く」は敵軍団のうち先頭1体に自身の攻撃力の4倍ダメージを与える。

純粋さと可愛い顔をしているが、戦闘では満面の笑みを浮かべながら貝を相手目掛けて振り下ろし殴打するエゲつない戦いをする(石は使わない)。貝は食べ物のハズだが、武器にしていいのだろうか。

けものフレンズFESTIVALでの扱い

☆2、動物グループは赤（主にイヌ科の動物に割り当てられる）。常設のけもスカウトから入手可能で、イベントモブとしてもよく目にする。アプリ版と同様にラッコ（学名 Enhydra lutris）の別名（シノニム）として扱われている様子。

メインのおはなし11「らいばる？」で登場した。

けものフレンズ3での扱い

オープニングムービーに登場している（0:47のワンカット）。

2024年 2月5日に公開されたイベント「このチョコ　謎チョコ　誰のチョコ？」第5話で唐突に登場。ジャパリカフェでバレンタインイベントを楽しんでいるフレンズの1人としての登場で出番は一言しかないが、オープニングムービーの公開は2019年 8月22日の事なので実に4年5ヶ月越しの登場であった。ゲーム本編の配信日から換算しても2019年 9月24日なので4年4ヶ月越しである。首から下げている貝がジャパリカフェ店内の壁の模様とよく似ていたので、お腹に穴が空いているように見えたという声も。

同月8日のイベント「体力測定アラスカラッコ編」の開催に併せてプレイアブルキャラとして実装された。

けものフレンズぱびりおんでの扱い

「てやてやっ、石を使って貝を割るのですっ。気合い入れまくりなんです。だって早く食べたいですから。う～、まだ開かないな、てやっ！……あ、中身まで割っちゃいました…。実は苦手なんですぅ～」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

「てやてやっ！　気合い入ってますよっ。」

2021年 3月17日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。「てやてやっ！」「てやーっ！」などのかけ声で気合いを入れて物事を行う癖があるようだ。

実は観察可能になる以前からランダムで受信する謎の通信で「アラスカラッ」まで名前が出ていた。かいようエリアの実装は2018年 8月15日の事なので実に2年7ヶ月越しの登場であった。

ジャパリまん以外を食べるけもトーク自体は他のフレンズでもたまに見られるが、果物や木の実などの植物食ではなく貝を割って食べる、明確な動物食を行う珍しいけもトークがある（過去にアリさんによだれを垂らすアリクイ達のけもトークなど可能性を匂わせるものはあった）。

ラッコのフレンズと言うことで海水での水分補給が可能な体になっている。またカリフォルニアラッコの持つ「ひみつ」のポケットはアラスカラッコも持っているようで、どこからともなく石や貝などを取り出す特技をこちらも持ち合わせている。石を乗せると貝を叩きたくなるようで、お腹だけでなく鼻の上でやってしまった事もある。