アルフレード(Alfredo)とは、2009年4月11日生まれの日本の競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2011年:朝日杯フューチュリティステークス(GI)
父*シンボリクリスエス、母プリンセスカメリア、母父*サンデーサイレンスという血統。
父*シンボリクリスエスは米国産馬で、日本で競走馬としてGIを4勝し、種牡馬入りするとエピファネイアなどを輩出した。
母プリンセスカメリアはJRAで8戦1勝。産駒でアルフレードの半妹に当たるフィリアプーラはフェアリーステークス勝ち馬。ついでに別の半妹タワワはセレクトセールで壁を蹴って「セルフハンマー」と話題になったほか、プリンセスカメリアの孫にはウメムスビがいる。母母ラトラヴィアータはあのサクラバクシンオーの全妹。
母父*サンデーサイレンスは日本競馬史に残る大種牡馬。血が広まり過ぎたため*シンボリクリスエスのようなサンデーサイレンスの血を含まない種牡馬はサンデーサイレンスの血を含む牝馬によく種付けしていた。サクセスブロッケン!!!!!!とかもその組み合わせ。
生産はノーザンファーム、キャロットファームによって6万円400口で募集された。
馬名の由来は母プリンセスカメリア、母母ラトラヴィアータと椿姫由来であったことに因み、「オペラ『椿姫』の主人公の恋人である青年貴族の名」。
美浦の手塚貴久厩舎に入厩し、9月に松岡正海を鞍上に芝1600mの2歳新馬に出走すると単勝2.2倍の1番人気に支持され、外から上がり最速の末脚で半馬身差の勝利。
続いて吉田隼人を鞍上に、10月の500万下で芝1600mのきんもくせい特別に出走して単勝2.1倍の1番人気に支持されると、好位から逃げ馬を上がり最速で捉えて1馬身半差で勝利。
12月はオープン競走のホープフルステークスから予定を変更し朝日杯フューチュリティステークス(GI)に出走。松岡の骨折もありクレイグ・ウィリアムズを鞍上に迎えたレースでは、単勝3.1倍の1番人気に支持され、好スタートから好位の競馬で4番人気マイネルロブストに2馬身差を付けて3連勝でGI馬となった。因みに基本逃げ馬のハクサンムーンはこの時も逃げていたが距離が長かったか最下位16着に終わっている。
当時は朝日杯が唯一2歳牡馬が出走できる芝GI競走だったこともあり、順当に285票中279票を獲得してJRA賞最優秀2歳牡馬となった。
3歳初戦は3月のスプリングステークス(GⅡ)。1番人気に支持されたディープブリランテに次ぐ単勝4.9倍の2番人気に支持され、松岡鞍上で迎えたレースでは反応が悪く3番人気グランデッツァの12着に終わった。
当初予定していた皐月賞から目標を切り替え5月はNHKマイルカップ(GI)に出走。この週から再来日したウィリアムズ鞍上で単勝7.4倍の3番人気に支持されたレースでは、逃げた1番人気のカレンブラックヒルを捉えられず3馬身半差の2着。
同月には更に武豊鞍上で東京優駿(GI)に出走したが、8番人気で後方からそのまま13着に終わった。
4歳は休養し、12月にギャラクシーステークスに登録したがを除外となった。
5歳初戦は1月に行われるダートの大和ステークス(OP)。朝日杯の頃でも524kgと重めだった馬体重が前走30kg増の550kgとなり、松岡鞍上で迎えたレースは8番人気で追走は出来たものの最下位16着。
3月には芝の東風ステークス(OP)に出走して6番人気で先行し6着。
5月にはウィリアムズ鞍上で京王杯スプリングカップ(GⅡ)に出走したが、9番人気10着。
6月のパラダイスステークス(OP)は大野拓弥鞍上で6番人気に支持されたが、出遅れて最後方からの競馬で11着。
吉田豊鞍上で迎えた11月のオーロカップ(OP)は12番人気となったものの、後方からの競馬で末脚を見せて4着に健闘。
6歳初戦は1月のニューイヤーステークス(OP)に出走し、2番人気に支持されたが最後方からの競馬となり9着に終わった。
2月の東京新聞杯(GⅢ)は柴山雄一鞍上で単勝36.9倍の9番人気となり、レースでは後方から末脚を見せたがヴァンセンヌにクビ差で敗れて2着。
続いて5月に新潟大賞典(GⅢ)に出走すると津村明秀鞍上で6番人気となり、後方から上がり最速の末脚を見せたが3着。
北村宏司鞍上で3番人気に支持された7月の七夕賞(GⅢ)では、グランデッツァがスプリングステークス以来の勝利となる中で加速しきれず5着。
9月には柴山鞍上で新潟記念(GⅢ)に出走したが、5番人気に支持されて後方からの競馬で上がり最速を出したが7着。
この後再び脚部不安で休養し、7歳を迎えて次走としてエプソムカップが発表されたものの左前浅屈腱炎が判明したため6月に引退が発表された。
流石に勝ち鞍が2歳GIのみでは種牡馬になるのは厳しかったようで、ノーザンホースパークで乗馬となった。
後に帯広畜産大学馬術部に移動して「柏狼」と名付けられ、2024年には北日本学生馬術大会の学生賞典総合馬術競技で1位となるなど馬術競技の方面でも一定の実績を残している。
| *シンボリクリスエス 1999 黒鹿毛 |
Kris S. 1977 黒鹿毛 |
Roberto | Hail to Reason |
| Bramalea | |||
| Sharp Queen | Princequillo | ||
| Bridgework | |||
| Tee Kay 1991 黒鹿毛 |
Gold Meridian | Seattle Slew | |
| Queen Louie | |||
| Tri Argo | Tri Jet | ||
| Hail Proudly | |||
| プリンセスカメリア 2001 栗毛 FNo.4-m |
*サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason |
| Cosmah | |||
| Wishing Well | Understanding | ||
| Mountain Flower | |||
| ラトラヴィアータ 1994 栗毛 |
サクラユタカオー | *テスコボーイ | |
| アンジェリカ | |||
| サクラハゴロモ | *ノーザンテースト | ||
| *クリアアンバー |
クロス:Hail to Reason 4×4(12.50%)
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最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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