ガンヴォルト(蒼き雷霆ガンヴォルト)とは (ガンヴォルトとは) [単語記事]

「迸れ！蒼き雷霆よ（アームドブルー）！！」

ガンヴォルトとはニンテンドー3DS ソフト『蒼き雷霆ガンヴォルト』の主人公である。

概要

名前：ガンヴォルト（本名不明）
性別：男
年齢：14歳
 身長：160 cm
第七波動：“蒼き雷霆（アームドブルー）”
CV：石川界人

本作の主人公である14歳の少年。通称“GV”

ガンヴォルトはコードネームであり、本名は彼自身が「もう忘れた」と称するほど語りたがらないため不明。幼少時より皇神の研究施設に囚われていたが、アシモフによって救出されたことを機に私設武装組織“フェザー”の一員となる。以降、有事の際は戦場に身を置くことになったガンヴォルトだが、任務が無い日は一般的な生活が送れるようにフェザーから配慮されており学校へも通っている。

戦闘能力は非常に高く、自身の第七波動とフェザーで叩き込まれた戦闘技術、能力をサポートする装備が合わさった結果、一部の相手を除けば無敵といって差し支えない実力を発揮する。

視力が悪いため学校では眼鏡、任務の際はコンタクトを付けているが、このコンタクトはガンヴォルトの視覚情報に特殊なパターンのバイアスを生じさせ、無意識レベルの軽度な精神的負荷により第七波動を高める効果を持つ。また、彼が装備している指輪も自身の能力を高める特殊な代物。第七波動に効果があるとされる霊石や特殊な金属で出来ており、原理としては皇神の能力者が持つ宝剣と似た性質を持つ。

私生活においては特に趣味といえるものを持っていないが、何でもそつなくこなす天才肌であり、フェザーの訓練課程で覚えた料理スキルは仲間達からの評判も良く上々。育った境遇故か年齢不相応に大人びているが、自分の納得いかないことに対しては我を押し通そうとしたり、戦闘中に中二台詞熱い台詞を平気で言ってしまうなどある意味年齢相応の面も持ち合わせている。

第七波動“蒼き雷霆（アームドブルー）”

世界で最初に発見された第七波動。

体内より電気を発生させる放電能力を持ち、電子を微細にコントロールすることができる。直接的な攻撃性能以外にも、生体電流を活性化させての身体能力強化、電磁場の膜“雷撃鱗”を発動しての防御、電子機器へのハッキングなど多種多様な用途を持つ。とりわけ電子技術が発達した作中の世界においては非常に応用が利く能力であり、皇神の研究者の間では“無限の可能性を秘めた第七波動”と言われている。

また、ガンヴォルトはフェザーから支給されている特製のペンダントを装備することで敵の攻撃をオートで回避する“電磁結界（カゲロウ）”が発動できるようになり、ガンヴォルトの電気エネルギー（通称EP エネルギー）が尽きない限りは半永久的に無敵状態を維持することも可能。

このように優れた第七波動を有するガンヴォルトであるが、水中では能力を発揮できないという弱点を持つ。特に電解質である塩化ナトリウムを含む海水や下水の中では雷撃が拡散してしまい、無理に使用するとオーバーヒートを引き起こす。また、ガンヴォルト自身は生身の人間であるため水中での活動時間にも当然限界があり窒息死することも考えられる。

電磁加速銃“ダートリーダー”

フェザーから支給されているガンヴォルト専用の銃であり彼の主力武器。別名“電磁投射銃”。

ガンヴォルトの髪の毛を電気伝導率の高い特殊な金属でコーティングした銃弾〝避雷針（ダート）”を目標に撃ち込むことで雷撃を的確に誘導することが可能となる。ガンヴォルト自身から電源を確保できるため、外部電源はオミットされている。特注品であり替えのストックが少ないため、ガンヴォルトはこの銃のメンテナンスを日課として欠かさず行っている。

ゲーム本編中は使用するダートを変更でき、それにより性能をある程度調整できる。

ゲーム本編で見ることは出来ないが、銃口のサイズさえ一致すれば普通の銃弾や小石などを撃ち出すことも可能であり、ガンヴォルトの毛髪に装備されている『テールプラグ』を後部コネクタに連結すれば強力な第七波動をダイレクトに放出することもできる。つまりやろうと思えば某ラノベの電撃姫の如くレールガンをぶっ放すことも可能なのかもしれない。

プレイヤーキャラとしての性能

インティが過去に手掛けた2Dアクションゲームの主人公達と比較しても、本作のガンヴォルトの性能は優れており、“電磁結界（カゲロウ）”の仕様と、4つのストックで扱えるスキル類、特にボス戦で有効な『スパークカリバー』などのスペシャルスキルも合わさり、初心者でも安心してゲームクリアまで辿り着ける設計となっている。

中でも特筆すべきは終盤に習得できるスキル『アンリミテッドヴォルト』。約30秒間攻撃力を2倍にするというシンプルな性能であるが、燃費が非常に良く上述のスペシャルスキルにも効果が適用されるため、併用すればボスに破格のダメージを与えて瞬殺することも可能。

ただし、より高スコアを目指す場合はスキルばかりに頼ることも出来ない。『クードス』の仕様もありミッション開始から終了までカゲロウを発動させず短時間でノーダメージクリアを行う必要があり、更に道中で複数の敵を一度に仕留めてクードスボーナスを何度も獲得、ボス級の相手をスキルで撃破するためのHP調整など、プレイヤーの技量が求められる。