第七波動(セブンス)とは、ゲーム"蒼き雷霆ガンヴォルト"シリーズに登場する超能力の総称である。
同作のキーとなる要素。物語に登場するキャラクターの多くが何らかの第七波動を持つ能力者であり、逆に第七波動を持たない人間は無能力者と称される。
この能力の有無が能力者と無能力者の間に差異を生んでしまい、作中では差別や迫害を受けた能力者や、能力者に恐怖し嫌悪する無能力者たちの存在が語られている。
この第七波動を巡り、能力者の解放を謳う組織や第七波動を制御することで能力者と無能力者との共存を目指す企業、無能力者の明るい未来を願う少年、無能力者を排斥した能力者の理想郷を願う組織など多種多様な陣営がぶつかり合い、主人公ガンヴォルトとヒロインのシアン、ライバルのアキュラやその妹ミチルは戦いに巻き込まれていく。
能力の種類は多岐にわたり、曰く「なんでもありが第七波動」。チートの塊のような能力ばかりだが、強力なあまり本人がコントロール出来ない場合もある。同じ能力を複数の人間が持っている場合もある。
無能力者の親同士から能力者が生まれることはもちろん、兄は無能力者だが妹は能力者という例も有り、結局のところ全貌はよくわかっていない。
第七波動は特定のアイテムやある種の第七波動を用いることで強化することが可能。
皇神が作成した第七波動の強化デバイス。通常時はその名の通り剣のような形状をしているが、展開すると能力者を包む鎧となり、第七波動の能力を大幅に強化する。反面、使用すると精神に乱れが生じ、言動が荒々しくなったり性格が高圧的になったり倒錯するなどの変化が見られる。紫電はこれを嫌い、宝剣を使いたがらなかった。また、アキュラには玩具と吐き捨てられている。使用した能力者が倒されると、再び剣に戻ったあと砕け散る。
パンテーラが宝剣を参考に制作した疑似宝剣ともいうべきアイテム。形状は書物のようで、使用するとやはり能力者を包む鎧となり第七波動を強化する。能力者が倒されると書物に戻り、青い炎を吹き出して燃える。
各第七波動とその能力者をまとめる。詳しくは該当記事へ。
電撃を操る第七波動。電撃で攻撃するほか、電磁膜を張って浮遊したり、機械を制御することが出来る。また、自身の細胞を活性化させ身体能力を向上することが出来る。
実は最初に発見された第七波動であり、この能力の再現を目指した研究が行われていた。ガンヴォルトやアシモフはその計画の産物である。
爪ではABシステムを完成させたアキュラも(擬似的だが)この能力を再現できるようになった。
歌を用いて他の能力者の精神と同調し、強化することが出来る第七波動。皇神はこの共鳴を利用して能力者をあぶり出していた。本体とは別に人格を持つ希有な能力。ゲームではGVが力尽きても一度だけ強化復活させることが出来る。
この強力な能力故、シアンは各陣営から狙われることになる。
爪では、シアンの欠片であるミラーピースを解析したRoRoもこの能力を再現できるようになった。
本来はアキュラの妹ミチルの能力だが彼女は能力の負荷に耐えられなかったため、父親である神園博士によって第七波動の因子を取り除かれた後、デザイナーベビーであるシアンに与えられた。
熱を操る第七波動。元々は火球を操る程度の能力だが、宝剣によるブーストで爆発や火炎放射などの膨大な熱エネルギーを操れるほどの強化され、炎をまとった状態での格闘や着弾時に爆発する火球、気流操作による立体的な戦闘などが可能になった。
魂を操る第七波動。生物を復活させることができる規格外の能力だが、能力者たるエリーゼのコントロールが不十分なため他者に用いるとゾンビ状態で復活してしまう。宝剣を使用した場合、第七波動の影響で異なる人格エリーゼ3が実体化。互いに蘇生し合う厄介な能力へと変貌する。また、最も危険な人格であるエリーゼ2は不死身であるため、第七波動を無効化するなどの方法をとらなければ倒せない。このエリーゼ2は死者を完全に蘇生できるため、おなじみのボスラッシュに一役買っている。また、眼から仮死状態(石化)にする光線を放つことも可能になる。
自身の肉体を羽虫のようなエネルギー体へ変化させる第七波動。このエネルギー体が触れたものをエネルギーとして分解し吸収できる。宝剣を使った場合、エネルギー体へ変換した肉体を再構成し様々な形態へ変化することが出来る。
空間をゆがませ、異なる場所をつなぐ穴を生成する第七波動。自身だけでなく他者や物質を転送したり、トラップのように設置するなど多種多様な使い方が可能。しかし、能力自体に戦闘能力がないことや、能力者を危険な場所や知らない場所に転送できないという制限もある。
自身の肉体を光子へ変化させる第七波動。光速移動が可能であるが、このときは一切の思考が出来ないためあらかじめ決めた地点にしか移動できない他、移動と攻撃の両立が出来ないという欠点がある。宝剣使用後はビットを用いた立体攻撃や、ビットを組み合わせて巨大な刀を生成することが可能。しかし燃費が悪く、出力の制御も難しい。
特殊な磁場を発生させることであらゆるものを引き寄せる第七波動。歴史上この能力はカレラしか確認できていないという貴重な能力。床や壁と自身に磁力を付加し、反発させて浮遊したり引き寄せ合って高速移動を実現できる。
しかし、特筆すべきは第七波動を無効化できることであり、対能力者であれば最強の能力を言える。
幻覚系の第七波動。相手の視覚情報を反転させたり、異なる空間に閉じ込めたりできる。また自身の性別をも反転することができる。鏡を設置してビームを反射させたり、割れた鏡で攻撃もできる。爪序盤ではシアンを鏡に閉じ込め、それを砕くことで能力を封じた。
人間のコピーを作成することも可能で、やはりボスラッシュに一役かっていた。
ものを遠隔操作できる第七波動。電子の謡精でブーストした際は自身を浮遊させたり、バリアや円上のビームを放つなど強化されていた。宝剣使用時は隕石すら引き寄せるほど強力な力を発揮する。
急速冷凍する第七波動。氷で剣を作ったり氷で捕縛出来るほか、フェアリーテイル使用時にはホテル一帯を凍りづけに出来るほど強力になる。
能力者:テセオ
物質をデータ化したり、逆にデータを物質化できる第七波動。テセオ自身もデータ化してあたかもワープするような芸当が可能。フェアリーテイル使用時はフィールド一帯を電脳化してみせた。
水晶体を作り出す第七波動。巨大水晶を飛ばしたり、光線を反射・屈折させ複雑な軌道の攻撃が出来る。水晶で動きを封じることも可能。フェアリーテイルを使用した際は高速道路一帯に水晶体を出現させ、エデンの力を誇示した。
髪の毛を操る第七波動。足場を作ったりも出来る。フェアリーテイルを用いた際は髪の毛を腕のようにして攻撃したり、ドリル乗にして飛ばす他、竜巻を起こして吸い寄せるといった技も披露した。
能力者:ニムロド
水を操る第七波動。固めた大量の水をぶつけたり、自身の分身を作ったり出来るほか、水流を高速移動することも出来る。宙に浮かせた水球から水流を放つことも可能。
糸状エネルギーを接続した機械の強化・補修や操作を行う第七波動。糸の繋がったマシンは本来以上の性能を発揮し、スクラップ同然でも強引に再稼働できる。スクラップ同士を縫い合わせて巨大な兵器の作成も可能。
金属を操る第七波動。体内の血液を操ることで自身の肉体の強化の他、改造人間を操ったり、人間一人程度なら動きを封じることができる。金属を血のような紅い液体へ変化させ、それを様々な形状の金属に再構成することが出来る。
電子の謡精の力を取り込んだことで夢幻鏡がパワーアップした第七波動。歌声により他者の第七波動の強化や弱体化などのコントロールが可能な強力な能力であり、能力者の楽園を実現しようとした。
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最終更新:2025/03/28(金) 21:00
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