当記事では、ゲーム『ロマンシング サ・ガ3』に登場する、または登場「するはずだった」レアなモンスターに関してを扱う。
ロマンシング サ・ガ3というゲームでは様々な種族の敵が登場し、「敵モンスターのレベル」「お供レベル」というゲームシステムによってエンカウントするモンスターが段々強くなっていく方式をとられている。しかし、当記事で扱う一部のモンスターは出現条件がこのレベルの上限を超えた場所にいる設定となっており、普通にゲームをプレーしていてもまず会えない。
そのため、公式攻略本『練磨の書』か、ゲームのエンディングのデモムービーでしか存在を確認できない、というモンスターが一部存在する。データのみがゲーム内に残っている、所謂没データと化したモンスターである。
パーティをかなり強くなるまで鍛えあげ、運や条件などが揃えば会える敵もいるが、大半はどうあがいても絶対に会えない。
なお、モンスターの各種族の最上位レベルたるモンスター達なので当然、戦闘能力はかなり高く、ここまで強いとザコとはもう呼べない。だが勝利すればレアなアイテムをドロップしたり、閃きレベルもとても高いので戦闘中に滅多に閃かない超レアリティな技を閃くことができたりと、得られるメリットも当然だが多い。
なお、2019年11月に発売したリマスター版では新たなダンジョン『暗闇の迷宮』が追加され、このダンジョンにてこれらのモンスター達と邂逅できるようになった。
道中のザコモンスターとして登場したり、同ダンジョンの各フロアのボスキャラとして登場している。「満たされない思いが欠片になって彷徨う場所」「現実世界に実体化できなかったモンスターが、夢の中へ出てきて夢の結末を変えることを妨げる」という説明を聞けるが、メタな話をするとこれはSFC版で登場できなかったモンスター達や、そのモンスター達と戦いたかったプレイヤーの心理にも通じるのかもしれない。
以下に、簡素ながら紹介。
SFC版に出現しないモンスターはリマスター版で登場にあたり、HPの数値や使用技などのデータが変化している場合もある。
悪魔系最強のモンスター。オリジナル版でもみんなお世話になった、アスラ師範。
エンディングで、カタリナに「剣閃」を浴びせられているモンスター。
洞窟寺院跡以外にも、野盗の巣窟に出現したり、進め方死次第ではヤーマスの怪傑ロビンのイベントにてドフォーレ商会に雇われた用心棒として出現する。詳細は『アスラ道場』が詳しい。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第3階層の道中でアスラ師範に会えるようになったうえ、2つ目の「死のかけら」も同ダンジョンで入手可能になっているので洞窟寺院跡をクリアせずに残す必要がなくなった。
骸骨系最強のモンスター。色違いのヤミー、という見た目をしている。
ヤミーと同様で、2回行動も使う。名前は漢字だと「閻魔」と書くのだろうか。
オリジナル版では登場せず、目撃例もない。
リマスター版では『暗闇の迷宮』最終階層のボスキャラ、いわゆる裏ボスとして登場。色違いどころかHPが超強化されたヤミーとして「アビス真四魔貴族やラスボスといい勝負の強さ」とも評判。
体当たりとネット、骨砕きの見切りを用意しても苦戦は必至。
獣系最強のモンスター。エンディングで、少年の繰り出す大剣技・地ずり残月を喰らっている姿を確認できるのみでゲーム中では会えない。
「霧の水環」というレアなアクセサリーを稀にドロップするほか、トウテツと遭遇する事でピドナの工房の開発メニューに「トウテツパターン」を開放する条件にもなっているが、ゲーム中では遭遇はほぼ不可能だったのでどちらのアイテムも実質的に没データとなっている。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第2階層のボスキャラとして出現する。2回行動持ち。道中では出現しないので、霧の水環が欲しい場合チャンスは一度きりである。
また、ここをクリアする事でピドナの工房でトウテツパターンの開発も可能になった。
なお、オリジナル版は絶対に遭遇出来ないが実は発売前に配布されたサンプルROMでなら遭遇することも可能である。詳細は後述の関連動画を参照。
獣人系最強のモンスター。金色のドビー。ツヴァイクトーナメント以外に戦える場所はまず無い。
弓矢の攻撃が多いのでワンダーバングルがあれば大半の攻撃を封殺できる。
種族最強の敵にしては、HPが意外に低い。(同種族の実質最強モンスターである、オーガロードの半分程度)
レアアイテム「ドビーの弓」をドロップするのは、ドビーかマスタードビーのいずれかのみ。
リマスター版では『暗闇の迷宮』道中にも出現するが、SFC版同様でツヴァイクトーナメントでも会える。
魚系最強の敵。イルカに乗った戦士、の姿をしておりダブルアタックも繰り出す。
ユーステルムの街でウォードの依頼を受けた時にだけ行ける、氷湖にて目撃例がある。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第4階層の道中にて死海魚と一緒に出現する。
植物系最強の敵。オリジナル版では上述のヤマ同様でエンディングにもどこにも登場せず、目撃例は無い。
見た目や行動は精霊っぽいが、植物系なので斧技の大木断やマキ割ダイナミックが特効。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第1階層のボスキャラとして出現する。ゲーム中でも妖精系のシンボルで登場するので間違いやすいが、斧使いのキャラがいるならぜひ植物系の弱点を突くと良い。
水棲系最強の敵。「練磨の書」では昆虫系最強の敵、と紹介されているがおそらくは誤り。でも「ビートルの色違いだと思っていると痛い目に遭う」という話は誤りではない。
最果ての島の、滝の洞窟にて玄竜と共に目撃例がある。
水心の爪、水鏡の盾、などドロップアイテムが充実している敵だが、玄竜などのお供として、しか基本的に出現しないので遭遇自体が稀なケースである。会えるだけまだマシかもしれないが。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第4階層の道中で玄竜と一緒に出現する。水鏡の盾をはじめドロップアイテムを狙うなら催眠と凝視の見切りが欲しいところ。
蛇系最強の敵。エンディングの最後で、合成術・クリムゾンフレアを喰らっている姿を確認できるのみ。
見た目は翼をもつドラゴンパンジーだが、見た目の通りヒドラ革もドロップする。
2回行動持ち。見た目は蛇だがなんと「誘惑」で女性キャラを魅了してくることもある。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第4階層のボスキャラとして出現。毒と音波に耐性のある防具が欲しい。
有翼系最強の敵。こちらも上述の蒼天女と同様で、オリジナル版では目撃例が無い。
見た目はグリフォンのような鳥系だが、実は龍系。
リマスター版では『暗闇の迷宮』第3階層のボスキャラとして出現。
毒と狂化に耐性が無いので、槍技「ミヅチ」や弓技「挑発撃ち」があれば有利に戦える。
亡霊系最強の敵スタンド使い。ラストダンジョンである黄京城の固定敵として登場する以外には、死者の井戸やレオニード城で稀に目撃例がある。
本作で1、2を争うほどのレアアイテム「降魔の剣」を稀にドロップするが、入手は凄まじく困難。(無刀取りでも奪えない)
リマスター版では『暗闇の迷宮』第3階層の道中で仁王、観音と一緒に出現する。
妖精系最強の敵。こちらもエンディングムービーにも登場せず、目撃例もない。
「スフィンクスリドル」は味方1人を気絶させるスフィンクス専用の固有技であり、見切りも可能だが、見切り技をコンプリートしたい人にも存在すら知られていないであろう幻の見切り技である。王家の指輪など即死耐性の防具を装備したキャラと、女性キャラには無効。
なお技名の「リドル(riddle)」とは英語で「なぞなぞ」のこと。
リマスター版では『暗闇の迷宮』入り口を守る門番として登場する。見切り技をコンプリートしたい場合は、チャンスは一度きりだが見切り極意以前にそもそも見切るのがかなり困難を極める。
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最終更新:2025/01/09(木) 20:00
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