皇帝(FF2)とは (コウテイとは) [単語記事]

皇帝(FF2)とは

である。

概要

FF2

パラメキア帝国の皇帝であり、戦乱を引き起こした元凶であり、また、ファイナルファンタジーIIのラスボスである。
世界征服をもくろむ悪の帝国の親玉という、わかりやすい悪役。
一応人間だと思われるが、モンスターを操ったり、巨大な竜巻を作り出したりと、かなりの魔力を持つ。

一度はフリオニールらに倒されるものの、地獄でパワーを得て甦り、再び現世に君臨しようとする。

なお地獄から甦った皇帝は、天野喜孝原画では全身像があるが、FC版のドット絵では上半身のみである。
ちなみにFF2のブラッドソードは特別なダメージ計算式をしてるため、条件次第ではブラッドソードで瞬殺することも可能。

こうてい「この　わたしが　やられるとは・・・・

しんじられ・・・・ん・・・・２どまでも・・おまえに・・・・

・・おまえは　いった・・い　な・・にもの・・・・

ウボァー

この断末魔「ウボァー」が各所でネタにされていくこととなる。

FF2 夢魔の迷宮

ノベライズである本作では「マティウス」という名前が付けられていた。著者は原作シナリオも担当している寺田憲史氏。
出番は少なく、登場するのは後半。印象も薄い。ウボァーも言わない。

皇帝に即位した直後、封印から解き放たれた悪魔(悪意の集合体)に憑りつかれ、理由なき外征に乗り出した。
皇帝の生母・アイルに憑依する事から始まった「悪魔」は周囲に悪意を伝染・増幅させてゆく。その結果帝国の暴走やレオンハルトの乱心が引き起こされ、フィン、カシュオーン、ミシディア、世界各地へ戦火は広がっていった。

作中ではパラメキア帝国の武闘会にて、帝国に潜入したフリオニール達の前に姿を見せた。捕虜となっていたヒルダを優勝者への賞品とし、特別席から悠然と武闘会を眺めるに留まっている。
満身創痍で決勝まで勝ち進んだフリオニールの対戦相手となったボーゲン伯爵に、あらゆるものを腐敗させる魔法（ゲーム的にはクラウダと思われる）の使用を許可。地形を変えるほどの威力を誇る魔法を躱しつつ、フリオニールは客席に紛れ込んでいたマリアとガイに遠吠えで合図を送り、矢で攻撃させて皇帝が張り巡らせていた防御を弱める事に成功する。
直後に逆上したボーゲンが放った魔法が射線上の皇帝を直撃、絶叫と共に腐敗して膨張・破裂を繰り返す肉塊に成り果てるという末路を迎える。しかし皇帝の中に宿った悪魔が正体を現し、現場は大混乱に陥るのだった。