BioShock Infinite(バイオショック インフィニット)とは、Irrational GamesがXbox 360・PlayStation 3 ・Windows用に開発したにファーストパーソンシューティングであり、bioshockシリーズの正当な後継作である。
これまでのシリーズが海底都市・ラプチャーを舞台にしていたのに対し、本作では1912年の空中都市・コロンビアを舞台にしている。暗く澱み荒廃していたラプチャーから一転して、人々の生活観と開放感溢れる空間が広がっているが、そこはBioShockシリーズ。産業革命時代の資本者と労働者の対立、宗教を盾にした白人絶対主義などあちらの国で題材にしたら色々とヤバイテーマをこれでもかと詰め込んである。
日本語版のローカライズが実に手が込んでおり、この手の作品では珍しく吹き替え声優のインタビュー動画まであるほど。2はどうしてこうならなかった。
Bring us the girl, and wipe away the debt.
「娘を連れてくれば、借金は帳消しだ」
1800年代後半、アメリカ合衆国政府によって空飛ぶ世界博覧会の会場として建設された街・コロンビア。
アメリカの偉業を世界に知らしめるため、預言者ザッカリー・ヘイル・カムストックの指導の元世界各地を飛び回る裏で密かに多数の兵器が製造・搭載されていた。
その後、義和団事件での武力介入をきっかけに合衆国政府とコロンビアは対立。 カムストックは合衆国からの離反を告げ、コロンビアは空の彼方へと消え去ってしまう…。
―そして、1912年。私立探偵ブッカー・デュイットは多額の借金の返済と引き換えにコロンビアに幽閉された少女・エリザベスの 救出依頼を引き受けコロンビアを訪れる。
ブッカー・デュイット(Booker DeWitt) 吹き替え:藤原啓治
本作の主人公。酒とギャンブルがらみで多額の借金を背負っており、今回の依頼を引き受けた。
元ピンカートン探偵社所属、ウーンデッド・ニーの虐殺に参加など色々ときな臭い経歴の持ち主。
エリザベス (Elizabeth) 吹き替え:沢城みゆき
本作のヒロイン。幼少の頃からコロンビアに幽閉されている少女(20歳前後)。
コロンビア中に存在する平行世界への裂け目「ティア」を開閉する能力を持つ。
COOPキャラとしては
・無敵
・時々アイテム拾ってくれる
・ツールを使って鍵を解錠
・ティアを使いオブジェクトを生成して戦闘を有利に
・かわいい
と、使い勝手良し・こちらの妨害にならないと非常にいい塩梅である。
ザッカリー・ヘイル・カムストック (Zachary Hale Comstock) 吹き替え:菅生隆之
市民から預言者と称される、コロンビアの指導者。
その思想はアメリカ例外主義の極みとも言うべきもので、もはや新興宗教の域。
ロザリンド・ルーテス (Rosalind Lutece)
ロバート・ルーテス (Robert Lutece)
ブッカーの行く先々で唐突に現れ、変な助言を与えては消える謎の双子。
妹・ロザリンドは量子力学の研究者で、コロンビアの様々な技術の開発を行っていたが突如失踪したらしい…。
二人の独特な言動は必見。
掲示板
159 ななしのよっしん
2021/07/17(土) 17:42:10 ID: YAA1g6t8rx
コレクション買って1からやり通したけど雰囲気と魅力の1、ゲーム性の2、ストーリーのinfって印象
2からノーマルでも攻撃がだいぶ痛かったけど、infは正確無比な上にわらわら敵が出てきてかなりきつかったなあ
あと建築物が現実的になったせいか観光感が薄れたのも残念
今DLC1の途中だけど、EDでブッカーが沈むところって直前にカムストックが生まれる前に始末するって言ってるけど、扉開けたら神父→どっちでもある、ってことは実際には洗礼を受けてカムストックの名を貰った後に死んでるのかね?
それならブッカーが洗礼から逃げるルートも消滅しないし、コロンビアもできないからエリザベスも消える(アンナが消えない限り、エリザベスも消えないのかもしれんけど)で、EDのシーンに繋がるのかなと思ったんだけど
160 ななしのよっしん
2022/11/08(火) 21:21:34 ID: LNz2oim/dV
カムストックが別次元の自分の娘であるアンナを奪う野望を潰すのに、洗礼=溺死でカムストックが誕生しないことを確定させる必要があったから名前貰うタイミングは関係ない。
ラストで他のブッカーも灯台に辿り着いてる姿が見えたあたり「洗礼から逃げたブッカー」は本編と似た旅路を経て、預言者カムストックが生まれる洗礼を潰すための犠牲になる運命だと思っていい。
洗礼から逃げたブッカーは過去の罪と向き合えないまま荒れた生活の中で娘を売った罪人として生きるしかなく、おそらく罪悪感から逃れるために洗礼を受けようとした時点で贖罪に身を捧げるループになる。
ただ、洗礼を考えずに罪と向き合おうとしながら生きている世界も存在するわけで、
贖罪の旅を果たしたブッカーのおかげでEDラストの家には誰も訪ねて来ないし、そのデュイット親子は新しい時を刻めるから実はハッピーエンド。
なおDLC
161 ななしのよっしん
2022/11/30(水) 02:21:36 ID: L9AsxvKXO9
アメリカ史というか人間の歴史に対しての延々に続く罪と罰がテーマなのだろうが
ブッカ―はアメリカや宗教そのものの暗喩的な存在なんだろう
物語の表現方法としては規模の小さい火の鳥みたいな話だったなと
∞の平行世界の表現も火の鳥であったなと規模はもっと大きかったが
このゲームとてつもなく面白くはあるんだけども
ゲームとしての範囲内でまとめるには無理があるテーマでもある
やはりこの手のテーマは小説なり漫画なり膨大なキャパシティをもった媒体でないと難しい
映画でもほぼ不可能だろう2001年宇宙の旅ぐらい集約すれば可能ではあるが
結局この手のテーマの創作物はターンAまでのガンダムサーガ然り
ゲームとしてはクロノクロス等も然り
すべからく火の鳥に行きつくんだなってのが感想だ
多分そんな風に思うのも手塚治虫知ってる日本人だけかもしれんが
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最終更新:2024/11/30(土) 19:00
最終更新:2024/11/30(土) 19:00
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