SCP-1000とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
| SCP-1000 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter |
| 収容場所 | N/A |
| 著者 | thedeadlymoose |
| 作成日 | 2011年8月3日 |
| タグ | 1000 人間型 夜闇の子ら 未収容 歴史 生命 知性種族 自我 蛇の手 |
| リンク | SCP-1000
|
| SCPテンプレート | |
SCP-1000は、夜行性の雑食性類人猿で、全長は1.5-3mに及ぶ。体重も90-270kgと大きめ。毛並みは灰色・茶色・黒・赤が多いが時々白もいる。優れた視力とはっきりした眼窩上隆起を持っていて、ゴリラに似た矢状稜(頭頂部の骨に見られる隆起)を持っている。ただしゴリラとは異なり、オス・メスともにこの特性を有する。知性はチンパンジーの平均に近い。
SCP-1000はホモ・サピエンスとともに進化し、10000-15000年前までは原人や人類とともに共存していたのだが、ある時1-5%までに種族総数を減らしてしまった。これは、SCP-1000-f1に指定される擬似疾患に感染してしまったからである。このSCP-1000-f1に罹ると、その罹患者を見たヒト科生物(ヒト、チンパンジー、ボノボ、そして免疫のないSCP-1000)は最小2%の確率で永久に脳が停止する。そして見続けるうちに即死率が1%ずつ上昇していく。個体ごとにばらつきがあり、酷いと90%の死亡率を叩き出す。SCP-1000自身はこれによって絶滅寸前にまで追いやられたが、流石に免疫を獲得したようで、大半の個体はちゃんと免疫を持って産まれてくる(むろん持たない個体も稀に産まれるが、当然生きてはいけない。)。SCP-1000が人間の近縁種に当たることから、SCP-1000-f1は人間をキャリアにする可能性もあり、通常SCP-1000に対する人間の接触は好ましくはない。幸いにもSCP-1000サイドが人間との接触を避けているようにも見える。なお現在SCP-1000の絶滅は不可能。
SCP-1000の個体群密度が高いのは北米の太平洋岸北西部と、アジアのヒマラヤ山脈だが、別に他のところにも住んでいる。15世紀には蛇の手の追放者を名乗る『太陽の子ら(the Children of the Sun)』よりSCP-1000の情報を得た。現在太陽の子らは情報提供を渋ったため財団により解体されており、彼らの一部は財団のメンバーとして活動している。
かつては処置516-Luminaなる対処を行いSCP-1000の封じ込めを行っていたが、現在は非常時を除き行わないことになっている。これはSCP-1000が処置516-Luminaに耐性を得てしまったからであるようだ。
「サスカッチがSCPだって知ってたか?次はバットボーイでも捕獲するんじゃない?」
SCP-1000 - SCP財団
より,2022/06/04閲覧
SCP-1000
Bigfoot
SCP-1000とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
| SCP-1000 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter |
| 収容場所 | N/A |
| 著者 | thedeadlymoose |
| 作成日 | 2011年8月3日 |
| タグ | 1000 人間型 夜闇の子ら 未収容 歴史 生命 知性種族 自我 蛇の手 |
| リンク | SCP-1000
|
| SCPテンプレート | |
SCP-1000は俗にいうビッグフットである。ただし、ビッグフットという呼称は財団命名によるもので、かつてはサスカッチと呼ばれていた。
ビッグフットといえばひょうきんな漫画の存在にも思える。いいとこUMAとして話のタネになるかならないかくらいのところだろう。財団が普段収容しているバケモノと比べれば、あまりにゆかいであまりに滑稽であるようにも思える。別にそう思ったとしても、なんならそれを表明してもジョーンズ局長は咎めたり、懲戒したりはしないようだ[1]。なぜなら、そもそも財団が「そう思わせる」ためにたくさんの金と労力をつぎ込んできたからである。ハリウッドのコメディや馬鹿げたドキュメンタリーの制作費、ゴリラ・スーツを着用した男に金を払い、熊の足跡と羊の毛ででっちあげを捏造し、カートゥーン製作者を買収・洗脳してまでひょうきんな様子を描かせてきた。すべてはSCP-1000というものを仮に見つけても、真に受けないようにである。
ついでにいえば、最初の記述も殆どがウソ。SCP-1000の間に奇妙な擬似疾患なんて存在しない。そんな魔法じみた死のオーラなんてまとってはいない。SCP-1000はあくまで普通の類人猿である。……知能が人間並みということを除けば、だが。
SCP-1000は、あくまで当初は夜行性の同胞種であった。しかし太陽のもとに生きる我々が流離いの狩猟民族でしかなかったころ、SCP-1000たちは動物と植物を組み合わせて独自の科学技術を産み出した。彼らは農業・家畜・定住集落を作り、有機テクノロジーで我々が列車や飛行機と呼べるような移動手段を作り、携帯電話やテレビ、コンピュータ、原子爆弾などに相当する技術を産み出して、何百億の人口を有し、この地球を支配していた。そして互いに接触しないように過ごしてきた人類とSCP-1000たちであったが、ある日、人類はSCP-1000の技術を手に入れた。そして人類はSCP-1000を地球上から駆逐せんとした。これを『花の日 (the Day of Flowers)』と呼ぶ。
人類は、SCP-1000の7割以上を滅ぼし、残りはその技術を利用してその知能を奪うことにした。おそらく、全頭を根絶するのは不可能と悟り、人類を新たな支配種とするための障害になり得る生き残りについてもリスクを減らそうとしたのかもしれない。そして地球上の支配種は夜闇の子らではなくなり、太陽の子ら、つまり現生人類となった。SK-クラス:支配シフトシナリオである。
そして現代に至る。SCP-1000は着実に、かつての知能を取り戻しつつある。SCP-1000は人間に接触を試み始めている。「ビッグフットの目撃例」が増加している。SCP-1000が現生人類をどう見ているのか不明である。SCP-1000の何体かは財団とも接触し、拙い英語を繰り意味深なメッセージを残してさえいる。
ゆるすよ;
いまはえらべる、ずっとはまたない;
やりなおそう
SCP-1000 - SCP財団
より,2022/06/04閲覧
彼らが真に知能を取り戻したとき、彼らは人類に何をするのだろう?
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
/ 邦訳版
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/20(土) 23:00
最終更新:2025/12/20(土) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。