ジュルメ 単語

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ジュルメ

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ジュルメとはファイアーエムブレム 烈火の剣に登場するアサシンであり、『(笑)』の先駆者である。

概要

「ひゃはっ! グチャグチャにしてやるぜ!」

物語中盤、25(26)章「闇の」でボスとして登場。この章は条件分岐が存在し、そのうちの片方で敵将を務める。言動は快楽殺人者そのもので、自分こそ「黒い牙最強暗殺者であると自負している。

クラスアサシン」は必殺率の50%確率で発動して相手を即死させる『殺』スキルを持っており、敵軍初登場となるこのスキルプレイヤーを苦しめる強敵になる……はずだったのだが……

「ぎぐあっ・・・! が・・・うそだ・・・」

その1

しかし武器魔法の【ひかり】であった。このでの間接攻撃は魔法攻撃と同じ扱いになり、さらに絶対に必殺を出さない(必殺率が0になる)仕様であった。直接攻撃では一応『殺』は発動するのだが、ジュルメ本人の上そもそも滅多に発動しない。加えて、CPUは間接攻撃が行えるように動くので尚更発動しない。このため恐怖スキル殺』が発動せず、逆に魔防が高いユニットで戦えば楽に勝ててしまう。

その2

終章で復活した上、高パラメータになって登場。今度こそ強敵か? と思われたが懲りずに魔法ルーンソード】を武器として持ってきた。このは直接と間接攻撃の両方が魔法攻撃扱いなので今度こそ「絶対に」必殺が出ず、更に【ひかり】よりも重い仕様であった(ルーンソードが11でひかりが9)。殺に加えて速さという長所まで損なっており、尚更どうしようもなくなっていた。

ネタになった理由

 前述の要素だけでも既にネタキャラであったジュルメだが、他にも理由があった。

同じ武器を持った強敵がいた

ジュルメが所属する暗殺組織「黒い牙」の四天王的存在である「四牙」にロイドソードマスター)とライナス(勇者)の兄弟がおり
分岐がある章でそれぞれボスとして登場し、残ったほうが復讐のために後の章でルーンソードを持って登場する。
(関連動画にあるのはライナスを先に倒した場合のロイド)どちらが現れた場合でも烈火の剣を誇る恐るべきボスである上、持ち物のパビスの守りのせいで味方の必殺を効化してくる。
ロイドの場合ジュルメ同様クラス特性(必殺ボーナス)を駄にしているが、元々強い分ルーンソードによる反撃と追加効果HP吸収を生かすことができ、決して残念なだけなどといった印は与えさせなかった。

同じクラスの強敵がいた

四牙にはジャファルというアサシンがおり、ストーリー上では冷酷な暗殺者としてレイラ黒い牙に潜入していたスパイで、味方ユニットマシュー人)を先の「殺」で殺している。
その後紆余曲折あって組織を裏切り仲間になるが、この際もキルソードを持っており存分に「殺」を活用している。
仲間になった際も即戦になる強さであるなどアサシン殺の強さをこれでもかと見せ付けるため
ジュルメの性の生かしきれなさがさらに引き立つ結果となってしまった。

終章の敵の強さ

終章ではそれまでに戦ったボスと再び戦う。ジュルメのパラメータも上昇してはいるのだが、他のボスのパラメータも総じてカンスト付近まで上がっている上、Sランク相当の悪な武器を持参してくる。特に先にあげたソードマスターロイド勇者ライナスは元々最強の部類なのに二回りぐらいパワーアップしており、今度は魔法ではない最強武器を持参し、しかも兄弟支援Aがついているという恐ろしい性を誇っており(関連動画の右参照)、多くのプレイヤーに凄まじい恐怖を与えた。

そんな中、大して強くない上に魔法を持参するジュルメは難なく倒せるボスであったため、再び雑魚と見なされてしまった。

また、分岐ステージで登場する都合上、強いとか弱いとか以前に「こいつ誰?」となる可性が結構あるのも痛いところである。
さらに都合が悪いことに、分岐で戦うもう一方のボスのケネスは、ジュルメと同等のを持ちつつ強魔法を引っ提げてエリウッドたちの前に立ちはだかるため、多くのプレイヤーからかなりの強敵という印が付けられている。
終章では神将器アーリアルと並ぶ最強魔法魔道書であるルーチェを持って登場するというインパクトのデカさもあり、ますますジュルメが立ちにくいという結果となってしまった。

その後

これらの理由からジュルメは烈火の剣クリアしたユーザーから『(笑)』『キルソード(必殺率30%)を持っていれば強敵だった』『スルメ』などと底的にネタにされてしまった。
ジュルメの反省を受けてか烈火の剣以降アサシンボスは長らく登場せず、ifで同系統の忍者ボスになった際も即死系のスキルを装備していない。
また、武器に関しても敵専用の投擲武器を用意するなどの対応がなされている。

 
また、アサシン及び『殺』スキル自体は味方用に烈火の剣以降の作品でも登場しており、で明暗が分かれた。
殺ほうは暁の女神エスオン盗賊最上級職)の義になったが、HPを1にするという効果に変更され『(笑)』を生む原因になった(関連項目サザ参照)。一方アサシンのほうは暁の女神で驚異的な性アサシンが登場し、敵を即死させる義『滅殺』を保持している。

そのさらに後、アサシンが『覚醒』で再登場した際も、上記の事情を気にしてかスキル名が『滅殺』のほうが採用され、『殺』を使用するアサシン烈火の剣のみとなった。

とまぁ散々言われているが…

実際のジュルメは「武器以外は」かなり強い。ステータスも前述のロイド等とべても遜色い。さらに無条件で自分から移動してきて攻撃を行ってくる稼働タイプボスであり、解除式のの中に隠れており開けるまで存在に気づけない(さらに解除からかなり近い位置にいる)。
もしこれでキルソードでも持っていようものならを開けたユニットが1人おしかねない烈火の剣におけるみんなのトラウマ筆頭となっていたことだろう。
そう考えると魔法を持たされたのはバランス調整のためだと考えられる。まぁそのおかげで上記のネタキャラっぷりなのだが…後のボルトアクス将軍の走りと言えるかもしれない。

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