ソヴリンティ(Sovereignty)は、2022年生まれのアメリカ合衆国の競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2024年:ストリートセンスステークス(GⅢ)
2025年:ケンタッキーダービー(GⅠ)、ベルモントステークス(GⅠ)、トラヴァーズステークス(GⅠ)、ファウンテンオブユースステークス(GⅡ)、ジムダンディステークス(GⅡ)
父Into Mischief、母Crowned、母の父Bernardiniという血統。
父は2歳時にGⅠを制するも故障によってクラシック戦線を走れず仕舞いに終わって馬。しかし、種牡馬としては成功を収めて、AuthenticやLife Is Goodを始めとした名馬を多数輩出しており、入れ替わりの激しい北米リーディングサイアーに君臨し続けている。
母の父はプリークネスステークス・トラヴァーズステークス・ジョッキークラブゴールドカップを圧勝した名馬。諸牡馬としてもBobanやStay Thirstyなどといった活躍馬を輩出した。
2022年2月22日にアメリカ合衆国にて誕生。生産者・馬主は世界的に活動しているゴドルフィン。調教師は数々の名馬を手掛けて現役ながらアメリカ競馬の殿堂入りを果たしたウィリアム・モットとなった。
8月下旬にサラトガ競馬場の未勝利戦でジュニオール・アルバラードを鞍上に迎えてデビューするも4着。続いて出走した9月末のアケダクト競馬場で行われた未勝利戦も2着に敗れた。
陣営が次走に選んだのはグレード競走のストリーセンスステークス。未勝利馬が重賞に出れるかと思う競馬ファンもいるだろうが、アメリカではそれなりにある。というか日本でも一部重賞では出走可能である。
レースは最後方付近からの競馬となり、最終コーナーで大外に持ち出して直線に進入。内側で追われる馬を横目に一気に突き抜けて5馬身差の圧勝。見事グレード競走で初勝利を挙げた。
3歳初戦は3月初めのファウンテンオブユースステークスでここでは3番人気の支持を集めた。ここでも最後方付近から競馬を進めるととなり、コーナーのところで捲って直線に進入。先行勢らを外から追い詰めて最後はクビ差で差し切り、年を跨いでグレード競走連勝とした。
その後はフロリダーダービーに1番人気で出走。前のTappan Streetをマークしながらの競馬で、直線で末脚を繰り出すも追いつけずに2着に敗れた。
そしてアメリカ競馬の祭典であるケンタッキーダービーに出走。出走馬には4連勝でサンタアニタダービーを制したJournalismに、アーカンソーダービーを完勝したSandman、ブルーグラスステークスを制したBurnham Squareなどが参戦。日本からはUAEダービーを逃げ切ったアドマイヤデイトナやオープン連勝を含む4連勝でここに臨むルクソールカフェの2頭が出走した。オッズはJRAのオッズで3番人気の支持を受けた。
水が浮く不良馬場の中で発馬すると中団後方付近での位置取っての追走。第3コーナーのところから進出を開始して先行勢のところまで押し上げて直線へ。Journalismの叩き合いとなるもこれを競り落として抜け出して1馬身半差の完勝でG1初制覇。『スポーツの中で最も偉大な2分間』を制してダービー馬へと輝いた。
馬主のゴドルフィンはケンタッキーダービー初制覇であり、前日のケンタッキーオークスもGood Cheerで制しているためダブル制覇となった。また、イギリスの2000ギニーステークスもRuling Court、その後の1000ギニーもDesert flowerで制していることから同じ週にクラシック競走を4勝という快挙を果たした。
この後は二冠目のプリークネスステークスは回避し、三冠目のベルモントステークスで二冠に挑み、中団から一気に差し切り達成。その後、ジムダンディステークスを1馬身差で勝利すると、トラヴァーズステークスへ向かい、圧巻の10馬身差の圧勝を果たす。秋のブリーダーズカップ・クラシック制覇や早期種牡馬入りの為にも、より大きな勲章を得ておきたい所である。
だが、そのブリーダーズカップ・クラシックは熱発のため出走取消となった。
| Into Mischief 2005 鹿毛 |
Harlan's Holiday 1999 鹿毛 |
Harlan | Storm Cat |
| Country Romance | |||
| Christmas in Aiken | Affirmed | ||
| Dowager | |||
| Leslie's Lady 1996 鹿毛 |
Tricky Creek | Clever Trick | |
| Battle Creek Girl | |||
| Crystal Lady | Stop the Music | ||
| One Last Bird | |||
| Crowned 2013 黒鹿毛 FNo.9-f |
Bernardini 2003 鹿毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew |
| Weekend Surprise | |||
| Cara Rafaela | Quiet American | ||
| Oil Fable | |||
| Mushka 2005 黒鹿毛 |
*エンパイアメーカー | Unbridled | |
| Toussaud | |||
| Sluice | Seeking the Gold | ||
| Lakeway |
クロス:Seattle Slew 4×5(9.38%)、Fappiano 5×5(6.25%)
掲示板
20 ななしのよっしん
2025/11/12(水) 12:27:34 ID: S7dqn7mvmb
もし現役続行ならゴドルフィンにとっては久々のドバイワールドカップ有力馬になるかもな
サウジカップ来てくれるなら言うことないが……
(まあどこまで期待できるのやら)
21 ななしのよっしん
2025/11/12(水) 19:18:03 ID: zWmHLMLjmj
回避してなければエバヤンがBC勝つこともなかったと思うと巡り合わせだな
22 ななしのよっしん
2025/12/10(水) 10:43:45 ID: S7dqn7mvmb
去就がなかなか決まらないな
まあ冬のうちは時間が止まっているようなものだから急ぐ必要は全く無いのだが
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最終更新:2025/12/28(日) 09:00
最終更新:2025/12/28(日) 08:00
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