その昔
「たとえどんな体になっても心に翼があればどこにでも飛んで行ける」
って言った人がいたの
その「心」とは? 今でも色々言われてるけど……
当時 本当にそれを実行に移した人がいたのよ あるガンダムを作ってねェ
そのガンダムの名は……
インレ
イン……レ?
ガンダム・インレ……
ガンダムTR-6[インレ]とは、電撃ホビーマガジン掲載の公式外伝『ADVANCE OF Ζ』に登場するMS/MFである。
なお、インレには以下の意味も含まれる。
1.インレの黒ウサギ - 児童文学『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』に登場する神話上の兎。本機の元ネタ。
2.inre(インレ) - 同人サークル『れいんどっぐ』を前身とするアダルトゲームブランド。
ティターンズの最終兵器「ガンダムTR-6」の最終到達点にして決戦仕様。
大型MS[ファイバーⅡ]と[ダンディライアンⅡ]の二機の侵攻・殲滅形態が合体した弩級MS。
機体の全長(全高)は既に「100m」を超え、グリプス戦役時の機動兵器では破格のサイズを誇る。その様はまるで一種の小規模な移動要塞のようである。
“外惑星への進出と地球圏の盤石な支配”を目的としており、宇宙ステーション「SSD(スターシップダウン)」や専用母艦となるアスワン改等を含めたコスト度外視の運用計画が構築されている。
そもそも元来のTR計画はMSの決戦兵器化プラン、すなわち決戦兵器[インレ]の開発計画でありここまでのTRシリーズ全てが[インレ]に到達する過程で派生した実験機に過ぎない。
電撃ホビーマガジン2015年7月号によると、元々インレの素体として開発された量産機はガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]であるようだ。しかしTR-Sの運用計画を棄却し、機種統合計画を優先したあまり主力量産機のロールアウトがグリプス攻防戦まで遅れ、ティターンズの敗北が決定的になったという。
インレの早期投入が実現していた場合、ティターンズの勝利は確実と言われるほど強大なMSだった。
両陣営が泥沼の戦局に陥ることを恐れた者達は極秘にTR-6の破壊命令を下した。TR-6の実質的な廃棄処分が行われて開発・配備計画は頓挫したかと思われた。しかし、AOZ第3作目「A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ くろうさぎの見た夢」において、計画が再始動していたことが明かされる。
U.C.0091年(シャアの反乱前)。アリシア・ザビを筆頭とする火星ジオン残党「レジオン」は、ティターンズ残党から得た人員と開発データを基に、インレの再建造を進めていた────。
合体後に2機のコア・ユニットはそれぞれ役割を与えられ、インレの下半身を構成するダンディライアンⅡ側が機体操舵、上半身のファイバーⅡ側が火器管制を担当する。
なお2機の大型MAのコア・ユニットがハイゼンスレイⅡ・ラーの場合、パイロットは最大6名になる。
戦術の基本となる兵器運用コンセプトはファイバーⅡの「弾道軌道での超音速侵攻」と、ダンディライアンⅡの「大気圏突入能力およびダイダロス・ユニット飛行での単機侵攻制圧」を継承。
合体前の大型モビルアーマー2機の特徴と同じく、弾道軌道での敵地到達後に艦載機を展開、重力下の場合はそのまま飛行し、艦載機との連携と圧倒的な火力を以て速やかに制圧する。
インレの構想を実現させるとなればコア・ユニットのガンダムが2機分必要で、キハールⅡ装備型にガンダムが6機取られるため、艦載機も含めるならば8機分のガンダムタイプを生産する必要がある。
またインレ運用母艦「アスワン改」の画稿等でインレ制式採用の暁には量産(或は少数生産)を視野に入れていたことが判明している。
インレのプランの一つとしてインレ専用の宇宙ステーションを建造し、地球のあらゆる場所にスムーズに展開できるような大規模な配備計画も構築された。果ては本格的な外宇宙への進出の夢すらインレに託していたようだ。
本来、地球圏の守護者として開発されていたはずのTR-6だが、最終的にティターンズのエゴ・狂気すらも内包した構想となってしまった事が伺える。
ダンディライアンⅡとファイバーⅡの機能・武装を扱えるのは勿論のこと拡張性も高い。インレ専用のウェポン・カーゴが用意されていた他、EWACレドーム案や外惑星進出装備、核ミサイル、サイコミュ装備(サイコ・インレ)などまさに狂気と形容するに相応しい専用プランも確認されている。
インレの発展プランはまだ終わりを見せなかった。
開発陣はサイコミュシステムや追加武装を施し、当初の構想ではオールドタイプが扱うはずだったガンダムTR-6を強化人間、ニュータイプ専用機に変更したのである。
追加武装・・・
プラズマリーダー、BC兵器、核弾頭ミサイル、リフレクタービット、ビット、巡航ミサイル、モビルビット(シールド・ブースター型)×4。
一年戦争時ならば南極条約違反のNBC兵器を搭載する案などからも、TR-6の開発プランは次第にティターンズの狂気に染まっていった事が分かる。
インレ頭部ユニットをサイコミュ搭載型に換装し、複雑な火器管制をサイコミュを介した思考制御で行う。
搭乗者は自ずとNTか強化人間に限られ、当初の非NTが扱う量産機というコンセプトに反するのは言うまでもない。
ちなみにサイコミュ案だとTR-6用の主兵装「コンポジット・シールド・ブースター」は一部をサイコミュ受信装置に換装しており、モビルビットモード時に無線遠隔操が出来る。
機体は禍々しい姿へと変貌し、一般的な「ガンダム」からも大きく逸脱している。
複雑な構造と巨大さゆえに立体化は極めて困難であったが、ホビーマガジン2014年9月号、AOZ3にて重要な枠割を占めるであろう[インレ]の初となる立体化プロジェクトが始動した。
電撃ホビーマガジン休刊後は不透明だが、電撃ホビーweb上でAOZの企画自体を引き継いでいる。
PS4/vita用ゲーム『Gジェネレーション ジェネシス』においてDLCで遂に本格的に参戦。
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最終更新:2024/05/04(土) 19:00
最終更新:2024/05/04(土) 19:00
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