HAL研究所とは (ハルケンキュウショとは) [単語記事]

株式会社ハル研究所（HAL研究所、HAL Laboratory, Inc.）とは、東京都千代田区に本社を置く日本のゲームソフト開発会社である。愛称は「ハル研」。法人番号8010001026663

代表作は『星のカービィ』シリーズ、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなど。

トレードマークは「いぬたまご」である。

概要

株式会社HAL研究所
山梨開発センター

主に任天堂のゲーム機（ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、Wiiシリーズ、ニンテンドーDSシリーズ）向けのソフトを提供する。

1980年創業。当初はPC周辺機器を主に開発しており、任天堂との取引が早い段階からあり、任天堂レーベルでのファミコンソフト開発を手掛けている。
その後、ファミコンやMSXでも自社ブランドでいくつかゲームを制作し、高い技術力が業界内で知れ渡っていたが、売上は芳しくなくバブル時代の不動産投資に失敗、1992年に和議申請している。
その際会社をPC関連事業 (ハル・コーポレーション、2002年解散) とゲームソフト開発に分割し、ゲームソフト開発会社の方がハル研として現在も存続している。現在も東京の本社と共に山梨に開発センターがあり（右の写真）

なお、四代目任天堂社長の故・岩田聡は元社長（1993～99年まで）、『星のカービィ』の生みの親である現・有限会社ソラ代表・桜井政博もハル研の出身である（1989～2003年）。

ちなみに、読みは「はるけんきゅうじょ」ではなく「はるけんきゅうしょ」。