エレクトロニックアーツ
Electronic Arts (エレクトロニック・アーツ, EA) とは、アメリカのゲーム開発・販売会社である。
当初はPCゲーム専門のパプリッシャー(販売会社)であったが、80年代後半になると自社開発を始め、90年代になると映画制作に使われるスタジオ形式を模した開発方式を導入する事で優れたゲーム開発者を獲得し、世界規模のゲーム販売会社へと成長した。
近年ではDICEやBiowareなどの多方面のゲーム開発会社を買収して傘下に収め、自社スタジオに加えることで開発力を伸ばしている。
現在では、FPSタイトルBattlefield、Medal of Honor、レースゲームのNeed for Speed(ちなみにEAは2016年までポルシェの版権を所有していた)、アクション系RPGのMassEffect、都市開発シミュレーションのシムシティなど、著名なシリーズを豊富に持つ世界最大級のゲームパブリッシャーである。
また、スポーツ系ゲームに特化した「EA Sports」レーベルを持ち、版権にモノを言わせ、サッカーのFIFAシリーズ、ゴルフのタイガーウッズPGAツアーシリーズ、野球のMVP BASEBALLシリーズ、バスケットボールのNBA LIVEシリーズと言った様々なクオリティの高いスポーツゲームを出している。
しかし、近年オンライン系統で後述のインチキ商法まがいの手に出そうとしたり、DRM(デジタル著作権管理)をめぐりユーザーと対立を起こしたり、ニュース沙汰の不具合(例:シムシティ(2013)など)が発生するなどユーザーの不興を買う企業としても有名であり、2012年・2013年と2年連続で全米一のクソ企業として選出されるなど、不名誉な記録も作っており、日本でも「EA糞」とまで揶揄されたりする(なお、2014年は「Titanfall」のリリースが評価されたのか、3年連続とはならなかった模様[1])。
EAはPC向けのDL販売・管理の独自のプラットフォーム「Origin」を持っており、自社製品を中心に取り扱っている。そのため、昔のように新製品のパッケージ版が店頭で手に入らなくて困るということはない。
元々は2005年にEAダウンローダーとしてサービスを開始したもので、のちに「EA Link」「EA Store」と名称を変え、2011年に現名称「Origin」になった。Originは言わばEA版Steamとも言うべきもので、オンライン認証も兼ねており、一部のタイトルではOriginを介してゲームを起動する必要がある。
かつては他社大手DL販売サイトSteamでEAのタイトルの委託もしていたが、バトルフィールド3以降はSteamから撤退し、自社製Originでの独占タイトルとして取り扱いを始めた。
Originは使い勝手は悪くないのだが、古いソフトが充実していない(昔の名作が遊べない)ほか、セールが少なく、ものによりパッケージ版よりも高いものもある、Steamのようなコミュニティ機能が発達していないなど、当初はSteamで販売していた頃を懐かしむ声もあった。
また、一時はOrigin自体にスパイウェア疑惑が浮上し、公式が釈明する事態にもなった。印象が芳しくない方も多いのではないだろうか。そのためか、最近では古い作品の大幅セールをするようになり、無料でのゲームの配布も行っていたりする。
2019年からは再びValveと提携し、Steam上でもEAのゲームを提供するようになっている[2]。
日本では1990年にビクター音楽産業との合弁でエレクトロニック・アーツ・ビクター(EAビクター)を設立し、メガドライブとスーパーファミコンで多くのタイトルを発表した(代表作「ジーコサッカー」)。次世代機にも参入し、特に3DOで多くのタイトルを発表した。1998年に日本での提携先をスクウェアに乗り換えてエレクトロニック・アーツ・スクウェアを設立するものの、2003年に提携を解消した。
そして、一応「EA Japan」と呼ばれる子会社が誕生したのだが、サイトを見るだけでも一目瞭然、「EA日本公式ファンサイト」とか言われるほどにやる気が無い。よい子のみんなはEA本家や各種ミラーサイトを参考にしよう。ただ、以前は「http://www.eajapan.co.jp/ja-jp/」と専用URLが取得されていたが、現在は「http://www.ea.com/jp」に変更されており、本家サイトの内容をローカライズする形になっている。
また、EA販売でありながらMass Effect 2やDragon Ageのような膨大な量のローカライズが必要なゲームに対しては消極的で、日本語版ではスパイクなど別メーカーから発売されることも多い。
2011年7月にセガと提携。以後EAのブランドを維持したまま流通に関してはセガの持つ販路を利用する形を取る(ベセスダやUbisoftがスクウェア・エニックスの流通を使用しているのと同じ形)。
2019年3月26日に日本のマーケティングおよびパブリッシングのオフィスであるEA Japan を閉鎖することを発表した[3]。EAのゲームの販売や日本語化がなくなる訳ではない。
パッケージ販売からDL販売への過渡期においてはゲームの違法コピーが問題となっており、EA社も違法コピー対策に取り組んでいた。そして対策の結果、「Spore」「Crysis Warhead」「Crysis 2」などいくつかのゲームタイトルにデジタル著作権管理(DRM)が採用され、一定回数以上インストールしようとすると違法コピーとみなされてゲームの起動ができなくなる仕様となった。
このDRMでは、PCの乗り換えやPCの改装などの際にソフトの再インストールをすると容易に規制がかかってしまう。これを解除してもらうには時間が立って解除されるのを待つか(どのくらいの期間かは不明)、サポートセンターに直接英語などで問い合わせなければならない。
このことが発覚したことで、海外でOriginのスパイウェア疑惑と同じく大きく批判を浴び、Amazonの商品レビューに★1が並ぶなど炎上状態となった[4]。
DRM騒動、Originスパイウェア疑惑、そして大きく期待されていた「Mass Effect 3」の不評などが重なり、ユーザーの反感を買ったあげく、2012年には「全米一の糞企業 (Worst Company in America)」という不名誉な称号を得ることになってしまった[5]。
現在ではOriginでのオンライン認証が中心となり、この形式のDRMは廃止されている。
The Simsシリーズでアイテム課金に味をしめたのだろうか、フルプライスでパッケージ販売をしているFPSタイトルに高めの限定版などを作り、マルチプレイで使える限定武器を販売しようとしたことがあった。
しかし、この仕様を導入しようとした「Battlefield Bad Company」は海外で猛烈な批判にあって結局は撤回し、最終的に限定武器を無くして通常のアンロック制にし、限定版は武器の早期アンロックが出来るのみとなった。
掲示板
194ななしのよっしん
2022/12/29(木) 08:48:21 ID: UhYpCS9nRV
195ななしのよっしん
2023/01/06(金) 15:06:28 ID: n0A10ae14j
196ななしのよっしん
2023/01/08(日) 03:11:25 ID: PDgIXe9x17
こんばんは
Titanfall2とStarwars battle front2をプレイしています。正直な所、古いタイトルの物に関してはチーターの温床となっていてまともにプレイも出来ないです。
Apexのアンチチートシステム(笑)もないですからね
EAに問い合わせしても対応すらしない有様。
ほかの方も言ってますが、こいつらチーターとグルなんじゃないかと最近思いますね。
バトルフィールドもコケててApexだけに注力注いでるみたいですけどこの会社大丈夫?といった印象しかないですね。
EAさん、自力でアンチチートシステム作る気あるんですかね?それともライオットゲームズが優秀なだけ?
何れにしてもチートを何とかしないと人口減りますよねこのままだと。
せめてバトルフィールド4みたいに個人サーバー作れるようにしてチーターキック出来るようにして欲しいです。
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最終更新:2023/01/29(日) 12:00
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