バルバトス・ゲーティアとは、PS2のゲーム「テイルズオブデスティニー2」に登場した敵キャラクターである。
若本規夫の強烈なボイスを有効活用した強烈な個性と、その凶悪な戦闘能力から、テイルズオブシリーズ屈指の人気敵キャラクターとしてゲスト出演が多い。
彼の放つ「ぶるああああああああああああああああ!」はあまりにも有名。
彼の右足は万能だとかそうでないとか。
本名:バルバトス・ゲーティア
職業:英雄ストーカー
CV:若本規夫
通称:穴子(CVがサザエさんに登場する穴子さんと同じため)
概要ォォォ!!
「英雄」を過剰に敵視し、その命を付け狙う苛烈で残忍な狂戦士。D2主人公であり、「英雄」を目指して旅をするカイルとは度々遭遇し、作中では三度戦闘になる。
その正体は千年前の大戦「天地戦争」において、初代ソーディアンチームであるディムロスらと共に戦った地上軍の軍人であり、その実力はディムロスと互角であった。だが強者との戦闘を求めるなどの自身の欲求のあまり、敵である天上軍に寝返り、最終的にディムロスに討たれ無念の死を迎える。
英雄であるディムロスと実力伯仲でありながらも己が英雄になれなかった事から、強烈な英雄願望と、英雄への敵視、そして元来の戦闘狂の性格があわさり、その凶悪な人格を形成している。盲目的に英雄を志願する序盤のカイル・デュナミスに対するアンチテーゼの一面も持つ。
演じた若本氏からは「けったいなドン・キホーテ」「超悪漢(スーパー・ピカレスク)」などと評されてる。
なお、ドン・キホーテとはスペイン作家セルバンテスの「ドン・キホーテ」の主人公の事。騎士道物語の読みすぎで現実と空想の区別がつかなくなり、自分が伝説の騎士だという妄想に取り憑かれてしまった人物である。
カイルの夢歴史デスティニー2
その後、約千年の時を経て、ある人物によって蘇生される。その人物の目的と彼の目的(英雄的存在への憎しみと戦闘への欲求)で利害が一致し、その同士として行動開始する。
ロニを人質にとって四英雄の一人スタン・エルロンを殺害した張本人である。(ネタバレのため反転)
そしてストレイライズ大神殿での四英雄フィリア襲撃の際に主人公カイルに会い戦闘。「英雄」を名乗るカイルを圧倒するも辛くも退けられる。その後もカイルの宿敵として何度か相対することになる。
その最初の戦闘では「必敗イベントと思って負けてみたら、『その後カイル達の行方を知る者は誰もいなかった』と言われて絶望したプレイヤーは数知れず。
(ちなみにTOD2の本編中に負けるイベントは一切存在しない)
本編中での戦闘は3回。移植版であるPSP版では隠しダンジョンであるアクアラビリンスにも再登場、合計5戦目まで存在する(バルバトス5は何回でも挑戦可能)。
「狂戦士」として脳筋のイメージが強いキャラクターだが、パーティメンバーでは術が得意な女性キャラしか使えない上級晶術を駆使したり、己の目的に科学的知識を有効活用したり、結構頭脳派な一面も。また基本的に卑怯であり、まともに戦っても強いくせに人質を取ったり罠を仕掛けたりと姑息な手段を好んで使う。それ故に夢歴史では人質に取った位で武器を捨てた英雄に激高して殺害する「正統派戦闘狂」にすらなれずに「勝つのが好きなだけな小物キャラ」になってしまった。
晶術に灼熱のバーンストライク、殺戮のイービルスフィア、絶望のシリングフォールなどなど、独特の枕詞をつけるのが特徴。
PSPの追加要素では、バルバトスがサブノックとダンタリオンを仲間に加えてアクアラビリンスを訪れたカイル達に襲い掛かる。テイルズオブシリーズの中でどこまでも「大人気ない大人達」である。
戦闘能力
防御が固くアーマー持ちのため慣れないと切り崩すことができず、かつ攻撃速度は遅いが高威力の技、ガード不能技、吹き飛ばしやダウン技、広範囲技、状態異常技(毒やマヒ)などを多く所持しているため、攻防共にしっかりとした対策を求められる。
特に物理攻撃力は作中でも屈指の高さを持ち(なんと2、3戦目の攻撃力は隠しボスよりも上)、並みの防御力ではあっという間に戦闘不能にされる。
さらに後衛には威力の高い晶術を使用してくるという、万能な性能を誇っている。
バルバトスの最大の特徴はこちらが特定の行動をとると、対応した晶術で即座にカウンター攻撃をしてくることだろう。
前作エターニアにもシャドウや闘技場クレスなど特定の行動に対してカウンターを行う敵は居たが、バルバトスはカウンターの種類がやたら多く、それも「アイテム使用」などの普通の行動にカウンターを行ってくる。その上、戦うたびに違うカウンターを実装してきて、一回ごとに戦い方を変えなければならない。
D2特有のバトルシステムに慣れてきたところで「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」と言われ、シャドウエッジ→ブラッディクロスのコンボを喰らったあの日は忘れられない、というプレイヤーは後を絶たない。
アイテムを使うな、回復晶術(魔法)を使うな、背後に回るな、後退するな、防御するなと軟弱者には容赦が無く、ゲーム初心者にも容赦がない。
発動にスキはなく、しかも晶術を使うなと言いながら自分が晶術でカウンターしてくる理不尽さには、むせび泣くこと請け合いである。ゴリ押しでは勝ち目が薄く、こちらの取れる行動はかなり限定されてくる。
カウンター対象の行動を取らなければ問題ないし、逆にカウンター対象の行動を敢えて使ってカウンターを誘導するテクニックも知られている。カウンター自体は単なる攻撃魔法なので、高難易度でなければ致命傷となることも稀。実のところ、少しくらいならアイテムを使う余裕はある。
ただし2戦目はまだしも3戦目となるとカウンター以外の行動も脅威的な威力を持っている。三連殺で前衛3人がHP1になり、ようやく追い詰めたところでジェノサイドブレイバーで4人瞬殺されるプレイヤーも後を絶たない。
さらにはバルバトスの行動パターンを利用したガードストライクハメ(行動するためのSPゲージがゼロの状態で行動すると、相手に攻撃や防御をはじかれる状態)や、リメイク版では石化、気絶に特化させたキャラ育成など、彼自身が最高の玩具となってしまうことも。
強敵の多いD2のボスの中でも、シナリオ、戦闘の両面で抜群の存在感を持つのがバルバトスなのである。
テイルズオブシリーズの他の英雄ストーカーについて
テイルズオブシリーズの英雄ストーカーといえば「バルバトス・ゲーティア」があげられるが、彼が登場するよりも前にドラマCDの「テイルズリングアーカイブ」でゲームマスター(安全な場所で様子を見る黒幕)が、ゲームマスターの使徒(駒)をファンタジア、デスティニー、エターニアの世界に送り込んで英雄の命を狙う英雄ストーカーが大量発生していた。奇襲や騙し討ちなどバルバトスに実力も卑劣さもかなり劣るが、ほとんどが卑劣な敵だった。
ゲスト出演
PS2版デスティニーのリメイク版で隠しボスとして登場した。こちらは「正真正銘の狂戦士」としてリメイクされている。
こちらは復活した存在ではなく、死後の怨念として登場しており、ディムロスへの怨念が凝り固まったような存在である。ストーリー的にはスキットで撃破後のスキットでその存在について言及があるのみであるが、その強さは常軌を逸している。ブラストキャリバーのカットインが一番濃いのがこの穴子である。
また、コントローラーを固定したオートレベルアップをしようとすると突然出現して戦闘になる。この際のバルバトスは例えHP0にしても絶対に倒せないので逃げるしかない。…コントローラーを固定しているプレイヤーが逃げられるはずもないが。
その後、ヴェスペリアでは闘技場で歴代ボスに混じって登場。大分カットインが濃くない為、きれいな穴子とか言われる。
またPSP版D2の予約特典である『ピーチグミ編』にも参加しているが、その際には本編の自称・紳士的な性格とは違うギャグキャラクターとしての真髄を発揮し、視聴者を爆笑の渦にぶち込んでいる。
そのあまりの人気ぶりに、ファンの中にはバルバトスがはっちゃけることを「それでこそバルバトス様クオリティ!」と賞賛したり、予約特典を『アナゴグミ編』と呼ぶ者もいる。
外伝作品にもメインキャラのような待遇で登場。なりきりダンジョン3が初登場で、マイソロシリーズにはRM2から、TOVSにも当然のように登場、というか乱入している。
具体例
- 初対面、戦闘開始時にていきなり「一瞬で終わる、耐えぬ方が身のためだ」→破滅のグランバニッシュ(まだ序盤なのに回避が難しい上級晶術。高難度なら即死する)
- (初戦・2戦目で)アイテムを使用する→「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」「屑が!」→シャドウエッジ→追加でブラッディクロス(みんなのトラウマ)
戦闘ランクがマニア以上なら→「軟弱者は消えうせろ!」→断罪のエクセキューション→「貴様の死に場所は・・・ここだ!ここだ!ここだぁぁぁ!!」→具現結晶ルナシェイド(秘奥義。全滅) - リメイク版TODではブラストキャリバー(秘奥義)として即死級(最大値よりも桁外れのダメージ)の技「アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!」を繰り出してくる。
- バーサスではシステムの都合上、「アイテムなぞ拾ってんじゃねぇ!」になった。
- 背後に回る→「俺の背後に、立つんじゃねえ!」→ダッシュして左へ吹っ飛ばすガードブレイク攻撃
しかもリメイク版TODでは「バック・スナイパー」と即死級の技にまで強化。勿論ボイスは「俺の背後に立つんじゃねえぇい!!!」 - 初戦にて戦闘ランクマニア以上だと「貴様の死に場所は!ここだぁ!」→クレイジーコメット(体力は1残るが超ダメージの隕石連発。しかもコンボ可)
- 初戦にて戦闘ランクがハード以上でガードする、または一定距離をとる→「縮こまってんじゃねえ!」→灼熱のバーンストライク
ある程度バルバトスのHPが減ると殺戮のイービルスフィアへと変化
また戦闘ランクがマニア以上の時に後ろへ下がると→「男に後退の二文字はねえ!」→絶望のシリングフォール - 3戦目で回復晶術を使う→「回復晶術だと?貧弱すぎるわ!」→断罪のエクセキューション
- 同じく3戦目、バルバトス体力50%以下時に攻撃晶術を使う→「術に頼るかザコどもが!」「屑が!」→エアプレッシャー→追加でシリングフォール(術系キャラがお荷物に。これをやられてジリ貧で負けるパターンは多いが、これを利用してTPを減らす戦法もよく使われる)
- ハード時にバルバトスの体力をさらに減らして晶術使用→「いつまで術に頼るかぁっ!」「屑が!」→ネガティブゲイト→追加でイービルスフィア(ほぼTPやSPを消費しないのでジリ貧)
- 3戦目にてHPが25%減るごとに計3回「死ぬかぁ!」→轟炎斬→「消えるかぁ!」→斬空断→「土下座してでも生き延びるのかぁ!」→裂砕断と『奥義・三連殺』を使用。まともに喰らうとHP1&ダウン確定。
- 同じく3戦目にて体力が減ると「微塵に砕けろぉ!」ジェノサイドブレイバー(速攻で撃ってくる広範囲ビーム攻撃。回避・防御しないと甚大なダメージ、難易度が高いと全員即死もありうる。
- リメイク版TODで戦闘の難易度設定をシンプル(最低難易度)→「貴様らに俺と戦う資格はねえ!」→チープエリミネイト(即死級の技+攻撃力が10倍。10発まで出してくる)
- リメイク版TODでピンチになると「一発で沈めてやるよ、覚悟はできたか?」→ワールドデストロイヤー(当該記事参照。ダメージカウンターが意味をなさない程度の超絶技)
- リメイク版TODで、オートレベルアップを図ろうとすると登場(通称:野生の穴子)→「貴様ら、こんなところで長々と何をしている?」「鼠のように逃げおおせるか、この場で死ぬか、どちらか選べぃ!」→ 絶対倒せないので逃げるしかない→もちろんコンピュータが操作してるので逃げない→GAME OVER
- リメイク版TODのDC版では、事実上の主役とも言えるリオン・マグナス以外、主人公側に大きな調整が入らなかったのにも関わらず、様々な追加要素満載で登場。射程無限の特大魔神剣「殺・魔神剣」、追尾炎弾をやたらめったらばらまく「ヘルヒート」、前述の「俺の背後に立つんじゃねぇ!」を再習得した「バック・スナイパー」…相手を掴んで地面に叩きつけるデス・アビスには「チビキャラ化」する効果まで追加等、既存の技にも調整が入っている。
- ちなみにD2主人公のカイルは魔神剣ではなく蒼破刃を使い、ジューダスは魔神剣を使わないため、(外部出演作ではあるものの)主人公側を差し置いて魔神剣使いに。
関連動画ぁぁ!!
関連項目ゥゥ!!
- 穴子(アナゴ)
- 若本規夫
- テイルズオブシリーズ
- テイルズオブデスティニー
- テイルズオブデスティニー2
- ジェノサイドブレイバー
- ワールドデストロイヤー
- テイルズオブアナゴ(テイルズオブバルバーティア)
- テイルズ特典DVDリンク
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2


ページ番号: 2673980
リビジョン番号: 1243943
読み:バルバトスゲーティア
初版作成日: 09/04/03 23:58 ◆ 最終更新日: 11/07/31 13:02
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