バルバトス・ゲーティア単語


ニコニコ動画でバルバトス・ゲーティ…の動画を見に行く
バルバトスゲーティア
6.5千文字の記事
  • 22
  • 0pt
掲示板へ


バルバトス・ゲーティアとは、PS2ゲームテイルズオブデスティニー2TOD2)」に登場した敵キャラクターである。

若本規夫の独特なボイスを有効活用した強な個性と、その悪な戦闘力から、テイルズオブシリーズ人気キャラクターとして高い知名度を持つ。
彼の放つ「ぶるああああああああああああああああ!」はあまりにも有名。
彼の右足は万だとかそうでないとか。

本名:バルバトス・ゲーティア
性別:男性 年齢:32歳 身長187cm 体重:82kg
職業:元地上軍所属の魔法戦士(狂戦士)、英雄ストーカー、神の代行者
CV:若本規夫
通称:穴(CVがサザエさんに登場する穴子さんと同じため)

概要ォォォ!!

英雄」を過剰に敵視し、その命を付け狙う苛で残な狂戦士TOD2主人公であり、「英雄」をして旅をするカイルとは度々遭遇し、熾な戦いを繰り広げることになる。

その正体は千年前の大戦「戦争」において、初代ソーディアンチームであるディムロスらと共に戦った地上軍の軍人であり、その実力はディムロスと互であった。だが強者との戦闘める欲求のあまり、敵である天上軍寝返り、最終的にディムロスに討たれ念の死を迎える。

英雄であるディムロスと実力伯仲でありながら、自身は最期まで英雄になれなかった事から、強英雄願望と英雄への執着をもつ。英雄への敵意と元来の戦闘狂の性格があわさり、悪な人格を形成している。序盤で盲目的に英雄を志願するカイル・デュナミスに対するアンチテーゼの一面も持つ。

演じた若本氏からは「けったいなドン・キホーテ(※)」「スーパー・ピカレスク)」などと評されている。

ドン・キホーテとは、スペイン作家ミゲル・デ・セルバンテス小説ドン・キホーテ」に登場する主人公ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ(ラ・マンチ地方騎士キホーテ卿の意。自称であり本名は別)のこと。騎士物語読みすぎで現実想の区別がつかなくなり、自分が伝説騎士だという妄想に取り憑かれてしまった人物である。

デスティニー2にて

戦争から約千年の時を経て、ある人物によって蘇生された存在。
その人物の的と、彼の「英雄殺する英雄的存在への憎しみと、戦闘への欲求)」という的の利が一致した結果、同士として行動を開始する。

ロニを人質にとって四英雄の一人スタン・エルロンを殺した本人である。(重大なネタバレのため反転
ストレイライズ大神殿で四英雄フィリアを襲撃した際、カイル達と遭遇し戦闘。軽々しく「英雄」を名乗るカイルを『英雄ごっこ』と蔑み圧倒するが、辛くも退けられる。その後もカイルの宿敵として幾度も相対することになる。

その最初の戦闘では「必敗イベントと思って負けてみたら、『その後カイル達の行方を知る者はもいなかった』と言われて絶望した」というプレイヤーは数知れず。
(ちなみにTOD2の本編中に負けるイベントは一切存在しない)

本編中では3回戦うことになる他、移植版であるPSP版では隠しダンジョンであるアクアラビリンスにも再登場。合計5戦まで存在する(バルバトス5は何回でも挑戦可)。

「狂戦士」と称されるため、一見すると脳筋イメージが強いキャラクターだが、特定キャラしか使えない上級晶術を駆使したり、己の的に科学的知識を有効活用するなど結構頭な一面も持っている。
また卑怯な手であっても容赦なく使う性格で、人質をとったり、に陥れようとするなど手段を選ばない。

晶術に灼熱のバーンストライク殺戮のイービルスフィア絶望リングフォールなどなど、独特の詞をつけるのが特徴。

戦闘能力

移動力は低いが防御は固く、アーマー持ちのため慣れないと切り崩すことができない。さらに攻撃速度は遅いが高威力の術技が多く、ガード不能、吹き飛ばしやダウン、広範囲攻撃、状態異常やマヒ)と多な技を所持しているため、攻防共にしっかりとした対策をめられる。
特に物理攻撃力は作中でも屈の高さを持ち(2、3戦の攻撃力は隠しボスよりも上)、並みの防御力ではあっという間に瀕死戦闘不能にされるため、対策もしに突っ込むと返り討ちにあうばかりか、その間にじわじわと押し込まれ行動範囲も狭まっていく。
さらに後衛には威力の高い晶術を多用し、体力が減ると自身の周囲に結界ってゴリ押しを妨するなど、隙のない万な性を誇っている。

最大の特徴はこちらが特定行動をとると、対応した晶術で即座にカウンター攻撃をしてくることだろう。
前作エターニアにも特定行動に対してカウンターを行う敵(精霊シャドウ、闘技場のクレス)は居たが、バルバトスカウンターの種類が3~5種と多く、それも「アイテム使用」などの通常の行動に対してカウンターを行ってくる。その上、戦うたびに違うカウンターや攻撃方法を行ってくるため、一戦ごとに戦い方を変えなければならない。

D2特有のバトルシステムに慣れてきたところで「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」と言われ、シャドウエッジブラッディクロスコンボを喰らったあの日は忘れられない、というプレイヤーは多い。
アイテムを使うな、回復晶術(魔法)を使うな、背後に回るな、後退するな、防御するなと軟弱者には容赦がく、ゲーム初心者にも容赦がない。
カウンター発動に大きなスキはなく、しかも晶術を使うなと言いながら晶術でカウンターしてくる理不尽さには、むせび泣くこと請け合いである。このように力押しでは勝ちが薄く、取れる行動がかなり限定されてくる。

もちろんカウンターになる行動を取らなければ問題はないし、逆にカウンターの対になる行動をすることでカウンター攻撃を誘発するテクニックもある。カウンター自体は単なる攻撃魔法なので、高難易度でなければ致命傷となることも稀。実のところ、少しくらいならアイテムを使う余裕はある。

ただし2戦はまだしも3戦となるとカウンター以外の行動も脅威的な威力を持っている。三連殺で前衛3人がHP1になり、ようやく追い詰めたところでジェノサイドブレイバーで4人瞬殺されるプレイヤーも後を絶たない。

とはいえ行動パターンを利用したガードストライクハメ(行動するためのSPゲージがゼロの状態で行動すると、相手に攻撃や防御をはじかれる状態を利用する)や、リメイク版では石化、気絶に特化させたキャラ育成などの攻略法も存在しており、場合によっては彼自身が最高の玩具となってしまうことも。

強敵の多いD2ボスの中でも、シナリオ戦闘の両面で抜群の存在感を持つのがバルバトスなのである。

今日紳士的だ。運が良かったな」

ゲスト出演

PS2リメイクデスティニー隠しボスとして登場した。こちらは理性を亡くした「正正銘の狂戦士としてリメイクされている。

TOD2と違って復活した存在ではなく、死後の念として登場しており、ディムロスへの念が凝り固まったような存在である。ストーリー的には撃破後のスキットでその存在について言及があるのみであるが、その強さはまさしく常軌を逸している。ブラストキャリバーのカットインが一番濃いのがこのバルバトスである。

また、中でコントローラーを固定したオートレベルアップをしようとする(長時間MAPを移動せずに戦闘を繰り返し続ける)と、突然出現して戦闘になる。このバルバトスは例えHPを0にしても絶対に倒せないので逃げるしかない・・・コントローラーを固定しているプレイヤー逃げられるはずもないが。

その後、ヴェスペリアでは闘技場で歴代ボスに混じって登場。カットインが濃くない為、きれいな穴子とか言われる。
またPS3版ヴェスペリアでは新パーティメンバーであるパティ・フルール秘奥義サモフレンズ』でバルバトスを召喚することがある。おそらく「例のアレ」で広範囲の敵味方に大ダメージを与え、90アイテムを使用不可にする。いい迷惑である。ちなみに登場時には額にお札が貼られている。

またPSPD2の予約特典であるピーチグミ編』にも参加しているが、その際には本編自称紳士的な性格とは違うギャグキャラクターとしての髄を発揮し、視聴者爆笑の渦にぶち込んでいる。
そのあまりの人気ぶりに、予約特典をアナゴグミ編』と呼ぶ者もいる。

外伝作品にもメインキャラのような待遇で登場。
なりきりダンジョン3が初登場で、マイソロシリーズにはRM2から、テイルズオブバーサスにも当然のように登場、というか乱入して作品を引っ掻き回している。

果てには『プロ野球ファミスタクライマックス』にてシリーズ染みのナムコキャラクターが選手として集まる中で、ベルセリアベルベットファンタジアダオスと共にテイルズを代表するキャラクターとして野球界へ参戦。
ライバルキャラクターの集まるライバルーズにてダオスと共に所属している。並み居るキャラクターを押しのけてチーム軸の3番サードのスタメン選手として君臨。
ゲーム内の選手説明では『小技を嫌い、正面からの勝負を挑んでくる気性のしい選手。ベンチからの野次もしく、「変化球使ってんじゃねぇ!」と相手投手を揺さぶる』とある。

戦闘の具体例

TOD2

初戦・2戦目
3戦目

リメイク版TOD、他

関連動画に頼るかザコどもが!

…ククク 我が餓えを満たす関連静画がこの世界にあろうとはな…

関連項目だと?情弱すぎるわ!

転送タグでよく見るやつ
君をぶち殺すRPG 君を背後に立たせないRPG 君を微塵切りにするRPG 君の死に場所を決めるRPG 君を生かして帰さないRPG 君に朝日を拝ませないRPG
転送タグでたまに見るやつ
君を一発で沈めるRPG 君にアイテムを使わせないRPG

【スポンサーリンク】

  • 22
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

洩矢諏訪子 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: 核砂糖入り紅茶
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

バルバトス・ゲーティア

332 ななしのよっしん
2023/11/27(月) 20:36:11 ID: Dxy6xY/sa7
レイズで具現化された時も本編じゃなくて生前の戦争時代からだったな
本編バルバトス知ってるカイルからすれば複雑だろうが
とある出来事からバルバトスカイル興味を持つ展開は中々面いと思った
👍
高評価
0
👎
低評価
0
333 ななしのよっしん
2024/03/21(木) 16:30:43 ID: tV0B7LI8Wr
ゲスい小物なのに理不尽に強いのがいいよな、呂布みたいなやつだ。
👍
高評価
5
👎
低評価
0
334 ななしのよっしん
2024/03/30(土) 12:49:15 ID: WrliaLQeCY
こいつの戦闘デザインは、スタッフの悪ノリが過ぎる感がある
クリア裏ボスならともかく、メインストーリーでたびたび戦う相手としてふさわしくない感じ
👍
高評価
3
👎
低評価
3
335 ななしのよっしん
2024/03/30(土) 14:10:54 ID: 8c2hZ7Arex
アイテム使ってんじゃねぇ」をしにして戦う回数二回だけ(1回強制敗北)にして
ラスボスにしても良かった気がする

クリア後隠しダンジョンで思念体が理不尽な強さ&アイテム使うとキレる仕様になって登場って感じで
👍
高評価
2
👎
低評価
6
336 ななしのよっしん
2024/03/30(土) 19:04:27 ID: x4zAP0EXm6
機動戦士でも魔神柱でもない元祖バルバトス。それにしても何故今になって上がった?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
337 ななしのよっしん
2024/03/30(土) 23:52:17 ID: QM2RgEUUTd
>>335
流石D2本編やっててバルバトスラスボス良かったは
あくまでエルレインの私兵の一人として最期まで好き勝手やった末に途中退場したから印深かったキャラクライマックスまで引っるような立ち位置じゃないよ
👍
高評価
6
👎
低評価
0
338 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 20:02:37 ID: WrliaLQeCY
キャラクターとしてラスボスにふさわしくないは同意
つまり本編の扱いは妥当

ラスボスじゃないくせにラスボス級の戦闘なんだが? という問題は
じゃあラスボスにすればいいじゃん、では解決しないってことだな
👍
高評価
5
👎
低評価
0
339 ななしのよっしん
2024/10/05(土) 08:46:49 ID: Up3+LBxz3k
声優補正と戦闘時の強さで大物戦闘狂だと勘違いされがちだけどブランクあるスタンとルーティ相手に人質取って武器捨てさせるあたり最優先は戦いじゃなくて勝利なのよな
強敵と戦いたいじゃなくて強敵を倒した名誉に浸りたいってタイプ
名誉欲中心だと考えると色々腑に落ちるのよな
最期自らの手で死を選んだのも負けて敵にやられるというのを不名誉に感じたからって考えられるしアトワイトを欲しがったのもそういう女性に選ばれるのを名誉と考えたからかもしれん
👍
高評価
7
👎
低評価
0
340 ななしのよっしん
2025/02/24(月) 20:53:19 ID: 2rf6skv6u9
本当は英雄になりたくて英雄になれる実力はあったけど結局英雄になれなくて結果英雄大嫌いになってやたら英雄貶める言動繰り返すその姿は英雄に憧れる主人公カイルアンチテーゼと言うかなにかあった未来と言える
👍
高評価
0
👎
低評価
0
341 ななしのよっしん
2025/04/18(金) 17:10:04 ID: fn9jlmrbEk
>>339
実際レイズだと救世軍に慕われたことで承認欲求満たして大人しくなってるしな
👍
高評価
0
👎
低評価
0

ニコニコニューストピックス