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ボディ・マハッタヤ・銀河(B-銀河)とは、絵師、東方手書き作者、ユーザ生放送主である。
ニコニコ動画では「東方三ボス同盟」シリーズの作者として知られている。
プロのイラストレーターでもある。
概要
2009年2月15日、「東方手描き動画に初挑戦してみた！
」で動画投稿デビュー。
ニコニコ動画への投稿以前に、ふたばちゃんねるやpixivにおいて人気絵師としての活動履歴があり、当初は別名義で動画を投稿したものの、瞬く間に特定され「擬態の新人」タグを付けられた。
以降、東方Projectの三面ボスたちの絆を主軸に置き、キン肉マンのエッセンスを盛り込んだ作品群「東方三ボス同盟」を中心に、東方手書き動画を不定期に投稿するとともに、2010年からはpixivに投稿する一枚絵の作画を生配信している。
2010年6月からは「ボディ・マハッタヤヌス・銀河」と名乗っていた。詳細は下記の「名義について」の項に詳しい。現在は「B-銀河」名義で活動することがほとんどである。
以下はボディ・マハッタヤ・銀河氏へのインタビュー記事および生配信における発言に多くを依る。絵師としての活動履歴や創作姿勢の詳細は、東方手書き作者へのインタビュー企画「東方見聞録」を参照されたい。
名義について
かつては別名義で活動しており、商業で活動する際には名前を一部変更するなど、名義を使い分けていた時期もあったものの、現在はボディマハッタヤ銀河の名前が一番浸透しているということで、どの活動をする際にもこの名義を用いている。
2010年6月24日の生放送において、東方手書き作者であり、漫画家の「モスバーガー| u^з^|」氏が「モスグリーン| u^з^|」に改名したことを視聴者から聞き及び、その場で「じゃあ俺も・・・」と言い出して「ボディマハッタヤヌス・アウレリウス・ギャラクトゥス」と改名した。同時にコミュニティの名前を「ボディマハッタヤ実験場」から「[共和制]ボディマハッタヤ実験場」に変更、これをもって建国記念日と称した。
しかし、生配信の開始の挨拶で名乗りを噛んでしまう上に、視聴者は「銀河さん」と呼び続けるため、変遷の末、ボディ・マハッタヤヌス・銀河という名義に落ち着いた。銀河氏が飽きるまではこの状態が続くものと思われる。
作風および志向について
一枚絵の絵師として確かな画力を持ち、☆を入れた瞳、和柄を用いたデザイン性の高い背景、赤緑黄を多く用いた鮮やかな彩色、による独自性の高い画風である。
特に☆を入れた瞳は特徴的で、一枚絵における本人のサインの役割を果たしている。
動画およびその元となる漫画においては異なる画風を用いることがあり、特に「東方三ボス同盟」では以下の画風の切り替えそのものが、動画におけるネタの一つになっている。
- １．落書きモード
- 通称「三ボス絵」
- 子供の落書きのような狂ったデッサン、ロンパリ目などが視聴者に強烈な印象を与える。
- 当然ながら、わざと（おそらくはそれなりの努力を払って）汚く描いている。
- ２．逆作画崩壊モード
- ピンポイントに挿入される、いわゆる「本気絵」
- １の作風に慣れてきたころにいきなり突きつけられるため、見る者を狼狽させる。
- ３．安定モード
- １と２のモードを交互に繰り返すうち、次第にこの作風に落ち着いてくる。
- 大雑把な線でありながらも、構図やポージングの妙で躍動感と安定感のある絵柄になっている。
一枚絵の絵師としての人気、あるいは「三ボス絵」のインパクトが大きいために隠れがちではあるが、知識の引き出しの多さや本人のメンタルの強さに支えられた手書き作者としての作話能力も高い。
特に、陳舜臣、司馬遼太郎、塩野七生などの歴史小説を多く読んだことによる歴史観や物語における善悪の相対化は「新・東方資本主義」やpixiv漫画、生配信におけるゲーム実況などでも多く見受けられる。
また、池上遼一の「傷追い人」の主人公のひたむきさに感銘を受けて運動部に入り、さらに自サイトの名前を作中から取るほどに「継続性」や「向上心」を重視している。
「進化の反対は停滞だ、進化し続けなければ停滞する」という発言を時折生配信で語っており、既に定評のあるアニメ塗りを一旦捨てて厚塗りなどの別の技法を試行錯誤したり、ひとつの漫画作品を描きながら成長できるように構図を工夫し続けたりと、常に努力を怠らない。この意識の高さは時に氏を内省的な状態にすることもあり、生配信においては、悩んでいる氏を視聴者が懸命に宥める場面もあったりする。
絵師としての活動
現在は、東方Projectの二次創作絵師「ボディ・マハッタヤ・銀河」として最も知られているが、ふたばちゃんねる時代やpixiv参加当初は、ローゼンメイデンやVocaloid漫画も描いている。紙媒体としては、2004年のC66における「大垣伊吹」名義での水月同人誌の発行、商業誌におけるイラスト、漫画の提供経験を持つ。
2010年7月頃の商業誌における活動は、以下の４点である。後述の「関連商品」においても紹介する。
- 萌え萌え妖怪事典 零（イラスト1P、ボディ・マハッタヤ・大垣名義）
- 萌え萌え真・武器大全 武器の書 （イラスト1P）
- 萌え萌え真・武器大全 刀の書 （イラスト1P）
- ホン値ッ（パチンコ必勝本2010年6月号に読み切り漫画5P）
孤高の絵師である故に、同人誌の合同企画等に参加することは少ないが、近年の参加は判明している限り以下の３点である。
2010年9月19日、博麗神社例大祭SPにサークル参加。東方二次創作では初作となる同人誌を頒布した。
初作としては異例の500部印刷であったが、開幕１時間半後の正午前に完売し、鮮烈なデビューを果たした。
投稿静画
東方
艦これ
FGO
アズールレーン
シャニマス
オリジナル
投稿手書き動画とマイリスト
各手書きシリーズ全体のマイリストおよび単発もののマイリストは以下に記す。
生配信および本人コミュニティ
2010年からはStickamにおける作業配信を本格的に始め、後にはニコニコ生放送を主な配信の場とするようになっている。ニコニコ生放送の枠制限やサーバー負荷が厳しい時期にはUstreamを併用することもあった。
生配信は毎晩、21-23時頃から始まり、28-30時まで続く極めて長時間の放送である。
さらに、夜だけでなく、平日の昼間や土日の夕方にも突発的に行われるため、ファンといえども全てを補足することは難しい。そのため、視聴者からは、しばしば「今日は何時までですか？」という質問がなされるが、返答は決まって「疲れるか眠くなるまで」である。生配信の開始は、ニコレポやコミュニティの参加者へのニコ生アラートで知ることができるが、それ以外の視聴者にはpixivに告知絵を上げることで対応している。しかし、開始時の上げ忘れや終了時の消し忘れが非常に多く、全く期待することができない。
配信の内容は、一枚絵のお絵かき、同人誌の原稿、手書きflashの作成の他に、聞き取りやすい美声を生かしたフルボイスのゲーム実況や漫画の朗読である。時折、最先端のニコニコ生放送技術を駆使した無音黒画面アンケート配信を行うこともある。
生放送においてはサービス精神に厚く、視聴者が初見と名乗りでた場合には必ず挨拶を行う。作業中においても視聴者とのコミュニケーションに積極的なため、視聴者側もそれに応え、お絵描きやゲーム実況の際にフリーズによってデータが失われることを気遣って保存を呼びかける「セーブ班」が組織されるほど。
良くも悪くも配信主と視聴者の敷居が低い放送であり、生配信で視聴者と対話しながらプロットを詰め、イラストや手書き動画を完成させるなどの良い面もある反面、配信での一体感からか、即興で言ったことがその場だけではなく、後日も引っ張られることがあるため、後から見に来た視聴者が付いていき辛い、などの面もある。歴史やアニメ、パチンコの知識など、マニアックなネタが扱われることも多いため、通りすがりや初見にとってハードルが高いことも多い。
しかし、これは配信主のボディ・マハッタヤ・銀河氏だけでなく、コメントを投稿する視聴者に負うところも多い。コメントへの対応の割合が多く、洒脱な返しのできる氏に視聴者が勢い良く乗っかりすぎている面もあり、いわゆる「民度（たみど）」の問題でもある。
このように、配信主は視聴者の民度（たみど）の低さに悩まされ、視聴者は配信主の気まぐれに翻弄されながらも、互いに愛着を感じる形でコミュニティの人数は増え続け、2010年6月15日には、視聴者からのお祝いイラストを紹介する参加人数1000人突破ありがとう感謝配信を開催。見ることのできなかったコミュニティ参加者からの希望により、その模様は後日、コミュニティ限定動画として上げられた。
投稿ゲーム実況動画とマイリスト
銀河スタイルで愛を叫びながら地底を進む地霊殿 実況者としての成長が伺えるコンボイの謎
関連商品
関連項目
- 東方projectの二次創作者の一覧
- 東方手書き劇場
- 東方三ボス同盟
- 東方資本主義
- ポディマハッタヤさん／銀河
- キン肉マン
- 銀河スタイル
- 東方見聞録(東方projectのファン企画) －銀河氏他、東方二次創作者へのインタビュー企画
- イラストレーター
関連リンク
- ボディ・マハッタヤ・銀河のblog
（本人ブログ） - タマリスク（本人HP）
- ボディ・マハッタヤ・銀河(pixiv)
- 東方見聞録 第三回 (銀河氏のインタビュー記事へのリンク)
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- 0pt
- ページ番号: 3843155
- リビジョン番号: 2704638
- 編集内容についての説明/コメント:
現在使用している名義について追記、関連静画設置、関連商品追加、コミュ限動画は大百科で見られないので削除
