アイマスは経済単語

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アイマスは経済とは、2016年 10月3日放送のデレラジ☆第23回における大坪由佳の発言である。

概要

アイドルマスター（以下アイマス）というコンテンツが持つ市場規模の大きさを『経済』という言葉でたとえたもの。

この言葉自体はすでに2013年には広く知れ渡っており、さらに遡れる可能性もある。

日経産業新聞によるアイマス経済圏報道

バンダイナムコゲームスのアイドル育成ゲーム「アイドルマスター」がＣＤやコンサートなどへと市場を広げています。ＣＤの週間売上枚数で上位を独占するなど旋風を起こし、関連ビジネスは１００億円を超す規模に。急膨張する「アイマス経済圏」の秘密をNews Edge面で【18日付予告】

2013年2月17日付　日経産業新聞　ツイッター

2013年 2月18日付の日経産業新聞の裏一面にて報道されたアイマスの市場規模拡大のニュース。裏一面を独占した報道であり、アイマスがどのようにしてその市場を開拓できたのかが書かれていた。

当時のブログや掲示板などではこの報道を引用し、「アイマスは経済」という「CLANNADは人生」をもじったと思われるワードが使われている。

それ以外の話

Xbox 360で販売されたアイドルマスター（Xbox 360）では定期的にダウンロードコンテンツが配信され、それらをコンプリートしようとした場合、大量のゲイツ（マイクロソフトポイント）が必要になった。詳細はマイクロソフトポイントの記事に譲るが、ダウンロードコンテンツ2，3か月でフルプライスの新作ソフト一本が買えるほどだった。

アイマスは本家ゲーム以外にも手広くコンテンツを広げており、ゲームキャラクターが歌うCDが定期的に発売され、ゲームのキャラクターを演じる声優によるライブが数多く開催されており、ライブでは大量のケミカルライトなども消費され（山火事の記事参照）、グッズの売り上げも膨大である。ほか、スピンオフの漫画やフィギュアなども数限りなく販売されている。

また、今では本家に匹敵する知名度を持つほどになったシンデレラガールズ（デレマス）、ミリオンライブ（ミリマス）に代表されるスマホゲームでは新キャラ実装やイベントのたびに大量のガチャが回され、特にデレマスでは千川ちひろという天使が販売しているアイテムが大量に消費される。

上記以外にも、アイドルマスターモバイルエリアゲーム（アイマスモバイル）という実際に日本各地を巡ることで限定イラストやアイテムをそろえるゲームを配信していた（アイマスモバイルは16年3月で終了）。実際に日本各地を巡らなくてはならないということで当然ながら旅費がかさむ。

その他挙げればきりがないが、アイマスというコンテンツはすべてを網羅しようとした場合、非常に金銭面での負担が大きい。『アイマスは経済』という言葉には経済的余裕のあるものでなくてはアイマスフルコンプは不可能という意味も込められているといえるだろう。

2019年 1月、ジャニーズのアイドルグループ「嵐」活動休止を発表したのに合わせ、めざましテレビでは「嵐」の活動がどれだけの経済規模を持つかを解説。その中で博報堂が調査を行ったコアファンによる、年間の関連市場規模の指標、「支出喚起力」の2018年度ランキングを紹介した。ランキングでは「嵐」の支出喚起力は328億円であり堂々のトップを飾った。