アクアマン(Aquaman)とは、DCコミックスのスーパーヒーロー、及び彼を主役としたコミックブック、アニメーション、映画などのタイトルである。
概要
1941年のMore Fun Comics #73で初登場。
ジャスティス・リーグの創設メンバーだが、近年ジェフ・ジョンズなどの有力ライターによって人気を得るまでは、長らくマイナーキャラ扱いをされていた。
映像作品では1960年代にタイトルロールのカートゥーン(アニメ)が放映されていたほか、「バットマン：ブレイブ＆ボールド」での陽気で暑苦しい彼を覚えている人もいるだろう。1990年代アニメ版の「スーパーマン」でも登場したことがある、そのときの王子の声は大川透。
海外ドラマ「ヤング・スーパーマン(Smallville)」で実写デビュー。
人物・能力
本名アーサー・カリーまたはオリン。広大な七つの海の王国アトランティスを統べる王。
その起源は時代によって複数あるが現代のオリジンによれば、女王アトランナの子オリンとして生まれたが当時のアトランティス王により追放、地上の灯台守トム・カリーに育てられ、カリーの名を与えられる。その後故郷のアトランティスに戻り、王位を継いだ。
能力はテレパシーによる海棲生物とのコミュニケーション能力、深海の水圧に耐えるボディ、時速数百キロで水中を泳ぐ機動力、ヒーリングファクターなど。そして、ポセイドンより与えられたという強大な力を秘めるトライデントを装備している。
2代目アクアマンとしてアーサー・ジョセフ・カリーというよく似た別人が彼の後を継いでいたことがある。
似た設定をしているMARVELのネイモア・ザ・サブマリナーと比較されることが多い。ちなみにサブマリナーの方が先発(1939年)。
実写映画/DCエクステンデッド・ユニバース
DCエクステンデッド・ユニバース版のアクアマンを「ゲーム・オブ・スローンズ」で人気の俳優ジェイソン・モモアが演じる。
「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」の劇中映像で姿を現し、2017年の「ジャスティス・リーグ」で本格的に活躍をする。2018年には単独映画「アクアマン」が公開された。
単独映画「アクアマン」
DCエクステンデッド・ユニバース第6作。
前作「ジャスティス・リーグ」ではすでにスーパーパワーを持つヒーローとして登場したアクアマン=アーサー・カリーのオリジンと、海底の王国の王になるまでを描いた作品。
前作「ジャスティス・リーグ」が興行収入・評価共に苦戦したのに対して、本作は世界興行収入が11億ドルを突破して、DC映画NO.1となった(2022年8月現在)。
「アクアマン/失われた王国」
2023年12月20日米公開の単独映画続編。日本公開は2024年1月12日。
2022年にジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオのトップに就任してDCユニバースの再編が決まったため、この作品が旧来のDCEUの最後の映画となる。
アクアマン（アニメ）
1967年、CBSへ売り込むためにテレビアニメを制作して放送。中間エピソードには、ティーン・タイタンズ（初期の頃のタイタンズ）とジャスティスリーグ及びそのメンバーであるヒーローが単独で活躍する内容が放送されたことがある。
日本では地方局で放送されたことがある、関東地方では1997年頃にUHF局(チバテレビもしくはテレ玉)にて夕方枠の前半枠「超人ハルク」とセットで放送されたこともある。
関連動画
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関連項目
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