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アンディーメンテとは、1997年2月に発足した日本のフリーウェアゲームサークルである。
まずはじめに
アンディーメンテとは、宇宙である。
アンディーメンテを超えるフリーゲームサークルなど、存在しはしない。
常人の想像の範疇をとうに逸脱し、遥か混沌の彼方にありて、
あらゆる物を創造しては、故郷の地球の通念を偲ぶ者なり。
概要
1997年の発足以来、現在に至るまで100タイトル以上のWindows向けフリーゲームを発表する老舗フリゲサークル。最新の作品は公式サイト『あばたえくぼ（現まおうせい
）』より随時ダウンロード可能である。
制作されるタイトルのジャンルは多様でありRPG・アクション・パズル・サウンドノベル・シミュレーションと多岐に渡り、中でもRPG作品はシビアなゲーム性とやりこみ要素の高さから最もよく知られている。
またゲーム以外にも音楽や動画、自作アニメなどの公開も行ってきた。
因みに「アンディーメンテ」とは「アンドロイド・メンテナンス」の略であり、主に「AM」と言う呼称でファンからは親しまれている。
その作品の殆どをメンバーの一人であるジスカルド氏が手がける。
またジスカルド氏は、小説家の泉和良氏でもあり、ボーカロイド制作者のジェバンニPでもある。
氏の商業デビュー作・小説『エレＧＹ』では、作中に氏本人とアンディーメンテが登場し、フリーゲーム作家とファンの女子高生との恋愛を描いた内容となっている。また、同小説は、漫画家の大岩賢次氏によって漫画化されている。
更に、氏の小説『ジスカルド・デッドエンド』では、ＡＭキャラクターが登場し、更に氏本人が死ぬというストーリーになっていたり、小説『私のおわり』では、ＡＭゲームである『電子海』が登場したりと、氏の小説には、ＡＭゲームとリンクしたものがいくつか見られる。
アンディーメンテ作品とは、一般的には、ゲーム作品を指すが、広い意味では、ゲーム以外の音楽や映像、小説 、ジスカルド氏の行動の全てが、"アンディーメンテ作品"である。
作品の特徴
ＡＭ作品は大きく、以下の５つに分類できる。
１、RPG・シミュレーション等のやり込み系
２、ボーイズラブ系
３、アクション・シューティング系
４、オンラインゲーム系
５、ミニゲーム系
（複合的な場合もある）
ストーリーやガジェットには、ＳＦ要素を持つものが多い。
なかでも、初期から続く、いわゆる「アケローン神話体系」に属するゲームは、ＳＦ作家コードウェイナー・スミスの「人類補完機構シリーズ」からの引用が顕著である。（サンタクララ、ノーストリリアなど）
その他、世界の神話、音楽用語、クラシック音楽、アニメマンガなどのサブカルチャーからの引用でキャラクターの命名をしていることも特徴的。自身の周辺やＡＭファンに関する事柄、所謂「内輪ネタ」をゲームに反映させる傾向もある。
代表作
◆やり込み系――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
＊ＲＰＧ
アールエス（2004/4 公開してから今日まで随時バージョンアップを繰り返している、
ＡＭゲーム中最もやり込み度が高いと言われている。ＢＬ要素を若干含む）
ライヂング★スター・レジェンド RETURNS
ライヂング★スター7（2001/7 公開）
やきにくや（やり込みではないが、AMには珍しくツクール系RPGなので、ここに記す）
＊シミュレーションＲＰＧ
スターダンス（1999/5 公開）
ぢきゅうぢそく（2009/3 自給自足のリメイクだが、ＢＬ要素が薄れ、代わりにゲームシステムが充実された）
＊シミュレーション
アイラム・イヴ (AIRAM EVA) （安定した人気のある医療シミュレーションゲーム）
ウトナと３人の騎士（2007/3 公開） （ＢＬ要素を若干含む）
スミレの花
君が忘れていった水槽（2008/7 公開）
◆ボーイズラブ系――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
自給自足（2002/6 公開、ＡＭゲームで最もＤＬ数が多いＢＬシミュレーションゲームと言われている）
怪盗プリンス（自給自足のストーリーにおける続編）
ジスロフたん、ナナたん、ハァハァハァハァ（18禁ＢＬの有料ゲーム）
風プリ伝説（18禁ＢＬの有料ゲーム）
タルタロスドリーム（18禁ＢＬの有料ゲームだったが、2013年に無料化された）
◆アクション・シューティング系――――――――――――――――――――――――――――――――
スペースクウィーン
ルインドアース
どろんでござる、ミク丸くん
◆オンラインゲーム系――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Sea tree
その炭鉱の名は。(2010/10 公式に公開 非公式リリースの開始時期は不明)
電子海
コロンの箱
◆ミニゲーム系―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
きせきの扉（2002/8 公開 ＡＭゲームの中でも、かなり評価の高いＳＦストーリーのミニサウンドノベル）
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関連項目
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