イヌワシ(けものフレンズ)とは、各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
概要
「自由自在に空を舞う”風の申し子”イヌワシだ。風を操って飛ぶのは気持ちいいぞ。ヒトもスカイダイビングっていうのをやるんだろ?急降下はたまんないよな!風を切り裂き一直線、地面すれすれでターン!ゾックゾクするんだよなぁ~。空が、風がオレを呼んでるぜ!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
タカ目タカ科イヌワシ属に属する猛禽類・イヌワシのフレンズ。別名ベルクート(Berkut)。日本にも生息しているほか、メキシコでは国鳥として扱われている。
一人称は「オレ」。活発な男の子のような口調で喋るボーイッシュな性格。豪胆かつチャレンジャー気質の持ち主で、常日頃からスリルと過激さを求める。チームメイトの趣味に気付かないなど、どこか抜けている一面も。
遥か上空から地上の獲物を発見し強襲する狩りを行うフレンズなため、視力が高く通常では見えない対象も視認出来る。視界に入った相手は逃さないと豪語する。また、空を神聖視している節があり、空を荒らすセルリアンは許さない。
元動物と同じく上空からの急降下飛行・スカイダイビングが得意であり大好き。スカイダイビングを「勇気が試される英雄のためのスポーツ」と定義し、スカイダイビング時のスリル・感覚・光景・高揚感がやみ付きで、スカイダイビングをしたくてしたくてたまらない。この様はアル中ならぬ急降下中毒者とでも言うべきか。曰く「空と風が呼んでいる」らしい。
外見
茶色がかった黒髪のショートヘアのボーイッシュな女の子。前髪の一部は黄色く変色しているが、これは猛禽類の鋭い嘴を模している。翼はフレンズ化するにあたって小型化して側頭部から生える形で装備。小型化しても性能はそのまま受け継いでいる。
昔の黒色軍服を着込み、青色の短パンを履いている。茶色のタイツと黄色いスニーカーは元動物の脚部分を再現したデザイン。お尻からは立派な尾羽が生えている。
けものフレンズぱびりおんでの実装時にはリデザインがされており、軍服が上下一体化・タイツの色が白と茶色の2色・スニーカーからブーツになるなどの変化がある。
なおリデザインの時期については、確認できた中では2018年12月25日発売の「コミックアラカルト ジャパリパーク編その3」が最古である。
NEXON版での扱い
パッション属性(赤)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは遠距離・サイズはM。特定のグループには加入していない(ゲーム中で示唆されていた猛禽類系フレンズのグループに入る予定だったのかも)。固有スキル「稲妻攪乱ダイブ」は30秒の間敵軍全員の攻撃速度を30%低下させる。得意の急降下飛行で集団を混乱させるのだろう。
スカイダイビングの愛好倶楽部「スカイダイバーズ」の一員。同チームには他にもグアダルーペカラカラとゴマバラワシが所属しており、当然ながら全員急降下飛行を最も得意とし、その他飛行技術も優れている。
ストーリークエストでは第6章にて登場。ジャパリパークの雲海エリア「ホートクチホー」にて開催されるイベント「スカイレース」に、優勝候補チームの一員として登場。スカイダイバーズはホートクチホーの各地で開催されているレースで優秀な成績を残し、急激に名を上げていた。優勝候補筆頭と目されている「スカイインパルス」のライバルチームと見なされていた。
レースは乱入してきたセルリアンの大群によって大混乱に。イヌワシ達スカイダイバーズの面々はタカ(スカイインパルスの一員)が提示した作戦に協力、ライバルチーム同士の共闘という燃える展開とプレイヤー一行の奮戦により、見事セルリアンを撃退するのだった。
ストーリークエスト・イヌワシ編ではスカイダイビングを始めた経緯とスカイダイバーズ結成秘話が明かされている。ただ速く飛ぶだけの飛行に飽きていた頃にゴマバラワシと出会い、スカイダイビングに誘われる(実はドSなゴマバラワシが急降下飛行にビビる姿を見て悦に入るため誘った)。最初こそビビっていたイヌワシだったが直ぐに上達し、スカイダイビングのスリルにやみ付きとなった(ゴマバラワシは残念そうだったが、素質に関心していた)。
その後、大会に出るべくグアダルーペカラカラを迎え入れ、初出場となるスカイダイビング大会で優勝。以降、空の精鋭部隊・最強チームたるスカイインパルスを打倒し空で一番になるべく、スカイダイバーズを結成。互いに最速を競い合うようになった。
ぱびりおんでの扱い
「風を引き裂き、急降下!」
2021年5月26日から観察可能になった、ぱびりおんの最終実装キャラ4人のうちの1人であり、リデザイン版での実装となった。けもトークアイコンの背景色は赤で、一人称は「オレ」、他のフレンズのことは「オマエ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
「どれだけ(地面)ギリギリまで突っ込めるか極めてやるぞ!」と意気込んだり、オオタカと『どれだけ地面ギリギリまで「だいぶ」出来るか』というチキンレース勝負を行ったり、陸海の違いはあれどアオツラカツオドリは止まらず海中に「だいぶ」をするという話を聞き「オレも負けていられない!」と熱意を燃やしたりと、スリルを求める性格は変わっていないようであり、ハヤブサからはオオタカ共々本気で急降下勝負が出来る数少ない相手と認定されているが、一方で激しい飛行が体に染みついてしまっているようで、博士や助手の真似をして静かに飛ぼうとしても我慢出来ずに急降下をしてしまった様子を見た博士や助手からは「……変わったやつなのです。」と言われている。
ちなみに「だいぶ」は主にタカやワシのフレンズ達が急降下を意味する単語として使用しているが、普通に急降下と言う場合もあり、「地面すれすれまでの急降下」を指している可能性がある。
関連項目
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