オーロックス(けものフレンズ)とは、ソーシャルゲームなどのメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が擬人化したキャラクター)である。
概要
あらゆる家畜牛の祖先たる野生牛で、17世紀前半に絶滅したオーロックスのフレンズ。古くはラスコーなどの洞窟絵にも描かれている。「絶滅種は目のハイライトが無い」という法則に従い、元が絶滅しているオーロックスの目にハイライトは無い。
パワー自慢の男気溢れる熱血キャラ。荒々しく若干うるさい・トーンが高い話し方で、語尾に「~ぜ」と付く事が多い。細かい事は気にしないアバウトな性格。とにかくパワーが大事なパワー至上主義とでもいうべき信条の持ち主で、何から何までパワーを重視する。趣味は筋肉を鍛える事、得意な事も筋肉を鍛える事。パワーが筋肉なのか・筋肉がパワーなのかという人生の命題について常に思案しているが、答えは出そうにない。
元が人間の手によって絶滅した動物という重い設定だが、紹介文で数が減った事(実際には減ったとかいうレベルではない)を語った以外には特に触れていない。自分の心意気を受け継ぐ仲間が活躍している事を嬉しく感じている。
同じグループに所属しているアメリカバイソン(メリィ)と交友関係がある。オーロックスは古くからバイソンと混同される事が多く、知識人が書物でその事を指摘しているほどだった。本人も自己紹介文でその事に触れている。ちなみに、フレンズとしての姿は似てなくもないというレベル。
外見
迷彩柄のヘソ出しルックな服を着ている。オレンジ色のネクタイがアクセント。ミニスカートはただでさえ丈が短いのにソリッドまで入っている過激仕様。黒タイツを履いた脚は春麗を思わせる筋肉質ながら美を失わない立派なモノ。脂肪をそぎ落とした、鍛え上げられたお腹が目を引く。
元ネタから受け継いだ湾曲した角が特徴(髪型らしい)。自身の角を模した槍が武器。
ゲームでの扱い
よう!ウシ科ウシ属、オーロックスだ!
俺の仲間はすごく少なくなっちまったが、俺達の心意気を継承してくれるやつもいるんだぜ! まったく、嬉しいぜ!
アメリカバイソンのメリィとは、なぜか人違いされやすいんだよな。
パッション属性(赤)のレアリティ度3のフレンズとして登場。コストは300・サイズはM・攻撃タイプは近距離。力自慢の草食・雑食哺乳類が集う「パワフルっ娘連合」に加盟している。所持スキル「ベリーオーバーパワー」は20秒の間自身の攻撃力を30%上昇させる、キャラにピッタリなパワー系能力。
アニメでの活躍
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クジラ偶蹄目 ウシ科 ウシ属 オーロックス Aurochs |
第5話「こはん」のラストと第6話「へいげん」にて登場。
へいげんで熾烈な戦いごっこを繰り広げる2大勢力の1つ・ライオン陣営に属して活躍している。対戦勢力であるヘラジカ陣営との勝負では、アラビアオリックスとコンビを組んで先陣を切って戦い、たった2人でヘラジカ陣営の面々(6人)を破って来た。戦績は51試合中全勝という見事なもの。リーダーのライオンや見張り役のニホンツキノワグマは出番すらない完全勝利だった。
52戦目の戦いごっこが近いある日、たまたま自軍勢力下をジャパリバスで通行していたサーバルちゃん・かばんちゃん・ラッキービースト一行を発見。戦いごっこ間近で気が立っていた2人は怪しい・もしかしてスパイか?としてバスを制止させ乗り込んだ。
ピリピリムードのまま次話に続く、という第5話にして初めての緊急事態であり視聴者フレンズからは次話が心配された。また、このシーンの少し前にはかばんちゃんがオグロプレーリードッグから「いい動物に違いないでありますよ!」と称賛されていた。にも関わらずそのすぐ後のシーンに「人間によって絶滅させられた動物」であるオーロックスのフレンズが登場するという皮肉な展開に、思わず唸る視聴者も居た。
だが、続く第6話では、「西!東!どっから来たんだ!」と詰問したまでは良かったが、「サバンナからだよ」とのサーバルの答えについて西なのか東なのかわからず、「ええっと、武器を持つ方が東だっけ……太陽が右でしょ……」としどろもどろに。そんな賢さが無い取り調べの後、「自分達じゃ分からないからボスの所に連れて行こう」となりライオンが居る本拠地まで連行した。
この辺り、頭が回るタイプではないがだからといって分からないのに決めつけて勝手な判断をしない、というけもフレイズムがちゃんと伝わっている(?)。
運命の52戦目の戦いごっこではかばんちゃんの指導で守りに徹した戦術を身に付けたシロサイの前に攻めあぐね、長期戦となってしまう。その後、敵の大将のヘラジカ(実際は角が付いた兜を被ったサーバル)に目がけてアラビアオリックスが棒(棒状に丸めた紙?)を投げたが、当たった拍子に兜がズれた。それが首が折れたように見えたのかオーロックスもアラビアオリックスも非常に動揺。さらにその兜をサーバルが慌てて戻したのを見て「ヘラジカが折れた首を自力で戻した」と勘違いしたのか、オーロックスは「ややややや、やべぇよ……!ヘラジカ、やべぇよぉぉぉぉぉ!」と大変ビビっていた。
試合はライオンとヘラジカが一騎打ちの末に相打ちとなり、引き分けという結果に終わった。試合後は陣営関係なく和気あいあいとし、次の勝負方法で盛り上がっていた。かばんちゃんがヒトだと判明した後も特に態度を変える事はなく、ジャパリ図書館へ向かう一行を見送った。
最終話「ゆうえんち」の超巨大セルリアンとの戦いではコノハちゃん博士&ミミちゃん助手率いる援軍の1人として、直接画面に映る場面はないが確認出来る。おそらくリーダーであるライオンに指揮されて駆け付けたのだろう。
ちなみに=LOVE版の舞台、ステージプロジェクト「けものフレンズ」にもオーロックスが登場。
ほぼアニメ版と変わらないキャラクターであり、ケープライオンと毎日バトルで身体を鍛えている様だ。
ぱびりおんでの扱い
「このどーぐのパワー、見せてやるぜ!」
2019年12月4日から観察可能になった。 けもトークの枠の色は赤。
第8話の観客やかばんちゃんを除いた、1期登場フレンズの中では最後に登場した。
同時にへいげん回の登場フレンズもようやくぱびりおんに勢揃いしたことになる。
性格は若干脳筋が加速しているがヘラジカ達とまた「かっせん」をやりたいとライオンに直訴する、
ライオンの事を大将と呼んでいるなど、関係性は変わっていないようである。
珍しい行動は「これが俺の全力だー!(ハンマーゲームマシン)」
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関連項目
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