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カマラ・ハリス(Kamala Devi Harris、1964年10月20日 - )とは、アメリカ合衆国の政治家である。民主党員。
概要
カリフォルニア州オークランド出身。「父親はスタンフォード大学の教授。母親はインド人医師」という家庭で育った。カルフォルニア州の検事総長を経て、2016年に上院議員に当選。
2021年にはジョー・バイデン政権の副大統領に就任した。2024年に実施される大統領選挙において、立候補を取りやめたジョー・バイデンに代わり、民主党の大統領候補になったが、共和党候補のドナルド・トランプに敗れている。
その他
- 「不法滞在者にとっての聖地」をカルフォルニアの各地につくることを提唱している[1]。
- ハリスの祖母クリスは、奴隷の所有者であり、奴隷農園の創設者の1人[2]。
- ハリスは、カリフォルニア州サンフランシスコの検事時代、黒人などのマイノリティーを、麻薬所持などの比較的軽い罪でも次々と監獄に送りにしていた。また、取り調べの可視化を実現する改革に反対していた[3]。
- DNA鑑定を行えば、無罪になったかも知れない黒人のケビン・クーパー(死刑囚)のDNA鑑定の申請を拒否し、有罪判決を擁護したりもしていた。この件でハリスは、「検察による職権乱用ではないか」と非難された[4]
- カルフォルニア州司法長官時代は、日系人の介護施設を公聴会を開かずに、売却を決定した。しかし、介護施設の売却は、公聴会の開催なしに売却はできないことを法律で義務付けられていた[5]。
- 2020年8月に、ジョー・バイデンから副大統領候補に選ばれたが、政界の大物ウィリー・ブラウンと不倫関係にあったことが、米誌フォーブスなど複数のメディアによって明らかとなった[6]
関連動画
関連リンク
- 「大統領候補ハリス」と民主党の分断――民主党大会から見えるアメリカ社会の断層
渡辺将人 外交 Vol.87 - 【米大統領選2024】 ハリス氏が敗北認める演説 「平和的な政権移行」表明 2024.11.7
関連項目
脚注
- *アメリカは中国を破産させる(著者)日高義樹(出版)悟空出版 P164
- *Jamaica Global Online2020年8月18日 KAMALA HARRIS’ JAMAICAN HERITAGE – UPDATED – 14.01.2019
- *産経新聞2020年8月13日 民主党副大統領候補ハリス氏、米大統領選の波乱要因
- *東洋経済2020年8月13日 米国初の女性副大統領候補ハリス氏とは何者か カリフォルニア州元司法長官が期待されること
- *WEDGE 2016年2月6日 日系介護施設売却で揺れるロサンゼルス
- *[7]
- *日刊ゲンダイ2020年8月20日 ハリス副大統領候補 元サンフランシスコ市長と不倫の過去。
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