ドスランポスとは、モンスターハンターシリーズに登場する鳥竜種の中型モンスターである。
概要
鳥竜種 | |
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ドスランポス |
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登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
ランポスをまとめるリーダー的存在であり、体躯だけでなくトサカや爪も大きくなっている。
最序盤で戦う相手であるため動きはとても単純。基本的に、前後左右に跳ね回りつつ飛びかかってくるかついばみ攻撃をしてくるだけである。しかしモンハン初心者の場合は、武器の扱いに慣れていない時期に戦うことになるだけでなく、特に初期作品の癖が強い操作方法も相まって上手く戦えずにもどかしい思いをすること請け合い。 特に動きの遅いランスとガンランスだとあちこち跳ね回られるせいで余計に手こずるハメになるだろう。
しかし、慣れてしまえば何も怖くない相手である。動く的だと思って操作に慣れるまで頑張ろう。
MH4およびMH4Gでは未知の樹海で出現。トサカの部位破壊、拘束攻撃、怒り状態などが追加された。
特徴
攻撃が一発当たるだけで怯んでしまう程の虚弱体質であり、極端な話キックを繰り返すだけでハマってしまう有様である。関連動画にあるように怯みハメはペイントボールや石ころでも可能。
しかし、MHP2Gでは虚弱体質が改善したらしく、低攻撃力の武器だと一発では怯まなくなった。
MHP2G以前では、中型の鳥竜種ボスモンスター共通の特徴として、休眠や水飲みではなく逃走中に体力が回復していた。逃げ出したら大幅に回復されないためにも即追いかけよう。
MHPにおいて
MHPでは、村☆2「強敵!ドスランポス現る!」の支給品に閃光玉が4個もあったため、素材が集まりにくい下位ハンターが多く利用した。それにより、MHPにおいては狩猟数が必ずしも少なくない。
MHF
MH2からの続投組。
ドスランポス変種
あまりに変貌を遂げているのであえて見出しを作ったうえで紹介する。
MHFのクエスト「戦慄の赤と青」等で登場する。事前に情報を得ていないプレイヤーは「所詮ドスランだろう…」と高を括って狩りに行くのだが…
原種とは打って変わって異常なまでに肉質が硬くなり、全体防御率も大幅に下がっている。肉質だけ見るともうグラビモス亜種並の鉄壁ぶりである。一体何が起きたのだろうか。
防御面だけでなく攻撃力も格段に上がっており、飛びかかり攻撃が当たると結構痛い。
しかし怯み値が低いのは相変わらずで、一発攻撃を当てたら怯んでしまう。
強くなっても怯みハメされるなんてNDK?
このNASAとアメリカ軍が共同開発した特殊素材で覆われたかのような糞肉質は流石に調整の対象となった。
F.2アップデートにて、プレイヤーの意見を集めた調整が施され、凄腕に上がりたてのプレイヤーでも楽に倒せる相手となった。
特異個体
MHFにのみ登場している特異個体。その特異個体にシーズン10(2011/1/26)でドスランポスが念願の仲間入りを果たした。
変種の硬さが脚光を浴びあえて見出しを作って説明されたのと同様、いや、それより遥かに衝撃的な存在になった。
「ドスランポスと言うと、スタート時のちょっと弱い中型モンスターとしての印象が強いですけど、特異個体になるとガラッと変わります。強いモンスターがそれ以上に強くなっても、刺激としては少し弱いと思うんですよ。それは王道と言えば王道ですけど、弱いモンスターが生まれ変わるほうがインパクトは強いと思うんですよね。」
とのこと。
実際、戦闘力は通常のドス系モンスターからは想像できないレベルのぶっ飛び具合となっている。期間限定クエストではHR3から戦うことができたが、とてもじゃないがHR3のプレイヤーが対処できる相手ではなかった。
攻撃力や俊敏性共に上方修正を受けているので、ベテランハンターでも侮れない。虚弱体質も改善されており、1、2発くらいでは怯まないように設定されている。さらに当時はSRハンターには防御力減算があったため素早い上に一撃もらえば乙という恐怖のモンスターとなっていた。
当然ながら変種も存在する。HCクエストの場合二頭クエになるので、素早いだけでなく攻撃力も高いHC変種が合流してしまうとまず間違いなくカオスに直行。乱戦ガチは阿鼻叫喚の嵐。肉質調整で柔らかくなったため、F.2以前に比べかなりましになったが、それでもHC素材のための変種連戦は苦労が伴う。
一応麻痺ガンとハンマーで拘束しっぱなしに出来なくもない。現在の肉質であれば睡眠溜め4や双3麻痺剣笛1なども有効か。
- ・回転尻尾攻撃
- 通常のドスランポスより太くなった尻尾を活かした攻撃。
牙で噛み付いてから尻尾でなぎ払う。意外と広範囲なうえに威力もやたらと高いので注意。 - ・飛び掛り攻撃
- ハンターを正確に狙い飛び掛る。着地のときに強震動が起こる。
- ・反復横跳
- ケルビステップのようにハンターをめがけて攻撃してくる。飛距離が長いので緊急回避が安定。閃光玉を投げて閃光状態での確定攻撃。二匹の息のあった反復横とびは必見。
- ・怒り状態
- 口から涎を垂らす。
- ・咆哮
- MHP2の登場ムービーのときしていたあれ。特殊効果はなし。
G級個体
/16)でドスゲネポス、ドスイーオスと共にG級進出。
ドス鳥竜兄弟共通の追加技として、頭突きしながら突進、ジャンプしながらブレスを吐いてタックルというものがあるほか、ふっとばされても受け身を取る。
また、ドスランポス固有の要素として様々な効果を持つよだれをブレスとして吐いてくる。
悪臭、防御ダウン、斬れ味ダウン、酔っ払いのような効果の他、なんとモドリ玉効果を持つよだれまである。
当たるとBC送り(もちろん報酬は減らないが)となり、ラスタが被弾すると強制離脱する。
ストーリーズ
近年の作品でドスランポスを語る上では、『ストーリーズ』シリーズにおける立場が非常に欠かせない。
MHSTでは、(タマゴからいきなり孵化するという突っ込みはあるものの)主人公ライダーの最初のオトモンになる種。
ドス鳥竜なので能力は多くの種に劣るものの、ライドアクションの「ジャンプ」はジンオウガをオトモンに出来るまではドスランポス、ドスゲネポス、ドスイーオスのいずれかに任せる必要があったり、通常攻撃の3竦みが序盤では少ないスピードだったりと、最初から連れ添っているドスランポスの出番が意外と多くなる。
MHST2では主人公の先輩ライダーであるケイナのオトモンとして登場。ケイナとタッグを組む「アフマル」と、主人公が最初のオトモンを手に入れるために借りる「ランマル」の2頭がいるが、ナビルーと出会った際にナビルーが持っていたタマゴを孵化させた後、ランマルが主人公に懐いてしまいケイナから託されることになる。
そんなこともあってか、愛着がわいた人が続出したとの噂もある。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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