| 1986年 | 1987年 | 1988年 |
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『ドラえもん のび太と竜の騎士』とは、映画ドラえもんシリーズ第8作である。1987年3月14日公開。同時上映は『プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!』と『オバケのQ太郎 進め! 1/100大作戦』。
エンディングテーマは『友達だから』、挿入歌『あした・あさって・しあさって』。ちなみにこのエンディングテーマは1997年の映画『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』でカバーされ、主題歌に使用されている。
概要
- かつて地球上を支配した恐竜達が生息する地底世界が物語の舞台となる。
- 序盤から中盤にかけてスネ夫の出番が多い。さらにはなんと途中で行方不明になってしまう。
- その行方不明になったスネ夫を探してドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアンが冒険に出発…するのだが、実は「行方不明になった主要メンバーの誰かをみんなで助けに行く」という展開で始まる大長編ドラえもんは本作が初である。初ヒロインポジションはスネ夫だったのです。
- 本作のゲストキャラクターは、恐竜が進化した地底人。とある誤解からドラえもん達と地底人が争ってしまう場面はあるものの、最終的には和解して仲直りしている。狩猟民族のナンジャ族のような存在はいるものの誰かを傷つけるような悪事を企てる人物は登場せず、終始一貫した悪役が登場しない珍しい作品でもある。
あらすじ
「地球に恐竜は生き残っているのではないか」というロマンをスネ夫に見事に否定されたのび太。どんなことでも100%正解を答えるひみつ道具「○×うらない」でも「地球上に恐竜は一匹でも生き残っていない」と診断され、ますますがっかり。一方のスネ夫は、多奈川や自宅の庭で恐竜のような巨大な影を見る。自分が否定したはずの存在を立て続けに見てしまったことで、スネ夫はスネ夫でノイローゼになってしまう。
そんなある時、ドラえもんのひみつ道具「どこでもホール」で、のび太ら一行は地下空洞に秘密基地を作って楽しむことに。心を癒すために静かに過ごしたいと感じたスネ夫は一人で空洞の奥深くへと進むのだが、そこで見たのは広大な空間を駆ける恐竜の群れだった……。
ゲストキャラクター
- バンホー(CV:堀秀行)
- 騎士団に所属する地底人の青年。心優しく勇敢な正確で、ナンジャ族に襲われていたのび太達を救ってくれた。槍の腕もさることながら、初めて手にしたラジコンを無人偵察機として改造してしまうほどの天才的な頭脳を持つ。槍を手に甲冑に身を包んだ姿で竜を駆る「竜の騎士」の姿が印象的な人は多いだろう。
- ロー(CV:神代智恵)
- バンホーの妹。地底で過ごすのび太達の面倒を見てくれ、観光案内や地底人の歴史の説明を行ってくれた。映画版だとピンク色の肌をしている。
- 祭司長(CV:大塚周夫)
- 地底人の神の祭司長。騎士団を率いる立場にあるようで、「大遠征」を計画しているらしい。
- ナンジャ族
- 「ゲラベオ!ズラヲカキヘンテコ!」「ゲペゲペ」「ギャハハハハハ!」
地底人の狩猟民族。頑なに文明を拒否し恐竜狩りをやめようとしないらしく、原始動物保護区監察官でもあるバンホーは頭を悩ませているようだ。ちなみにナンジャ族という名前は映画版には登場しない
関連動画
関連項目
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