バーチャファイターとは、スマートフォンアプリ『404 GAME RE:SET』のキャストである。
概要
3D格闘ゲーム『バーチャファイター』のキャスト。飛び道具も空中技も超必殺技もなく、ただ己の拳のみで決着をつけるストイックな格闘ゲームである原作同様、ひたすらに強さを求める。しかし、「強さ」を何に求めるかがアノードとカソードで異なる。
ANODE
求めるのは強さ。信じるのは努力。
ただひたすら、まっすぐに。
無駄なことなんてひとつもない。
努力すれば強くなれる。
信じてたんだ、ただひたすら、まっすぐに。
それが全部、夢だと知らずに。
『バーチャファイター』の主人公・結城晶が主なモチーフ。『バーチャファイター1』で着用した真っ白な道着をベースに、鉢巻きや手甲に膝当てなどを追加した服装。背後にはスタンドの如く『バーチャ1』の結城晶が聳える。
日々努力を欠かさず修行に励むという原作の結城晶そのままの性格で、危険なことにも後先考えず突っ込んでいくところもそれっぽいかもしれない。
スキル
バーストスキル 裡門頂肘
名前はアキラの技からで、コマンドは→→P。オプションのアキラと一緒に踏み込み肘打ちをたたき込み、相手には「裡門頂肘」の文字が浮かび上がる。
敵1体を中心とした小範囲に4連撃+与ダメージ上昇。さらにノーマルショットにしばらく追尾性能を付加する。
スキルα 八門開打
敵1体を中心とした小範囲に6連撃+クリティカル率上昇。
スキルβ 十年早いんだよ!
CATHODE
努力が大事? アホらしい。
ホントこの世は、生きる価値のないヤツばっか。
必要なのは才能だけ。
信じられるのも才能だけ。
願うなんて時間の無駄。
気付きなよ、自分には価値がないってことに。
『バーチャファイター』のキャラクター、パイ・チェンとラウ・チェンがモチーフ。本体はパイのようなおでこの広いツインテールの見た目で、市女笠のようなかぶり物をかぶり、背後にはスタンドの如く『バーチャ1』の姿のラウが聳える。
強さを極めるために努力を重ねてきたアノードに対し、それが何らかの形で裏切られ、努力も希望も否定して才能がすべてと思い込むようになってしまった。
モチーフとなっているラウ・チェンは、究極の技を目指すあまり家庭を顧みず、妻が過労死し娘が家出してしまうほどであった人物。つまり努力のやり過ぎで家族を失った人物であり、一見合わなさそうに見える。もしかしたら、家出した娘であるパイの心境がカソード的に曲解されたものなのかもしれない。または、『CAST FILE』ムービーの最後にコンティニュー音が聞こえることから、ゲーセンでどれだけ戦っても上級者に勝てない『バーチャファイター』のプレイヤーたちの怨嗟も表しているのだろうか。
スキル
バーストスキル 虎燕青拳
パイの格闘スタイル「燕青拳」とラウのスタイル「虎燕拳」を合わせた名前。
スキルα 虎燕拳
スキルβ 燕青拳
才能愛す格闘家
2023年4月28日のシナリオイベント「才能愛す格闘家」にてボスキャストに抜擢。
カソード化したことによる世界改変でバーチャファイターが現実の格闘術となり、世界大会が開かれるまでになる。本人は才能がすべてと思い込むようになり、才能のありそうな人間やキャストを次々と誘拐する。才能を見込んだ人物はリスペクトしており、そのあまり過剰に褒めちぎる性格。逆に褒められることには弱い、努力を見捨てたと思わせて未練が残るような発言があるなど、根っからの悪人ではない様子。
ボス時のオプションは、ロボットのような強化外骨格を身にまとい、強力なロケットパンチを放つ。
プレイアブルキャラとしては本来イベント報酬だが、本イベントに伴うメンテナンスが延長したことによるお詫びとして、全員に無償配布されている。
関連人物
原作
バーチャファイター(Virtua Fighter)は、セガが1993年に稼働開始した対戦格闘ゲーム。当時は「バーチャ」を冠した3Dグラフィックゲームがセガから複数リリースされていたが、2020年代までシリーズが続いているのは本作のみであり、現在単に『バーチャ』と言えばまず本作を指す。
世界初の3D対戦格闘ゲームで、フルポリゴンのプレイヤーキャラが本物の格闘技さながらに素早く、ダイナミックに動く姿は業界に衝撃を与えた。一方、パンチ・キック・ガードを基本としたシンプルな操作体系や、あくまで現実に存在する格闘技にこだわったリアリティのある動き、八極拳・燕青拳・蟷螂拳・ジークンドーに相撲・パンクラチオンなど、他作品ではあまり見ない流派の選択などは、3D格闘ゲームが当たり前になった現在でも強烈な個性となっている。
『404 GAME RE:SET』に登場するグラフィックは、第1作『バーチャファイター』のもの。これはポリゴンにテクスチャを貼り付ける技術が確立する以前の作品であり、後続作品に比べてポリゴンむき出しのカクカクなモデルであった。
後続の3D格闘ゲームは少なくともテクスチャが貼り付けられており、『バーチャ』自身も『バーチャファイター2』からはテクスチャマッピングを駆使した美麗な映像になった。そうして実写さながらのグラフィックが当然となっていった3D格闘ゲーム界において、『バーチャ1』のあからさまにポリゴンじみたモデルはむしろ他にない特徴となっていた。
そのためか、本作が他作品にゲスト出演する際は、『バーチャ1』のカクカクモデルで出演することも多くなっている。『エラゲ』だけでなく、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にもカクカクの結城晶が登場するし、『バーチャファイター4』を新キャラも含めてカクカクポリゴンで作り直した『バーチャファイター 10th アニバーサリー』なるセルフパロディまであるほどで、最新作の美麗なグラフィックとは別に、なんだかんだで愛されているものである。
関連動画
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関連項目
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