ヒョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子に変化した擬人化キャラクター)である。
CV:前田愛(アプリ版)、松田利冴(アニメ版)、田中沙耶(けもフレ3)
概要
ユーラシア・アフリカ大陸に広く分布する肉食獣・ヒョウのフレンズ。アフリカでの危険かつ人気な動物としても上げられる。中南米に生息するジャガーにそっくり。
大坂の人にはヒョウ柄としてお馴染みの動物だからか、大阪弁で少々声のボリュームが大きく馴れ馴れしく話してくる(フレンズ化するにあたって大阪出身の人へのイメージが大きく加わったに違いない)。ネコ科動物特有のしなやかで美しい体のラインと特徴的な模様が自慢のようで、ガツガツ自慢しアピールしてくる。
ユーラシア・アフリカ大陸全般に生息している事もあり(昔はもっと広範囲に生息していた)、多数の亜種が確認されている。それら亜種もフレンズ化しているようで、自身の姉妹と認識している。特に自らの双子の妹[1]であるクロヒョウはゲーム内でも登場しスカウト可能(むしろメディア露出度は妹が上回っている)。
多数の姉妹がいるためか、豪快で面倒見が良い姉御肌な面があり頼りがいのある娘。
外見
アプリ版から登場している通常版とアニメ「けものフレンズ2」で初出のEX版の2通りのデザインが存在する。
通常版
半袖のワイシャツの上からベージュ色のカーディガンを着込みミニスカートを履いた、女子高生のような格好。スカートやニーソックス・ネクタイや靴に至るまで見事なまでのヒョウ柄模様。お尻からは長くしなやかな尻尾が伸びている。
髪型は黄色の前ハネショートヘア。前髪には元動物を参考とした模様が描かれている。
EX版
服装は襟を赤色リボンで留めた半袖の白ワイシャツとヒョウ柄ミニスカート。髪型がクロヒョウと同じツインテールになった。
ゲームでの扱い
レアリティレベル4のパッション属性(赤)のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。小・中型のネコ科捕食動物が所属するグループ「にゃんにゃんファミリー」に加入している。ヒョウは本ゲームでは小中型ネコという扱いなのだろうか。固有スキル「グレートプリティポーズ」は20秒の間だけ自身の体力が4秒毎に回復していく効果。回復力は自身の攻撃力の20%分。
2016年4月16日メンテナンスでグループ要素とグループ第1号「にゃんにゃんファミリー」と共に、クロヒョウとピューマと同時期に新登場したフレンズの1人。グループ所属フレンズが出る確率2倍のスカウト(所謂ガチャ)「ネコ出るニャー!」にて入手可能。
どうやらけものフレンズ中ではヒョウ属動物は中型ネコという扱いの模様。
アニメでの活躍
けものフレンズ(一期)
模様さえ描かれていないので非常に分かり辛いが、第8話「ぺぱぷらいぶ」にて、PPPライブの観客として通常版デザインの個体が登場しているらしい(BD版で観客に色が塗られているカットのクロヒョウの隣)。
けものフレンズ2(二期)
第5話「ひとのちから」にてEX版デザインの個体が妹のクロヒョウと揃って登場。姉妹共に関西弁で喋る。ジャングルエリアをナワバリとしており主に樹上で生活している。同じエリアの水辺をナワバリとするイリエワニ・メガネカイマンコンビとは仲が悪く、何時も他愛もない事で口論となってケンカをしてはエリアのボスであるゴリラに叱られている。両者の仲の悪さはゴリラの胃痛の種となっていた。
ある日何時も通りワニコンビと口論しているとキュルルちゃん・サーバル・カラカルと遭遇する。自らをヒトだというキュルルちゃんを不審がり、仲裁しに来たゴリラに怒られないようケンカの原因として差し出している。また、ヒトの「あらゆる動物を従え自由自在に操り戦わせる」という噂話を思い出し、キュルルちゃんがヒトだった場合にはその技術を教えてもらってワニコンビをやっつけようとクロヒョウと(ワニコンビが居るすぐ傍で思いっきり聞こえる声量で)相談していた。
ゴリラによる吟味の結果ヒトだと断定されたキュルルちゃんとサーバル・カラカルコンビによる芝居の後にヒトの技術を聞き出そうとするが、キュルルちゃんから伝えられたのは想像していたのとはかけ離れた「紙相撲」だった。何だかんだ言って「紙相撲」に熱中したヒョウ達は揃って仲良く遊ぶのであった。
ワニコンビとはあらゆる事で対立し騒動を巻き起こしていた。よくケンカする割には何故かワニコンビのナワバリのすぐ近くに居つく・同じ事(ヒトの技術を教えてもらう)を考えているなど、実は仲が良いようにも見える。武力衝突には発展してないのか・ケンカのレベルが低いのかは不明だが実力の方はサッパリなようで、実力行使でキュルルちゃんからヒトの技術を聞こうとした際にはサーバルとカラカルに簡単に負けちゃっている。
ぱびりおんでの扱い
第?世代「暑ーいところや寒ーいところ、ジメっとしたところやカラッとしたところ、いろんな場所に行ったけど、パークはどこも快適やったで。山も登ったな。しかし一番落ち着くんは木の上やな。これサイコーやろ?え?木登り苦手なん?ウチが教えてたるさかい、こっちきいや。遠慮せんでええから!」
第2世代「見て見てー、このしなやかボディ!うっつくしい柄。惚れ惚れしてしまうやろー?ツッコミは任せてな。クロヒョウは双子の妹。合わせて、よろしゅう!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
ちなみに第?世代での登録名は「ヒョウ(EX)」となっておりEX版個体となっている。ただしミナミコアリクイ達と異なり、第?世代で確認されているのはEX版の個体のみ。
内部的にはヒョウ(EX)と第2世代のヒョウは別フレンズ扱いらしくフレンズあーかいぶに世代切り替えのボタンがなく、上記の自己紹介だけでなくフレンズあーかいぶの動物紹介の内容もそれぞれ異なる内容になっている。
第?世代
「クロヒョウ、どこ行ったん?」
2019年5月15日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「うち」、他のフレンズのことは「あんた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
クロヒョウと双子かは明言されていないが姉妹関係はそのままのようで「ヒョウお姉ちゃん」と呼び慕われている。クロヒョウの発見時のセリフやけもトークなどで「お姉ちゃん」「ヒョウお姉ちゃん」とその存在は言及されていたが、クロヒョウは2018年8月1日に登場していたので9ヶ月半越しの登場である。なお不在だった理由についてクロヒョウからは「いつもの調子でぶらっと出て行ったまんま」と言われていた。
EX版になっても関西弁なのは相変わらずである。またアマゾンツリーボアから漫才の練習を頼まれてクロヒョウが渋る中、こちらはわりかし乗り気だった。
フレンズたちは「前脚」「後ろ脚」という動物だった頃の部位に基づく発言をすることがあるが、「前脚」という発言がけもトーク内で確認されるフレンズのひとりである。
第2世代
2019年7月19日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「うち」、他のフレンズのことは「あんた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
第2世代のアミメキリンから8ヶ月半ぶりに第二世代へのフレンズ追加となった。こちらの世代でもクロヒョウは大事な妹である。ただしクロヒョウは第2世代では登場しておらず、ヒョウの怪談で気絶したと言うことがけもトークで語られているのみとなっている。
第2世代のヒョウは(EX)が付いておらず、外見などもNEXON版でのデザインが採用されており、けもトーク内で「パークのドタバタもやっとこさ、収まったことやし。」とNEXON版の後であることを匂わせる発言がある。
関連項目
脚注
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