クロヒョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:奥谷楓(アプリ版)、松田颯水(アニメ版)、稲村梓(舞台版:演/3:CV)
概要
「こんなに黒いし、性格は正反対やけど、ヒョウお姉ちゃんとは実の姉妹なんよ。うちはお姉ちゃんと違って、喋るのあんま得意やないかなぁ。直さなアカン?」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
ヒョウの黒変種、美しい黒い毛なみを持つクロヒョウのフレンズ。基の動物には柄以外が黒くなりうっすらとヒョウ柄が見えるタイプと、柄自体が大きくなり完全に真っ黒なタイプが存在するが、彼女の場合は模様は確認できない。
NEXON版でのヒョウは双子の姉であり、けものフレンズぱびりおんの第?世代では双子とは明言されていないが姉妹でありヒョウのことは「お姉ちゃん」と慕っている。
姉ともども関西弁を話すが、これは「大阪のおばちゃんがヒョウ柄のアイテムを好む」という一時期言われてたアレに由来する。
外見
黒いシャツに黒いリボン、黒いプリーツスカート、黒いブーツに黒いタイツ・手袋と基動物同様に全身が黒い衣装であるが、重たくない身軽な印象を受ける。髪形は黒髪を後ろで二つ結びにしている。
ゲームでの扱い
クール属性(青)のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。ネコ科肉食動物のフレンズが加盟しているグループ「にゃんにゃんファミリー」に所属している。どうやら本ゲームではヒョウは小中型ネコという扱いらしい。専用スキル「刹那のスマイルポーズ」は20秒間敵全体のATKが20%低下する。
いつも元気な姉・ヒョウとは対称的に内気で話すことが苦手な性格。基本的に姉と行動を共にしている。
メインストーリーでは第1章にて登場。怖い話でサーバルをからかう姉のフォローに回っていた。
アニメでの活躍
けものフレンズ(一期)
第8話「ぺぱぷらいぶ」にて、PPPライブの観客として登場していることが確認できる。
けものフレンズ2(二期)
第5話「ひとのちから」で登場。姉のヒョウと共にジャングルエリアの樹木上で暮らしており、同じエリアの水辺に住むイリエワニ&メガネカイマンコンビと度々対立しては騒動を起こしてゴリラに怒られる日々を繰り返していた。ただし、両チーム共にケンカややる事のレベルが低いので大事にはなっていない。ケンカする程仲間が良いのか、会う度に対立するのにやたら近くに居着いている。また、ケンカの腕自体はみんな揃ってサッパリなようで、サーバルとカラカルの2人にあっさり返り討ちにあっている。
キュルルちゃん・サーバル・カラカルがジャングルエリアを訪れた際も姉妹揃ってワニコンビと言い争いをしていた。当初はキュルルちゃんがヒトだという事を信じていなかったが、ケンカを止めにゴリラがやって来た途端にキュルルちゃんをヒトだとして差し出しケンカの罪を擦り付けていた。また、「ヒトはあらゆる動物を従え操って戦う事が出来る」という話しを思い出し、その技術を覚えてワニコンビに勝とうと(ワニコンビの近くで)企み、(聞こえる声量で)ヒョウと話し合っていた。
キュルルちゃんとサーバル&カラカルの謎演技の後に技術の秘密を教えてもらおうと詰め寄る。キュルルちゃんが見せた件の技である紙相撲を見て、あまりの想像との違いに拍子抜けするが、遊んでみると面白かったようで熱中していた。
舞台版での登場
内気なアプリ版とは違いどちらかといえば勝気で、力強い関西弁のトークによって締めるべきところはぴしりと締める性格。
PPP(ペパプ)のライブのチケット確認係として登場し、チケットが無いのにライブを見ようとしたサーバルとオカピのライブ会場入場を阻んだ。ではチケットはどこでもらえるのか問うたサーバルに「チケットはもうどこにもありません、不正に入手でもしない限り……」と言いかけたところ、サーバルとオカピがなんと「「不正に入手しよう!」」と能天気に声を合わせる。
クロヒョウはそんな二人をしっかりと叱って、チケットはちゃんとしたところで買わないといけないと諭し、二人も素直に聞き入れた。(ちなみにこの時舞台の客席からは、笑いと拍手が湧いた。この舞台よりも以前に開かれた「フレンズの会」など、「けものフレンズ」関連のイベント各種は転売屋によるチケット不正行為に悩まされていた。おそらくこのシーンはそのことを踏まえたメタ的なネタである)。
その後、PPPのライバルとなるアイドルユニット「サバンナガールズ」を作ることになったサーバルに、ユニットへの参加を打診される。実はまんざらでもないクロヒョウだが、「そんなにやりたくないんだけど強く頼まれたので仕方なく参加する」形にしたかったらしくあえて一旦渋る様子を見せてしまった。だが天然なサーバルにはそういった機微は伝わらず「じゃあいいや」とあっさり引き下がられてしまい、慌てることになる。
ぱびりおんでの扱い
2018年8月1日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「うち」、他のフレンズのことは「あんた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ヒョウとは姉妹関係で「ヒョウお姉ちゃん」と呼び慕っており、クロヒョウの初期けもトークの時点で「お姉ちゃん」「ヒョウお姉ちゃん」とその存在は言及されていた。そのヒョウについては「いつもの調子でぶらっと出て行ったまんま」と言っており、実際に登場したのは2019年5月15日のことだった。[1]
関西弁なのも相変わらずであり、アマゾンツリーボアから漫才の練習を頼まれた際にはヒョウと異なりやや及び腰だったが、ちゃっかりノリツッコミを決めている。
また立ち絵では分からないが、けもトーク内ではよくよく見たら「花模様(ヒョウ柄のこと)」があると言われている。
「サバンナガールズ」という舞台版での呼称は、ぱびりおんでは使用されていないが「サーバルとオカピに一緒に歌わないかと誘われて一旦渋ったらあっさり引き下がられる」という舞台版のパロディや、3人でタヌキを勧誘したり、マンモスも加えたサバンナガールズ5人でのけもトークなど、舞台版を意識したけもトークも存在する。ちなみに偶然ではあるが「サバンナガールズ」の5人は全員けもトークアイコンの背景色が緑という共通点がある。
第2世代では実装されなかったものの、ヒョウのけもトーク内で名前だけ登場しておりヒョウの怪談で気絶したということが語られている。
珍しい行動は「ウチのお気に入り!(カラフルキャットタワー)」
けものフレンズ3での扱い
2020年12月の「セーバルぶらり旅3章」更新に伴い定常しょうたい(キラキラ便など)に追加された。属性はリラックス(青)、性能も姉そっくりな構成になっており、けものミラクル「うちも頑張る!やったるでー!」は単体攻撃+弱点属性に対して高確率で「くらくら」付与、たいきスキルは与ダメージアップ+たいりょく回復、とくせいで常時「はねかえしむし」など。ちなみに姉が実装されるのはそれより5ヵ月後のことになる。
楽曲
収録アルバムが存在するものを掲載。完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
「全フレンズ」の一員としても参加。
他のキャラと参加した歌
以上の収録アルバム:舞台「けものフレンズ」オリジナルサウンドトラック
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関連項目
脚注
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