ペンギンの問題 面白大図鑑プレート とは、2008年~2010年にタカラトミーから発売されていた玩具である。
概要
月刊コロコロコミック連載のギャグ漫画『ペンギンの問題』(以下:ペン問)を題材にしたトレーディングカード…もといトレーディングプレート。略して『ペンプレ』。
一般的なトレーディングカードに比べて厚みや硬さのあるプレートなのが特徴で専用カードファイルもリフィルに挿入するのではなく、はめ込むような形になっている。傷が怖い
このプレートだが、特に何か遊べる要素は無い。4巻収録の宣伝漫画でも「デュエルみたいにバトルできないし、恐竜キングみたいにゲーセンで遊べないのか!」と自虐ネタにされる程。
ファンタジー風世界観で”勇者ベッカム”を始めとしたペン問の主人公:木下ベッカムの派生キャラクター達が登場するストーリーが展開されているのでそれを読み解いたり、単に好きなベッカムを集めたりなどコレクションする遊び方が主となる。
「新1弾」からは裏面に黒い磁器コードが付いて、別売りの「ペンプレスキャナー」という液晶画面にスキャンする事で連動収集遊びができるようになった。
総じて「ベッカムだらけのSDガンダム外伝」といった所で、当時のペン問人気もあって意外にもヒット商品となった。どれくらいヒットしたかたというと作者がなかなか買えなかったり、別社の別コンテンツから露骨な類似商品
(そっちは会社もあってよりSDガンダム外伝っぽい)がでる程。
後に同作者の『100%パスカル先生』からも『100%パスカル先生 完璧プレート』がで出たが…あまりヒットはしなかった。
世界観
所謂「勇者と魔王」が下地にある王道ファンタジー風世界観。しかし元がギャグ漫画なので明らかに現代風のものなど何でもアリ。
途中から未来からやって来たキャラクターが出るなどSF要素も強くなる。
キャラクター
上述のようにほぼ全てのキャラクターが木下ベッカムとは別人?の”ベッカム”である。
・”勇者ベッカム”などの職業
・”ペリカンベッカム”などの動物
・”スパゲッティベッカム””うんちベッカム”などの物体
・”ベッカムの地上絵”などの背景など
ストーリーのメインとなるベッカム達は中々カッコイイデザインをしており人気が高い。
また同名キャラクターがパワーアップした際や絵柄違いなどは”勇者ベッカム→勇者ベッカムX(エックス)”、”サターンベッカム→サターンベッカムF(ファイティング)”の様に英字が付くのも特徴。
”渡辺ゴードン”など一部本編キャラクターのプレートも存在するが、主人公の木下ベッカムはギャグプレートとしてしか登場しない。
主なキャラクター
- 勇者ベッカム
主人公。戦いを怖がっていたがどんどん進化していく。
得意技は”南極斬り”
- スーパー勇者ベッカム
勇者ベッカム憧れの先代勇者。行方不明。
得意技は”北極斬り”※北極にペンギンはいません
- キングベッカム
ペンギン王国の王様。
いざとなれば自ら武器を持って戦う。
- サターンベッカム
ペンギン魔界の首領。
得意技は”暗黒ビーム”
- デビルベッカム
勇者ベッカムのライバル
得意技は”闇黒スラッシュ”
- 三剣士→八剣士
炎、氷、風を操る3人のベッカム。途中で雷、星、緑、鋼、光のメンバーが増えて8人に。
未来激闘編
- カラフル11
ペン王国の戦闘部隊……だがブラック、ブルー、イエロー、パープル、グレイが裏切ってギン帝国に付いてしまう。
殆どが八剣士の子孫。
- ベッカム将軍
ペン王国を裏切りギン帝国を立ち上げたマスクで顔を隠したベッカム。
外部出演
- アニメや漫画では本編が初出のベッカム以外は基本的に登場しないが、扉絵やOP、番外編などで登場する。
- ゲーム作品ではキャラクター数を活かしてプレートのベッカムがよく出演している。
- TCG『デュエル・マスターズ』では映画同時上映記念として”勇者ベッカムZ”と”デビルベッカムXXX”がカード化している。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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