■南港ポートタウン線とは、大阪市住之江区のコスモスクエア駅から同区、住之江公園駅を結ぶ路線である。
ラインカラーは、海と空を模した水色である。愛称は「ニュートラム」。
路線記号は「P」である。
概要
大阪市住之江区のコスモスクエア駅から同市同区の住之江公園駅を結ぶ。
全長7.9kmであるが、管轄がある為もっと細かくなるがここでは全長だけ記載する。
三相交流600V・60Hz(側方接触式・三線剛体架線方式)である。
駅数は10駅ある。
神戸のポートライナーに次ぐ日本で2番目の本格的な新交通システムの路線である。
運行形態
殆どが全区間直通電車であるが、車両基地が中ふ頭駅にある都合上中途半端な設定がされていることがある。(基本は6分間隔でくる)
アジア太平洋トレードセンター(ATC)・WTC、インテックス大阪でイベントがある場合は臨時列車が運行される場合もある。
運行の一切が自動制御であり、運転手などの乗員はいない。
大阪市高速電気軌道の他の路線などに比べて、車輌が小さく狭い。ちっこいのが4両でゴトゴト走っているのみである。
そのため輸送能力はかなり低く、いくら臨時列車を増発しても、インテックス大阪で大型イベントがある日などは簡単にキャパシティオーバーを迎えることになる。連絡している四つ橋線と中央線がそれぞれ6両編成なので必然的に捌ききれなくなる。
が、一方でそれ以外の日はそれでも十分すぎるほどに客が少なく、主にポートタウンに住んでいる人たちと大阪府咲洲庁舎の職員と来庁者が主な利用者になり、ぶっちゃけ毎年8億円の赤字である。
インテックス大阪にコミケが移転されたら……という話が浮かぶ際にまずデメリットとして突っ込まれるのは、このニュートラムの輸送能力の低さである。 加えて前述の編成の問題もあり、ただでさえ低い輸送能力を下げる事態になっている。そうでなくてもATCやインテックス大阪は日常的にイベントを開催しているため、特に混雑する週末の夕方はホームで係員による誘導が行われることも。
フェリー発着場と連絡している駅が複数あるため、四国・九州・沖縄方面へのフェリー乗客を輸送する役目も果たしている。
駅一覧
駅番号 | 駅名 | 接続路線・備考 |
P09 | コスモスクエア駅 Cosmosquare |
大阪市高速電気軌道:![]() |
P10 | トレードセンター前駅 トレードセンターまえ Trade Center-mae |
フェリーさんふらわあ:別府行き |
P11 | 中ふ頭駅 なかふとう Nakafuto |
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P12 | ポートタウン西駅 ポートタウンにし Port Town-nishi |
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P13 | ポートタウン東駅 ポートタウンひがし Port Town-higashi |
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P14 | フェリーターミナル駅 Ferry Terminal |
オレンジフェリー:東予(愛媛)行き 名門大洋フェリー:新門司港行き マルエーフェリー:沖縄・奄美行き |
P15 | 南港東駅 なんこうひがし Nanko-higashi |
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P16 | 南港口駅 なんこうぐち Nanko-guchi |
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P17 | 平林駅 ひらばやし Hirabayashi |
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P18 | 住之江公園駅 すみのえこうえん Suminoekoen |
大阪市高速電気軌道:![]() |
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関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%8D%97%E6%B8%AF%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%B7%9A