小倉智昭(おぐら ともあき、1947年5月25日-)とは、日本のフリーアナウンサー、司会者、ナレーターである。
経歴
小倉智昭 | |
基本情報 | |
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性別 | 男性 |
出身地 | 秋田県秋田市 |
生年月日 | 1947年5月25日 |
血液型 | B型 |
アナウンサー情報 | |
ジャンル | 情報、バラエティ |
勤務局 | フリー |
活動期間 | 1970年- |
アナウンサーテンプレート |
獨協大学卒業後、1970年に東京12チャンネル(現:テレビ東京)に入社し、アナウンサーとしての第一歩を歩み始める。
幼少時より吃音症を患っており、あえて喋りを生業とするアナウンサーになることでこれを克服しようと思ったのがアナウンサーを志した理由である。
この時に文化放送やフジテレビの入社試験も受けたものの不採用になっている。
局アナ時代は競馬中継の実況や深夜のエロ番組に出演し、喋りのテクニックを磨いた。
大橋巨泉が自身の出演する「日曜競馬ニッポン」(ニッポン放送)を始めるにあたり、小倉の競馬実況の技術を買いこの番組に出演させるため自身の事務所へ誘ったのを機に、 小倉は東京12チャンネルを退社しフリーになった。
しかし、このフリー転身時に前妻と離婚。前妻との間に設けた子供の養育費を支払う事となる。さらにフリーになったことで収入が不安定になってしまい、長らく競馬実況くらいしか安定収入が無いという困窮の時代を過ごす羽目になってしまう。
「仕事先の東京競馬場から自宅まで帰る際の電車賃すら無くなってしまったので歩いて帰宅した」「公共料金の支払いを滞納してライフラインを止められた」「給料の前借りを頻繁にしていた」など、しばらく不遇が続いた。
そんな小倉の転機が1980年代前半に訪れる。
大橋巨泉が司会を務めたクイズ番組「世界まるごとHOWマッチ」(毎日放送)の出題VTRナレーターとして小倉が起用され、時にコミカル、時にシリアスと、VTRによって声色を使い分ける軽妙な話術が話題となり、一躍注目されることとなる。
また、「タミヤRCカーグランプリ」(テレビ東京)でもナレーターを務め、 「小倉のお兄さん」を自称し、RCカーレースの実況などで長年にわたり親しまれた。
「パソコンサンデー」(テレビ大阪)では司会者として顔出し出演をし、フリー司会者としても知られるようになっていった。
ラジオでも文化放送を中心にラジオパーソナリティとして活躍する。
1990年代に入り、「どーなってるの!?」(フジテレビ)、そして「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ)の司会者として起用されその地位を確立し、「フジテレビ平日午前の顔」として君臨している。
大橋巨泉の個人事務所として設立された「オーケープロダクション」に現在も所属し、同社取締役として経営にも携わっている。
カツラの着用について
意外と知らない人も多いが、本人はすでにカツラの着用をカミングアウト済みであり、隠しているわけではない、いわゆる「公然の秘密」という扱いである。カツラの着用をバラされることが嫌なのではなく、カツラを着用していることをイジられるのが嫌というスタンスを取っており、本人曰く「自分も認めていてみんなも知ってることをわざわざ取り立てて言う必要も無いでしょ?」とのこと。なお、小倉氏は糖尿病で長年治療を続けているため、頭髪が無くなったのは糖尿病治療の副作用では?という説もある。
ネット界隈では「オヅラ」とも呼ばれるくらい、カツラ着用者としても知られている。
MAD動画で被っていたカツラが落ちてしまうという動画が作成され、東京スポーツの一面まで飾ってしまったのも有名である。
オーディオマニア
自宅の地下にオーディオルームを完備し、自らの足で秋葉原にオーディオ関連商品を買いに足繁く通っていたほどの筋金入りのオーディオマニアとしても有名。
関連動画
関連商品
関連項目
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