東武日光線単語

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東武鉄道日光線とは、東武動物公園駅から東武日光駅まで至る路線である。通称東武日光線。
駅ナンバリングにおける路線記号は「TN」

概要

1929年4月1日に杉戸（現：東武動物公園）～新鹿沼間が開業し、同年10月1日に全通した。

浅草方面と日光や鬼怒川・南会津を結ぶ中・長距離特急が運行されている。かつては急行「南会津」が運転されていた。また私鉄唯一の夜行列車である通称「尾瀬夜行」は日光線を経由する。
最近ではJR（新宿発）からの直通特急が乗り入れるようになったほか、八王子や横浜からの臨時列車も設定される。
JRとの連絡線は栗橋駅構内にある。乗務員は渡り線に設置された昇降台で交代する。

運行区間は以下の通り

• けごん：浅草～東武日光
• きぬ：浅草～鬼怒川温泉・鬼怒川公園、新藤原→浅草
• リバティけごん：浅草～東武日光
• リバティきぬ：新藤原→浅草（浅草～下今市はリバティけごんと連結）
• リバティ会津：浅草～会津田島（浅草～下今市はリバティけごんと連結）
• しもつけ：浅草～東武宇都宮
• きりふり：浅草～東武日光（臨時）
• 尾瀬夜行23:55・スノーパル23:55：浅草→会津高原尾瀬口（臨時）
• 日光・スペーシア日光：新宿～東武日光（スペーシア日光は臨時または日光の代走）
• きぬがわ・スペーシアきぬがわ：新宿～鬼怒川温泉

普通列車は南栗橋、新栃木、東武日光でほぼ運行系統が分断されている。東京に比較的近い南栗橋までは伊勢崎線発着の通勤列車のほか、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線、東京メトロ日比谷線との直通列車が設定されている。

南栗橋～新栃木は普通列車の本数が減り、急行・区間急行が運行されている。
なお大部分が半蔵門線方面からの急行と連絡している。

栃木・新栃木～東武日光間は普通が朝夕にしか設定されておらず、日中は区間急行が普通の役割を果たしている。
なお下今市で特急「きぬ」及び「きぬがわ・スペーシアきぬがわ」は東武日光方面、特急「けごん」及び「日光・スペーシア日光」は鬼怒川温泉方面発着の普通列車に連絡する。
このうち下今市～東武日光間のみを運転する列車にはかつて「特急連絡」という種別が与えられていた。以前は特急扱いだったため、快速や区間快速、新栃木以北での普通と同じ車両を使うにも関わらず特急料金を取られたのだが、現在は普通に変わったため乗車券のみで利用できる。

このほか東武宇都宮線の列車が栃木～新栃木間に乗り入れる。

路線図

　　【凡例】　●： 停車駅　▲：　一部停車駅　｜：通過駅　■：乗り換え路線　○：駅周辺施設

使用車両

自社車両

• 100系：「きぬ」「けごん」「スペーシアきぬがわ」「スペーシア日光」
• 350系：「きりふり」「しもつけ」
• 500系：「リバティきぬ」「リバティけごん」「リバティ会津」
• 6050系：急行・区間急行・普通（南栗橋～東武日光）、
• 10000系・10030系・10080系：区間急行・区間準急（東武動物公園～南栗橋）、普通（南栗橋～新栃木）
• 20000系・20050系：普通（東武動物公園～南栗橋）
• 20400系：普通（南栗橋～新栃木）
• 30000系：急行・準急（東武動物公園～南栗橋）
• 50050系：急行・準急（東武動物公園～南栗橋）
• 70000系：普通（東武動物公園～南栗橋）

他社車両

• JR東日本253系：「きぬがわ」「日光」
• 野岩鉄道6050系100番台：急行・区間急行・普通（南栗橋～東武日光）
• 会津鉄道6050系200番台：急行・区間急行・普通（南栗橋～東武日光）
• 東急2020系・5000系・8500系：急行・準急（東武動物公園～南栗橋）
• 東京メトロ03系・13000系：普通（東武動物公園～南栗橋）
• 東京メトロ8000系・08系：急行・準急（東武動物公園～南栗橋）

関連動画

関連商品

関連項目

• 泉こなた（自宅への最寄り駅が幸手駅）
• 東武鉄道
• 宇都宮線・JR日光線
• 日光（列車）・きぬがわ（列車）

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