この記事は所謂「テクノスクール(1st Season)」について記載しています。
※ゆっくり編集中です。。。
概要
「松武秀樹と相沢舞のテクノスクール」とは、2011年4月26日~2011年9月27日までの全6回にわたって放送された、公式生放送である。
なお、ニコニコ超会議(2012年4月28日~4月29日)の2日目に松武秀樹と相沢舞の「超テクノスクール」として、2012年10月6日に「校外授業編 Synthesizer Festa 2012」として2度の授業放送も行われた。
「テクノの専門学校」というコンセプトで校長に松武秀樹、生徒として相沢舞がレギュラー出演。
第2回以降は各回ごとにゲストを招き、テクノやシンセサイザーの話題などを中心に、主に初心者向けに放送された。しかし内容は初心者から上級者まで幅広く対応するものであり、テクノミュージックに興味のあるリスナーからプレーヤーまで幅広い視聴者に支持された。
授業内容
- 1時限目(2011年4月18日)
当日はニコニコ本社での公開生放送で授業が行われた。
冒頭で番組の概要、テクノミュージックの歴史を楽しく学んでしまおうということ、番組の最後に小テストがあることを説明。相沢舞の自己紹介と松武校長からの熱いmoogⅢc(通称「箪笥」)の紹介があった。
「テクノは忍耐」
という名言が生まれたのもこの回であった。
1時間目の理科の授業は「シンセサイザーとは」という説明が行われた。
moogⅢcを使って「オシレーター」が発信機であること、オシレーターの5つの波形「サイン波」「三角波」「ノコギリ波」「パルス(矩形)波」「ノイズ」があることを説明。音色を作るために「フィルター」の説明(コーヒーのフィルターに例えた)。フィルターには「ハイパスフィルター(高周波数を通過させる)」「ローパスフィルター(低周波数を通過させる)」を代表に説明した(フィルターにはほかにも種類がある)。例えとして、相沢舞の飼い猫「あずき」の泣き声をシュミレートしたが、完成までには至らなかった。リスナーから作ってほしい音を募り、「インベーダー」の音をシュミレートした。名古屋撃ちってェ…
2時間目は歴史について。
シンセサイザーの歴史としては1960年代からで購入できるようになったのは1970年代ごろからだった。松武校長が初めてシンセサイザーの音を聴いたのは大阪万博だったということを語った。
また、YMOについても触れ、YMOの秘蔵VTR(ソニーミュージック DVD:Visual YMO:the Best より「RYDEEN」)が流した。また、実際ライブで使われた衣装も公開された。相沢舞のリクエストにより(Joint Records/UMAA CD「初音ミクオーケストラ」)「HMO / 君に胸キュン。-浮気なバカンス-」が流れた。
当時のシンセサイザーは電源を入れてすぐに音は出なかった(安定しなかった)ため、YMOのツアーの時は2時間前には電源を入れてセッティングしていたということ、また熱や湿度に弱いこと、演奏中にシーケンサーが暴走したエピソードなどを語った。
3時間目は音楽。
いろんなシンセサイザーに触れてみようということでミュージックランドKEY 渋谷店Planet ShopでFantom、V-Synth、Lusina(ショルダーキーボード・keyTar)、GAIAをVTRで紹介した。実際購入したGAIAをスタジオで公開。GAIAは「シンセサイザー」の基本がコンパクトに詰まっていること、またGAIAの概要や「オシレーター」「フィルター」「アンプ」の3つの要素さえ押さえていれば音が作れること、その他LFO、エフェクトについても軽く説明した。
なお、まだ当時は発売されていなかった「Jupiter-80」も登場。「ヒューマンな演奏ができる人こそが使いこなせるシンセサイザー」として紹介された。
VP-770(ボコーダー)も登場。
ライブ演奏は「YMO / BEHIND THE MASK」。松武校長が演奏、相沢舞はボコーダーを使って歌った。
終了した後は相沢舞と松武校長がJupiter-80を試奏した。
松武校長はその時「人間とテクノロジーは共存している」と強調した。
小テストは2問。正解のプレゼントは「GAIA」。
Q1)松武秀樹が参加したバンドは?Q2)相沢舞が飼っている猫の名前は?
+小論文:「GAIAを手に入れたら何をしたいか」を400字程度を提出することが求められた。
松武校長は最後に「シンセサイザーを使ってバンドをやってみたいなと言う人とコミュニケーションをとりたい」「シンセサイザーは鍵盤があるから敷居が高いかもしれないが、最初から弾けなくても大丈夫なので意思疎通ができることが大事、音楽理論は今覚えなくてもいい(後から学べばいい)」ことを語った。
- 2時限目(2011年5月24日)
ゲスト(先輩):浅倉大介、小室みつ子
松武校長のオヤジギャグアドリブが顕著に見受けられたこの回。公開生放送で行われた。
相沢舞は初回の感想で「(GAIAを)もって帰って自分で研究したが、(スライダーに)ちょっとぶつかって設定が変わった瞬間に同じ音が出なくなった」と言った。それに対し松武校長は「自分の気に入った音はきちんと記録させておくんだよって言うの忘れてた(テヘペロ」と返した。で、セーブライオンズの…なんだって?
また、前回のGAIA当選者の小論文(コメント)も冒頭で読まれた。
浅倉大介と小室みつ子は制服姿で登場。会場が一気に沸いた。
1時間目の理科の授業では、前回のおさらいを行った。
なお、黒板には最初VCO、VCF、VCA、LFO、LFOが記載されていたが、EGがなかったので松武校長が追記し、軽い説明と(通称)箪笥を鳴らして音を確認した。
ちなみに松武校長が音色を作るときは初め「精神統一」をするらしい。。。
相沢舞のリクエストにより「うる星やつらのラムちゃんが飛ぶ音」を浅倉大介が即興で完璧に作った(リハ無し)。小室みつ子は「波動砲の音」に挑戦(浅倉大介の「この姿自体がすでに波動砲」というのは正しいと思います)。浅倉大介先輩の指導により、作り上げた。
シンセサイザーは「(想像)創造する楽器」です。
また、松武校長が「鉄腕アトム」の音を作った人「大野松雄」さんへ松武校長が会いに行ったときのインタビュー映像が流された。鉄腕アトムの歩いた音を作ったことについて触れた。
2時間目は国語。こんなに楽器があるのに国語!
テクノスクールの校歌を松武校長が作曲。作詞について授業は作詞家である(文学部)小室みつ子先輩が行った。
小室みつ子の作詞は「100%曲先」で、アレンジが出来上がったものを聴く。何度も曲を聴いてイメージし、「作曲家の気持ちは音の中に入っていて、作った人(作曲家)の気持ちを受け取る」とコメントした。また、相沢舞が生粋のaccessファンで舞い上がる輝くシーンも。
校歌はすでにテーマが決まっているが、ポップなアレンジ。なので、
「オケのリズムを壊さない、音の抑揚を壊さない」「切るところを決めてしまう」「楽曲を聴いて設定を決めてしまう、その場面のワンシーンを切り取る」「哀愁漂うところからサビに向かってエモーショナルな展開に」「メロディで一番おいしいのは半音上がるところ!Σ(*゜∀゜)φ))」
作詞を公募する条件として「宇宙的なほうがいい(相沢舞)」とのコメント→「惑星から」縛りに決まってしまう。
にゅーにゅにゅーにゅ( ・ω・)φ)))
三時間目は音楽。
浅倉大介からは「access / Higher the Darkness」をインストで演奏。
小室みつ子からはアルバムresonanceより「小室みつ子/Music Survivees」を演奏。
小テストは3問出題された。
- 3時限目(2011年6月28日)
ゲスト:飯野賢治、坂本美雨
坂本美雨は女性エロ教師、飯野賢治は学ラン姿で登場した。また、冒頭には坂本美雨の幼少の頃にProphet-5を触ってるという貴重な写真が披露された(ポロリもあるよ!)。その他出演者のエピソードが語られた。
1時間目は社会科見学。
6月12日に開催されたROLAND SYNTHESIZER FESTAの模様がVTRで流れた。豪華メンバーで演奏されるテクノポリスの映像や、会場の大盛況ぶりが観れた。Jupiter-8は貴重です!!
2時間目は理科。
「をしゅれーたー?オシレーター、フィルター、アンプの3つの要素を覚えました!(相沢舞)」
前回の宿題で校歌のメロディの音を作ってきたらしい。あずきちゃんの声をイメージして作ってきた。だいたいあってるすごい!校歌のメロディをあずきヴォイスで披露した。また坂本美雨が実際に箪笥を操作する場面も見られた。飯野賢治は自身が作った音楽を披露した。
3時間目は国語。
前回募集した校歌の歌詞の選考の模様(小室みつ子)がVTRで披露された。相沢舞の書いた内容の評価を坂本美雨が評価する場面も見られた。
Infoとして坂本美雨の声でのVOCALOID3になることが発表された。飯野賢治は絵本「息子へ」の案内があった。
4時間目はセッションライブ。
「YMO/Cue(Vo.坂本美雨)」「坂本美雨/TRUE VOICE」の2曲が披露された。
- 4時限目(2011年7月24日)
ゲスト: 高野寛、剣持秀紀
- 5時限目(2011年8月30日)
ゲスト: サエキけんぞう、IRIA
- 6時限目(2011年9月27日)
- 超テクノスクール(2012年4月28日)
- 校外授業編 Synthesizer Festa 2012(2012年10月6日)
関連動画(タイムシフト視聴可能・視聴期限未定)
関連商品
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関連項目 |
外部リンク |
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