「田中幸太朗」(たなか こうたろう)とは、東映のスーパー戦隊シリーズ第27作「爆竜戦隊アバレンジャー」の「アバレキラー/仲代壬琴」役などで知られる俳優である。
誤字られやすいが「田中幸太郎」ではない(「郎」ではなく「朗」)。
概要
弟と妹が一人ずついる三人兄妹の長男で、最終学歴は鎌倉市立岩瀬中学校卒。
織田信長に憧れた中学時代を経て、2000年にTVドラマ「悪いオンナ「シャッフル」」で俳優としてデビューした。
実力主義者っていうのがすごい良かった。徳川家康は待って待って待って、堪えて堪えて堪えて…で、自分ではあんまり動かず、堪え忍んでチャンスが来たらガーッと行くタイプじゃないですか。で、織田信長は全部チャンスにしちゃうし、豊臣秀吉はチャンスは必ず逃さない。俺は織田信長の強引さが好きでしたね
2001年には、映画「ウォーターボーイズ」にて敬語を使わなかったり食事の時間に遅れる等した事から一度は降板させられそうになったものの、改心して撮影に参加を続け「中田光太郎」役で銀幕デビューを果たした。
2003年には、東映のスーパー戦隊シリーズ「爆竜戦隊アバレンジャー」にて天才外科医にして白を貴重としたスーツを纏う戦士「仲代壬琴(なかだい みこと)/アバレキラー」に抜擢された。
「単なるヒーローではなく、ヒロイックな中にも悪の匂いがするのがよかった」
との事。
天才であるがゆえの乾きと孤独からくる虚無感を埋める為に「ときめき」を探し続けていたところ、アバレッドに変身する「伯亜凌駕」を助けた事からダイノガッツに興味を持ち、ダイノマインダーを手に入れてアバレキラーへ変身する力を得ると、敵組織エヴォリアンと手を組んでアバレンジャーとの戦いを繰り広げ、得意の高速戦闘でアバレンジャーを凌駕していたが、抱えていた虚無感がその身に宿していた邪命因子によるものと判明して以降はアバレンジャーと共闘し、ダイノガッツをあわせることで邪命因子を取り除く事に成功したものの、同時に爆発の危険性が指摘されていたダイノマインダーの制御が出来なくなった為、自らの事を「ニンゲン」と呼ぶ相方「爆竜トップゲイラー」に導かれて宇宙で爆死するという善であるよりも悪の要素が強い正義の味方を好演した。
基本的に、やってて悪役は面白いんですよ、正義のヒーローじゃない何かがあって。やっぱりちょっとズレた人間だったりするわけで。そういう価値観の違う人間っていうのが面白いですね
※オーディションの際に、アバレンジャーを観ているか聞かれた際は、観ていない事をきっぱりと告げた。だが受かった。
※第48話では、自らアバレキラーのスーツの中に入ってアクションシーンを演じている。
※「特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー」では、本編で死亡した事と最強の敵であった設定を活かして、怪人がアバレンジャーの最強の敵を復活させた際に、「よぉ!」と一時の復活を果たしている。
※なお、田中幸太朗本人の性格は、仲代壬琴とは真逆とも言える天真爛漫で楽観的で天然の入った明るい性格である。
2004年には、TVドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」に「大木龍之介」役で出演し、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞第42回新人俳優賞を受賞した。
2005年には、「世界の中心で、愛をさけぶ」の舞台版で主役の「松本朔太郎」を演じて初主演を果たした。
2007年には、大河ドラマ「風林火山」にて、史実で武田信玄とアー!な関係だったとされる美青年武者「香坂虎綱(高坂昌信)」を演じた。
2009年には、「JAY'ED」の「CRY FOR YOU」のPVに、仮面ライダー電王の「野上愛理」役の「松本若菜」と共に出演した。
2011年には、「海賊戦隊ゴーカイジャー」第18話にて、事故で重傷を負った地球人の青年「伊狩鎧」の夢の中に「仲代壬琴」として現れ、自身同様作中で戦死したドラゴンレンジャー・タイムファイヤーと共にゴーカイシルバーに変身するレンジャーキーとゴーカイセルラーを伊狩鎧に託す役を演じ、久しぶりのスーパー戦隊シリーズ出演を果たした。
主な出演作品
「仲代壬琴/アバレキラー」役TVドラマ映画 |
※その他の出演作品については wikipediaの関連項目参照
関連コミュニティ
関連項目
爆竜戦隊アバレンジャー |
関連リンク
- 【公式】KOUTARO TANAKA Official Web Site
- 【公式】STARDUST - スターダストプロモーション - 田中幸太朗のプロフィール
- 【外部】東映ヒーローネット> オンエア情報・爆竜戦隊アバレンジャー > インタビュー > 第6回 田中幸太朗
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