紅血の皇女シルヴィアとは、DMM.comが運営するブラウザゲーム『千年戦争アイギス』『千年戦争アイギスR』『千年戦争アイギスA』に登場するキャラクターである。
概要
2017年1月26日に実装されたヴァンパイアプリンセス。黒衣の花嫁カルマに続く二人目。
レアリティはブラック。
イラスト担当はエロくないエロゲーのキャラが売りなのにアイギスでは普通にエロイキャラをかいた植田亮である。
ヴァンパイアだけが住むという謎の国の皇女。気の遠くなるような長い年月の間封印されており、目覚めたときには故郷は滅びた後だった。
お姫様なうえに長い間眠っていたということもあって世間知らず。
その出自、外見、実力からすると意外なくらい人懐こく、でかい子供としか言いようのない性格である。好感度ごとの台詞によれば、癒し手アリサと交流がある模様。
後述する最強クラスの能力を持つが、本人はお姫様扱いして欲しいようで、悪役に浚われるお姫様役に憧れる面も見られた。
能力
レアリティ | クラス | 初期コスト | 下限コスト | ブロック | スキル | アビリティ | |
覚醒前 | ブラック | ヴァンパイアプリンセス | 20 | 17 | 1 | 魔剣フルンティング | 霧化 |
覚醒後 | ヴァンパイアクイーン | 20 | 17 | 1 | 魔剣フルンティング ↓↑ 吸血剣フルンティング |
霧分身 |
説明
ヴァンパイアプリンセスはアンデッド属性を持ち、味方ユニットからの回復を受けることは出来ない代わりに、攻撃する度にHPの2%を回復する特性を持つユニット。
プリンセスと名が付くクラス(イビルプリンセスは除く)に共通する特性として、近接攻撃が魔法攻撃扱いであるため、ダメージは防御力ではなく相手の魔法耐性を参照される。
シルヴィアはモンク系ユニットと同じように物理回避50%を持っているため、物理攻撃に対しての生存力が高い。
後述するスキル覚醒の性能から、単騎で一部の魔神を倒す能力を秘めているため、実装当時大きく話題となった。
覚醒
レベル | HP | 攻撃 | 防御 | 魔耐 | ブロック | 好感度ボーナス | コスト |
lv1 | 4265 | 482 | 645 | 15 | 1 | 攻173防72 | 20~17 |
lv99 | 5187 | 637 | 822 | 15 | 1 | 攻173防72 | 20~17 |
ヒール不可のアンデッド特性から、同コスト帯では破格のステータスを誇る。
また、覚醒アビリティで自身と同じ能力を持ったコスト10の霧分身トークンを4体生成出来る。(同時に置けるのは1体までで、好感度ボーナス分は流石に抜かれるが)
トークンは自己回復は出来ないが、回避50%は同じく所持しているため、生存力が高く器用に立ち回る事も可能である。
スキル
通常 | 魔剣フルティング | 110秒攻撃&防御が1.5倍 回復量が5倍 | 1秒 | 160秒 |
覚醒 | 吸血剣 フルンティング |
20秒攻撃と防御1.4倍 攻撃毎の回復量5倍 効果終了後スキルが強化 |
5秒 | 30秒 |
20秒攻撃と防御が2.2倍 攻撃毎の回復量7倍 効果終了後スキルが強化 |
30秒 | |||
攻撃と防御が3倍 攻撃毎の回復量が9倍 自動発動+効果時間無限 |
30秒 |
通常スキルは110秒間攻防が1.5倍になり、攻撃の回復量が5倍(10%)になるというもの、CTが長い為再使用はほとんど見れないが、110秒間は大体雑魚は一蹴してしまうスペックを持つ。
しかし、彼女の最大の特徴はS覚醒といえるだろう。段階強化型のスキルで最初は未覚醒スキルよりも大幅に時間も短く使いづらくなるのだが、回数を重ねるごとにバフと回復量の倍率が高くなり、最終的には攻防3倍、回復量9倍(18%回復)を永続で発動するようになる。
これはレベル99の場合、シルヴィアのHP5187、つまりシルヴィアが1回攻撃する間に受ける平均ダメージが933を上回らないならば、シルヴィアは永遠に落ちないということである。
そして、攻撃と防御力が王子のバフ込みで三千を超えるすさまじい数値の為、ほとんどの敵の物理攻撃を下限ダメージに抑える事が出来る。
これにより完全体になったシルヴィアを倒せるエネミーは高難易度MAPのボス格を除けば数えられるぐらいしかおらず、タイマン性能では無双といっていいほどの強さを誇る。
単純な受け性能ならば、叛逆の騎士コーネリアなどに譲るところはあるものの、シルヴィアの最大の強みはこの性能をスタンドアローンで運用、つまりヒーラーがいらないという事である。しかも最終段階のスキルは効果時間無限なので放置にも向いている。
欠点としては、完成までに時間がかかること、魔法耐性が高いとは言えないので遠距離から魔法で撃たれるとすぐ落ちてしまう事だろうか……。
前者には後衛軍師を配備し素早くスキル覚醒の最終段階を迎え、後者には霧分身トークンを避雷針にするなどして工夫したい。
そのほか、敵を攻撃できない状況や麻痺によるスキルの中断も危険。
なお、彼女には水着に着替えた別バージョンの「涼風の吸血姫シルヴィア」も実装されている。S覚醒時の運用方法は通常版とほぼ同じだが、スキルの内容が持続時間ゼロで自身のステータスを永続的に上げるというものなので麻痺などでスキルが中断されても影響が無かったり、攻撃時のHP回復量がクラス特性の分しか無いので殴り合いでのタフさは劣る代わりに秒間80の自動回復とスキル使用ごとの全回復があるので敵を攻撃出来ない状況でも安定していたりと結構使用感は異なる。
その他
2017年9月に行われたイベント「カリオペと恐怖の夜」の神級ミッション「霧を纏いし紅血の皇女」にて敵として登場、大量のコウモリや人狼を率いて現れた。
イベントボスのヴァンパイア公爵を差し置いて神級で登場することから、ヴァンパイア全体における彼女の地位が伺える。
ちなみに敵として出てきた理由は「肝試しで皆を驚かせたかったから」。
以後はゴールドラッシュ系イベント恒例のプリンセス達の乱痴気騒ぎでもしばしば顔を見せるようになった。
敵としてのシルヴィアは、流石に吸血剣フルンティングの凶悪な回復能力はないものの、魔法ダメージ扱いの攻撃と回避能力、霧分身といった能力はそのまま持つ。
味方のときと同様にアンデッド属性を持つので、ヴァンパイアハンターを差し向けたいところだが、物理攻撃に対しては回避能力を持つ点には注意が必要。
スピンオフ小説「白の帝国編」の3巻にも登場するが、口調や性格があまりにも原作のものと違うことが指摘されているほか、王子のシルヴィアの使用方法が杜撰であったり、そもそもゲーム上の性能から考えるとどう考えても弱すぎる等、シルヴィアが好きな人にはつらい出来になっている。義賊サヨの変装なのかもしれない
御城プロジェクトReとのコラボイベントにて
御城プロジェクトReで千年戦争アイギスと二回もコラボ。
一回目が王子一行が偶然御城Reの世界に紛れ込み悪戦苦闘する話。
最後にミレイユがヤンデレ化する。
二回目がほぼシルヴィアメインの話、シルヴィアが敵として闘うことになる。
御城娘の可愛さにほれたシルヴィアが殿ごと娘を奪い取ろうとするかなりやばい話。
だけどラピスと違って全然話題にならないのはなぜだろう。
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関連項目
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