雪の降る町とは、
- 降雪があり、見掛けられる地域、市街のこと。
- インターネット掲示板「2ちゃんねる」(略称2ch。2020年現在の「5ちゃんねる」)のコテハン。
2006年ごろに大学生活板で活動していた。いわゆる馴れ合い厨である。 - 2.とはあまり関係のない何らかの集合写真の登場人物の一人の通称。
- もしかして
概要
ネタ写真の一つ。「2chのコテハンのオフ会」と称してしばしばネット上で話題になる集合写真である。
- 見た目の平均年齢の異常な高さ、というより40代にも見える年齢層
- 「戦場のオナニスト」を初めとするインパクトのありすぎるハンドルネーム
- そのハンドルネームが妙に各人物のキャラクターと合致している(後述するが、この写真は他人の集合写真に勝手にコテハンのハンドルネームを当てはめたもの。そのため結果的にそうなったと思われる)
- 全体から伝わってくるいまいち乗り切れていない微妙な雰囲気、よそよそしさ、打ち解けてない感
- 揃いも揃って…なファッションセンス
- メガネ率の高さ
- 地味に身長順に並んでいる
- 「雪の降る町」の威圧的な眼光
などなど、突っこみどころしかない。
登場人物
- 戦場のオナニスト
- 右手に「ねこねこソフト」の「まじかる☆ひよりん」ぬいぐるみを持っている。初期アバターファッションでシャツインという、オタクの鑑といった風貌をしている。謎のネームカードを装備。「戦場のオナニスト」というひどすぎるHN(ハンドルネーム)に名前負けしていない。
- 立っている位置や態度から考えてこのオフ会を主催した可能性が高いと考察されている。
- ハデス
- 高身長でガタイがよく、ポケットに手を突っ込むなど漂う強キャラ感が魅力。ハデスというモンスター的HNもピッタリあっており、まれに「ハデスのハデス感」と表現される。謎のネックレスを装着している。
- 雨坊主
- ドラマ版電車男っぽい雰囲気とシワの入りまくったTシャツが特徴。なぜかカメラのほうを向かず斜め下を向いている態度が目に付く。「俺はこいつらとは違う」といったオーラを醸し出しているようにも見えるため、屈指の不人気キャラである。
- ネギさま
- 右肩だけ異常に下がっていることを除けばいたって写真映りは普通で(靴・ズボン・バッグ等の情報がないことがプラス方向に作用しているとも考えられる)、マイホームパパにも見えると評判。「この中では一番まとも」と一定の評価を受けているものの、「裏表が激しそう」「ネットリとした説教を受けそう」という意見も。
- 心太
- ヨレヨレすぎるシャツとジョジョ立ちが特徴的。口角が全く上がっていないため無愛想にも見えるがそれなりにオフ会を楽しんでいることを願いたい。
- ◆SAZABLIZRY
- バッグ二つに傘と重装備ながら、トリップ文字列であるため話題に上がりにくい不憫キャラ。「サザビー」というあだ名をつけられている場合も。歯を出した笑顔を見せているなどで好感度は高いが、どうしても地味という印象がぬぐいきれない…
- 雪の降る町
- やべーやつ。凄まじい眼力を持ち、この写真を有名にした主要因。「人を何人か殺してそう」「HNのセンスがいい」と評判だが、出オチ気味のキャラもあって意外に人となりについては語られない。
- こまち
- 良い人そう
- 心理
- 一人だけ年齢が明らかに高い。人生経験が豊富層という印象もあって説諭能力が長けているとうわさされている。心理学教授っぽい外見から付いたキャッチコピーが「心理の心理感」。
- 撮影者
- 隠しキャラ。
元ネタ
大学生活板のこのスレ(2006年1月)で>>1に貼られたのが元と考えられている。当時の板に常住していたコテハンたちをネット上で拾った写真に無理やりあてはめて揶揄したもので、当時から「雪町が怖い」「心理オッサンすぎ」(要約)などとウケていたようだ。(なお、このネタスレ内で実際のオフ会についての談義も行っている辺り、コテハンたちのすさまじい馴れ合い厨っぷりが見て取れる。)
その後、元となる写真の情報が散逸したあとでも、VIP/ニュー速/なんJ/嫌儲で「5ch(もしくはオタク的な)オフ会」という話題が出るたびに貼られ笑いを誘い続けた。雪町のインパクトもさることながら、元スレ>>1が画像の男性たちに命名した絶妙なセレクティングセンスも長い間細々と貼られ続けていた要因であると考えられる。なぜか2015年あたりに急速な広がりを示したことがわかっているが、詳細は不明。
結局、写真の男性たちは何者なのか
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/sumi_russian/status/1754432220633444412
有志の調査により、撮影場所は埼玉県のJR川口駅の西口であることが特定されている。ぬいぐるみ/ソフマップの袋/CAPCOMのバッグから考えてもオタク的集まりであることは明らかで、「大企業の社員の集合写真」「学会の集合写真」という少数意見を否定している。
2006年1月に貼られたことからもわかる通り撮影時期はこれ以前であることは明らか。注意して観察すると、ソフマップの袋が旧ロゴのものであることがわかるだろう。また、戦オナの持っているぬいぐるみは「ねこねこファンディスク」(2002年1月発売)に登場するまじかる☆ひよりんである。参加者の大多数が半袖であることを考えると、2002~2005年の夏季に撮影されたと考えられる。
では一体なんの集まりなのだろうか?しばしば「コミケ帰り」と推測されているが荷物の少なさと撮影場所からして可能性は低い……というより、川口駅で撮影されたという事実がよりいっそう考察を難解にしている。イベントがあるような場所でもないのに。
当時の参加者の年齢が30以上であると仮定すると、本記事が作成された2020年現在では全員アラフィフであり、心理辺りは還暦近くなっていると考えられる。ネット上で人気なのを知らず、名乗り出ないのも不思議ではない。そう考えると、ネット黎明期の貴重な資料と言う側面もある、なんとも歴史的な写真に思えてこないだろうか?
真偽は不明であるが、2021年4月1日にはてな匿名ダイアリーに投稿された「20年前のオフ会の思い出」では写真の「ハデス」に当たるという人物がこの写真が撮られた経緯について語っている。曰く、彼らはあるラーメンに関するHPの掲示板にいたメンバーで、ラーメンを食べ歩く目的でオフ会を開いたはずが盛り上がってアニメイトやゲームショップにまで行くことになり、なぜか解散時には川口駅近くのゲーセンにたどり着いていたとのこと。写真はHPに掲載するために撮影したらしい。なお、「戦場のオナニスト」に該当する人物は、実際はとても立派な人だったという。
関連動画
関連静画
関連項目
- 30
- 0pt