概要
養父市 やぶし |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
市役所所在地 | 兵庫県養父市八鹿町八鹿1675番地 |
市町村コード | 28222-7 |
面積 | 422.91km2 |
総人口 | 20,347人 (推計人口、2024年9月1日) |
人口密度 | 48.1人/km2 |
隣接自治体 | 兵庫県 豊岡市、朝来市、宍粟市、美方郡香美町 鳥取県 八頭郡若桜町 |
木 | ブナ |
花 | ミズバショウ |
意外と正しく読めない人が多い。
2004年4月1日に養父郡八鹿町、養父町、大屋町、関宮町の4町が合併して発足した。
鳥取県との県境にあり、中山間地農業の改革拠点として国家戦略特区に指定されている。
結構広いが森林面積が占める割合が大きいこともあり、兵庫県の市では最も人口が少ない。
市の東部を一級河川円山川が南東から北東の方向に流れ、その支流の八木川に沿って八鹿、関宮地域が、大屋川に沿って養父、大屋地域が広がる。
兵庫県最高峰の氷ノ山がそびえる。周辺は氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されており、ミズゴケの湿原やブナの原生林などが見られる。また、近辺ではスキー場が数多く整備されている。
日本一農業がしやすいまちをめざしており、就農者への支援が充実している。
2012年には北近畿豊岡自動車道が八鹿氷ノ山ICまで開通し、大阪、神戸ともに車で約2時間の距離になった。
主な特産品は鮎や地酒、佃煮、桜みそ、但馬牛、わさび、ネクタリン、ブロイラー、八鹿豚、朝倉山椒など。
かつては大屋町と八鹿町は丹波地域の養蚕業の中心地であったが、現在では但馬牛や豚、ブロイラーの飼育や酪農が盛ん。養蚕は今やすっかり廃れたが、特徴的な三階建ての養蚕農家の家々が数多く残る大屋町大杉の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。その他ではかつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延鉱山や但馬5社のひとつで紅葉の名所としても知られる養父神社、鉢伏山の中腹に広がる美しい別宮の棚田、落差98mの天滝などが代表的な観光スポット。
氷ノ山の原生林に住まう妖精「やっぷー」がマスコットキャラクター。のんびり屋でいつもワンテンポずれている。好物は木の実。
やぶ医者の話
江戸時代、松尾芭蕉の門弟が記した俳文集において、
「養父に隠れ住んでいた良医が居たんだけど、後々彼の弟子を騙る者どもが各地でやらかして、その悪名が広がったので駄目な医者を"やぶ医者"と言うようになった。(意訳)」と記している。
まあ、その門弟の時代より以前から"やぶ医者"と表記する例があるので俗説の一種と見られているのだが、養父市では僻地で医療活動を行う若手医師を顕彰する「やぶ医者大賞」を2014年から執り行っている。
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