B-RAPハイスクールとは、かつて放送されていたTBSのテレビ番組「学校へ行こう!」の1コーナー名である。
概要
2002年4月から2004年8月にかけて行われたコーナー。名前は1980年代に有名になった漫画「ビー・バップ・ハイスクール」から。
「B-RAP」の「B」は「Black」「Boys」「Beginner」を指し、「ヒップホップを愛する若者なら初心者でも大歓迎」という意味を持つ。が、「Black」でも「Boys」でも「Beginner」でも無い人も大勢いた。一応「ヒップホップ」がメインという体裁なのだが、初期から早々に形骸化し実際は有名歌手グループの替え歌等でほぼ占められていた(まともにラップをしていたのはRHYMA HOLIKSとCo.慶応ぐらいである)。また、最初にラップするお題が出されるのだがそれを守っていたのはほとんどいなかった。ゲストとして、ウィル・スミスやクエンティン・タランティーノ、小室哲哉が出演したことがある。
主な出演者
- 軟式globe
当該項目参照、「B-RAPリクエストアワード(2002年次)」第一位。 - アンコ the KANCREW
初期の常連であり、一番手だったことが多かった。「ズンチ ズンズンチ」の音に合わせてラップを披露した。ラップのタイトルは内容に合わせて番組名や曲名をもじったものだった(発掘悪悪大辞典、オール内緒ニッポンなど)
真ん中のMCリンダはライマホリックスのシライ the Jahmalと親戚関係とのこと。 - 尾崎豆
尾崎豊の曲(主に「15の夜」)の替え歌で、自身の身長が小さいことなどを歌っていた。「リクエストアワード2003」で第一位を獲得し、1日だけスタジオでMCを務めた。2007年頃までは吉本興業に所属しており、新喜劇などに出演していた(芸名は同じ)ようであったが、2015年現在、行方がわからなくなっているとのこと。
アンコtheKANCREWのTOMOE(立ち位置画面右側)が捜索しているが、未だ見つかっていない。情報求む。
- チゲ&カルビ
CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」の替え歌であるあるネタを披露していた。サビの部分は第二回から毎回カットされた。カルビは現在ものまね芸人「しばっち(カタカナ表記の場合もある)」として活動中。 - Co.慶応
当該項目あり。 数少ない正統派。Dragon Ashの「Life goes on」、後期はKICK THE CAN CREWの「地球ブルース~337~」の替え歌で歴史や英単語の授業を行っていた。慶応大学理工学部に在学していたらしく、卒業後、有名企業に就職したらしい。後に日本史ラップと世界史ラップ(ヨーロッパ編)のDVDを出しており、著作権の関係上曲がオリジナルのものに変更されている(世界史ラップでは自身が作曲を行っている)。
現在もYouTuberとして活躍中。 - ジョン・レノソ
現ヒライケンジ。自称「ジョン・レノンの兄」であり、Imagineの替え歌であんまり意味が無い物事(たまに駄洒落)について歌っていた。ZO-3のギターをいつも下げているが、弾く振りすらしなかった。 - MUSIA(ムーシャ)
初期はMISIAの曲を歌いながら踊っていたが、あまりにも音痴だった為MISIAファンから苦情が殺到した。中盤からはMISIA以外の歌手の曲も用いていたが、音痴に変わりは無く歌詞のテロップがMUSIAの音程に合わせて上下していた。毎回ネタの前に自己紹介ラップ(一応韻は踏んでいた)を披露する。実は用意されたセットを(偶に)活用していた人物。アンコtheKANCREWのTOMOEによれば、今もガラケーを利用している(そのため、レスポンスが遅いと愚痴をこぼしていた)、既に結婚している(!?)らしい。
フルサイズで聞きたいというイノッチ一部のマニアが居た為2015年秋の特番で放送された経緯がある。 - ハードコア
MC風のスタイルで登場し、椅子に座って踏ん反り返り「Yo!調子どう!」など挑発的な口調で喋った(この口調を視聴者の九官鳥が真似して喋る様になってしまった為、苦情が来た事がある)挙句、歌わせて貰えずに強制的に撤収させられると言ったヲチが特徴だった(1度だけ歌う事を許可されたが、「用意してなかった」と言うヲチが付き、結局登場から1回も歌っていない)。何故かV6の事を「ブイロク」と呼び、「三十路」や「腰抜け」と呼んでバカにしていた。千葉県の流山出身らしい。 - 歌DA道子
宇多田ヒカルの「Traveling」をバックに替え歌を歌うのが定番だった。藤子さん(運転手兼母親の人)はまちゃまちゃと同一人物……という噂があったが、アンコtheKANCREWのTOMOEによればこれはガセとのこと。
藤子は現在、出演を観て一目惚れした旦那さんと一女を儲け家族三人でTravelingしているとの事。 - JR爽快
- 騎士男
氣志團の「One Night Carnival」の替え歌を披露。ホスト風のスーツに身を包んだ限度のない男気に定評のある大さん(右)と、その相方の翔(左)のきもちわるいぐらいにキレのいいダンスが特長。ちなみに翔は氣志團のオーディションを受けたことがあるとのこと(本家の氣志團が出演した際、綾小路翔に指摘されて判明)。
- イチロー
- ハミデルラヴィーン
少しばかりふくよかな女性。セクシーダンスを披露する。そのセクシーさでタランティーノ監督を悩殺したこともある。一方で小室哲也がゲストの時はダンス中に腹を揺らし、ジュースを飲んでいた小室を吹かせた事もある。 - RHYMAHOLIKS(ライマホリックス)
毎回アニメソングなどをバックにラップを披露していた正統派ラッパー。初めは三人組だったが、途中で一人が脱退し二人組になった。現在は新メンバーを迎えて活動を続けている。 - ユースケ・キ○タマリア
後期に登場していた超お下品系ラッパー。「摩訶不思議アドベンチャー!」の替え歌で初回デビューを飾って以来、放送コードギリギリレベルの下ネタを連発しては毎度オンエア強制打ち切りになっていた(最短で歌い出し2秒)。なお、最後まで歌い切ったのは初回と、槇原敬之の「もう恋なんてしない」の時のみ。現在も芸人として活動中。 - KEN'S BARへようこそ
- 酪農太郎
- 劇団あととり
- アーノルド白木ネッガー
- 夏木マリ夫
極度の緊張のため歌詞を最後まで歌いきれない緊張系ラッパー。ネタは夏木マリの「ミュージシャン」の替え歌「よくある話をしましょう」。一度だけ秘策として「よくある話は、しません!」と言ってネタを終わらせたことがある。 - 桃色ピーチィズ
- MC GODS
- MCスワニー
- 次郎
- ホスピタリー
- 恋愛小説家サトシ
- 雅山福治
- 鼻鼻
- デーモン夕暮
その名の通り、デーモン小暮閣下風の髪型とフェイスペイントを施し学ランで出演していた。放送当時は浪人生だったらしく、その思いを聖飢魔IIの代表曲「蝋人形の館」の替え歌にぶつけていた。ある意味ではCo.慶応と正反対の男。
現在は熟成肉バルのオーナーとして充実した生活を送っている。 - スマイル八木沢
癒し系ダンスラッパー。名前の通り笑顔が素敵。出演当時高校二年生も現在はお笑い芸人になっている。
関連動画
なお「学校へ行こう!2015」EDの『愛なんだ』に出演したB-RAPperは、
軟式globe(初代KOIKE・三代目パークマンサー)・騎士男(翔)・MUSIA・スマイル八木沢
・ハミデルラヴィーン
と
Co.慶応の7人だった。
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関連項目
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