テイルズウィーバー(Tales Weaver、以下TW)とは、NEXON提供のMMORPGである。
尚、テイルズオブシリーズとの関連性はない。
概要
2Dグラフィックの可愛らしいキャラクターデザインと、『Second Run』を始めとしたハイクオリティなBGM、そしてプレイヤーキャラクター達が主役となって活躍する壮大なストーリーが魅力のMMORPG。
原作は小説『ルーンの子供たち』で、ボリス・ジンネマンやジョシュア・フォン・アルニム等、同作の登場人物がプレイヤーキャラクターとして出演している。韓国発祥のオンラインゲームでもあり、かつては複数の国でサービスされていたが、現在は日本と韓国を除いてサービスが終了されている。
クローズβテストが2003年10月28日から開始されたが、応募総数が25000人を超えるなど、リリーズ前から爆発的な期待が寄せられていた。なお、クローズβテスト終了は2004年2月18日。
オープンβテストは、2004年2月25日に開始。クローズβテストのデータなどは引き継がれておらず、全員が初期状態からのスタートとなった。なお、オープンβテストは2004年9月20日に終了。そのまま正式サービスに移行した。
サービス開始は2004年9月21日。当初は月額2000円の課金制であった(当時の有料オンラインゲームの中ではかなりの高額)が、開始から一年後の2005年10月に基本無料・アイテム課金制へと移行。2009年11月にはネクソンポイントとゲーム内のアイテムを取引できるオープンマーケットのシステムが追加され、今日まで続いている。
ゲーム内容
一部のイベントやクエストを除けばソロプレイが基本であり、自分のペースでまったりと進めていくことができる。アイテム課金制ではあるが、チュートリアル用の装備品が高性能であったり、「虚無僧笠」「グリッドウィング」等の実用性の高い装備品が容易に入手可能であったりと、無課金でも十分に楽しむことが可能。
非常に残念なことに、ハッキングや外部プログラムによる自動操作(BOT)が悪質なユーザーによって頻繁に行われている。対策によってその数は減ったが、根絶には至っていない。新しくプレイを始める人は十分に注意すること。
チャプター(CP)
TWを語る上で欠かせなメインストリーム。8人(EP2からは13人)のキャラクターそれぞれに独自のストーリーが用意されている。必ずしもやる必要はないが、クリアすることで実用的な装備・アイテムを入手できたり、キャラクター同士の掛け合いを見て楽しむことができる。TWをプレイするなら是非チャプターも同時に進めてみることをオススメする。
2006年9月27日にEP1(全13話、CP13は2部構成)が完結。2007年2月28日からEP2が実装され、2013年6月12日実装のEP2-CP8をもってその物語に幕を下ろした。
EPISODE3(新生EP1)
2013年8月7日にEP3(新生EP1)が実装がされた。原作小説『ルーンの子供たち』著者、ジョン・ミンヒ自らが監修し、より原作に近い 内容として展開していくことになり、今までのEP1/EP2は同日をもって撤去(進行不可)となった。また、一部と言いながらも100以上のフリークエス トを撤去したり、多数のマップを差し替えたりもしている。
要塞戦
クラブ(≒ギルド)対抗の要塞争奪戦。TWにおける数少ないPvPの場でもある。
毎週火・土曜日にアミティス要塞で、木・日曜日にカルデア要塞で、22時から開催される。
ルールは、攻め側は要塞内の大結界石を全て破壊すること。守備側は逆にそれを阻止することである。制限時間は40分、その間に石を全て破壊できれば攻撃側の勝ちで、できなければ守備側の勝ちである。
この要塞戦は廃人上級プレイヤー達の間で大きな盛り上がりを見せており、この要塞戦目当てに一からキャラクターをレベルカンストまで育成し直すプレイヤーがいるほど。TWで最も盛んなイベントだと言える。
ネクソンマジック
ネクソン運営のオンラインゲームで度々起こる怪現象のこと。TWでも頻繁に見られる。
特に定期的に発生する不具合と、それに伴う不正行為問題は深刻である。何ら問題行動を起こしていない全うなユーザーまで誤ってBANされるという、非常に悲しい事態まで引き起こされた(基本BANされたIDは復元されない)。
登場キャラクター(プレイヤーキャラクター)
EP1
- ルシアン・カルツ(Lucian kaltz)
- ボリス・ジンネマン(Boris Jineman)
- ティチエル・ジュスピアン(Tichiel Juspian)
- ミラ・ネブラスカ(Mira Nebraska)
- マキシミン・リフクネ(Maximin Liebkne)
- イスピン・シャルル(Ispin Charles)
- シベリン・ウー(Sivelin Uoo)
- ナヤトレイ(Nayatrei)
EP2
- ジョシュア・フォン・アルニム(Josua von Arnim)
- クロエ・ダ・フォンティナ(Cloe da Pontina)
- ランジエ・ローゼンクランツ(Lanzie Rosenkranz)
- イサック・デュカステル(Issac Dukastel)
- アナイス・デル・カリル(Anais del Caril)/アナベル
EP3
その他
テイルズウィーバー:Second Run
2022年11月よりスマートフォン向けにテイルズウィーバー:SecondRunがリリース。
ユーザーの長らく求めた「スマホでできるTW」と思われたが、狩りして経験値を得てレベルを上げたりドロップを収集するなどのできないゲームと化していた(テストの時点で判明していたが)。
実態として、よくあるスマホソシャゲ・ガチャゲーである。皆が待ちわびたテイルズウィーバーMはどこへいったのか 安定のネクソンクオリティ
一方多くのキャラに声優がついたり(ただし2015年ごろの声優からは全員完全に一新されている)、NPCやモンスターの細かい設定やバックストーリーを知ることができる要素も増えたので、本家ユーザーにも新たな発見は多い。また実装アバターが少ない反面アバターも染色できるようになってコーデの幅が広がった。
シナリオも大筋は同様だが、ソーシャルゲーム的な都合で同じボスと共闘できるようにという計らい(多分)で、幾人かはキャラ共通で同じようなルートをたどるようになっているので、その整合性のために細かいストーリーにはかなり変更が入っており、これまで本家で存在しなかったモンスターも実装されている(色違い等の使いまわしがほとんどだが)。
最初期はイベントのゲームバランスがあまりにひどく(一般人お断りボスの群々)、サービス開始早々に激しいユーザー離れを引き起こした。 安 定 の ネ ク ソ ン ク オ リ テ ィ !!
2023年2月、開始3か月強でオーバーロードとのコラボイベントが始まった。ゲームバランス自体が調整段階なのに早くなぁい?
ピコカキコ
♪Battle in the Tomb of Hero - Z80 mix | TalesWeaverについて語るスレ#16 より | |
♪ナルビク(夜)-GoodEveningNarvik- | TalesWeaverについて語るスレ#78 より | |
♪First Run | TalesWeaverについて語るスレ#82 より |
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関連項目
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