ニコニコ大百科

中々良い内容

暇な大学生か忙しい院生または教授がつくったもしくは在野の研究員が作ったと思われる記事だね、よくできてるなあ

よくできた記事
知識がないからこれが本当なのかはよくわかんないけど

30年くらい前まではフランデレンとワロンで地域対立が深刻化しててそれぞれベルギーからの独立を訴える連中とかもいたけど、今はどうなってんだろ

よく出来てるけど近年って表記(具体的な年数を書いて欲しい。支持率は数年で急変動するので)や同じことを短い間隔で繰り返したりってのが一部見られるな
後者は直せるけど前者は編集お願いしたくなるね

ご指摘を受けて表現を修正しました。

良かったのでほめるを押しました

おすすめに上がったのはvivantが入ってるからだろうか？

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民族が混在している国家って大変なんやな

まあ日本も実は混在してる（してた）んやけどな…

＞憲法・安全保障問題を対立軸とした二大政党制しか経験していない我々日本人にとって

いや日本で二大政党制だった時期はあんまないでしょ
55年体制やそれ以外の自民が政権にいるときも一党優位政党制っていうやつになる

「民族が混在している国家って大変なんやな」＞アフリカ諸国「毎回クーデター起きるからそら大変よ」

>>4
フラームス・ベランフが再び躍進したりと今もずっと喧嘩してますよ
ワロンはまだしもフランドルは分離主義運動が完全に定着した感じですね

この記事のご著者、大陸欧州政治に造詣深いだろうから、ドイツやフランスの現代政治もお書きになったら秀逸なお纏めになりそう。

フランス政治史は沼だからやめとけやめとけ…(特に第三共和制)
あの国は政教分離とポピュリズム、毎年内閣交代を19世紀で経験した国だからな…

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初見、なんだこれ状態になった

ん

わあ!（記事の量が）おっきい!ほりだしもんだヮ!

へぇ…ベルギーの政党一覧なんてまたマイナーなとこ突いてきたな…
って思って見てみたら思ってた100倍くらい細かい内容も解説してあってびっくりした

チョコレートとワーテルローと「通り道」とコンゴ自由国での悪逆非道っぷりくらいしかイメージ無かった
勉強になる～

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>>23
つまり日本もww2後の大きな政変から100年経たないと落ち着かないってことか

ちなみに王室メンバーはオランダ語フランス語バイリンガルなのでエリザベート王女とオランダのカタリナ=アマリア王女はオランダ語で会話してるといいな

最近のベルギー政治トピック
今年6月に総選挙を控え、各党の動きが慌ただしくなってきました。
・世論調査では極右VBと急進左派PVDA-PTBが大きく支持を伸ばし、与党はかなり苦戦模様。これら2党が勝利すると連立交渉はこれまで以上に難航すると見込まれる。
https://www.vrt.be/vrtnws/nl/2024/02/28/peiling-de-stemming-vlaams-belang-afgetekend-grootste-partij-v/
・オランダ語系政党のN-VA、フランス語圏のブラバン・ワロン州に候補者を擁立（他言語の選挙区に候補者を出すのはかなり異例、しかもN-VAはオランダ語圏の利益を代表する政党だし）。フランス語圏では右派的な政党が減少しており、その空白を埋めようというねらいか。
https://www.vrt.be/vrtnws/nl/2024/03/20/wie-is-dieu-godefridi-die-het-gezicht-van-de-n-va-moet-worden-i/
・フランス語圏社会党PS、N-VAがVBと接近すれば「N-VAは与党にはいない」と牽制
https://www.vrt.be/vrtnws/nl/2024/03/16/ps-voorzitter-magnette-als-n-va-samenwerkt-met-vlaams-belang/

ここからは個人的な見解
・ベルギーで散々言われてる「VB・N-VA連立」はおそらく（まだ）ないと思われる
そもそもベルギーの内閣はオランダ語話者とフランス語話者の大臣の数を同数にしないといけないルールがある。VBを含む内閣を作ろうとした場合、現状これに応じるフランス語系政党がないので不可能。
オランダ語圏だけのフランデレン地域政府であれば「VB・N-VA連立」もありえなくもないが、VBに協力したN-VAに対してフランス語系政党から批判されるのは必至。連邦政府の連立交渉に参加できなくなるリスクがある。そもそも、最新の世論調査では2党合わせても過半数の支持がないので他党に入ってもらう必要があるが、前述のリスクを受け入れてまで応じる党があるのか？

・連立形成の鍵はPSとN-VAが和解できるかどうかにかかっている
現政権は自由党＋社会党＋緑の党＋カトリック党の4派7党による構成だが、オランダ語圏に割り振られた下院の88議席中41議席しか満たしておらず若干フランス語圏の代表に偏重している。その最たる原因がオランダ語圏第一党のN-VAが野党になっているためである。
この党はフランス語圏第一党のPSとの仲がすこぶる悪い。2019年選挙後もこの2党が同時に連立できるかという交渉が何度かあったが、ことごとく失敗している。しかし、次期選挙はイデオロギー的に極端な政党が台頭してくることが予想される。PSとN-VAの交渉が決裂することはそうした過激な政党を連立パートナーに選ばざるを得なくなる可能性を高める。
個人的にはVBやPVDA-PTBを連立に入れるよりはN-VAを入れるほうがまだマシのように思える。

復旧当日に最新の選挙結果を反映、更新してて舌を巻く。制作者のひーだ氏、研究者として実直な人柄が見える。

先日のフランスは国民戦線の台頭を防ぐ為にマクロン大統領、与党連合が新人民戦線とのかなり無茶な野合や、ドイツのAfd躍進とか見てるとベルギーの内情も気になるから参考にしております。

2024年6月9日の選挙結果の概要
・極右VB台頭も思ったよりは伸びず、第二党止まり
・第一党の座はN-VAが維持
・政府首班のOpenVLDが歴史的大敗、首相辞任へ
・Vooruitは前党首の差別的発言・セクハラにもかかわらず議席増
・フランス語圏でLE・MRが勝利、PSは議席減
・緑の党は全体的に苦戦したがGroenはブリュッセルで健闘
・フランデレン、ブリュッセル地域議会でイスラム寄りの新党TFAが議席獲得

選挙後の動き
・ドイツ語圏とフランス語圏では早々と連立交渉がまとまり新政権が成立。
・連邦下院ではオランダ語系自由党のOpenVLDとフランス語系社会党のPSが敗北したのを受けて連立政権入りを断念。ややこしいことにフランス語系自由党とオランダ語系社会党は議席を増やしてるので新政権はかなりアンバランスなことになりそう。
・現在連邦政府の交渉を主導しているのはN-VA党首バルト・デ・ウェーヴェル。一部政党の交渉撤退で実現可能な連立方式がほぼ一択になってしまったため、比較的早期に合意できるのではないかと現地メディアは楽観視。
・地味に難しいブリュッセル政府の交渉。オランダ語名簿のTFA、フランス語名簿のPTBが議席を増やしたが、他党からの目は冷ややか。フランス語名簿ではPSが助け舟を出してなんとかなりそうだが、オランダ語名簿ではどう組もうにも仲悪い政党同士をくっつける必要が出てくる。

個人的な見通し
・政策のすり合わせさえできれば当事者たちが目標とする9月20日までの連邦新政府の成立は可能。逆にそれができないとなると交渉は泥沼化しそう。
・今回のブリュッセル政府形成はとにかく至難の業。こじれればこじれるほど連邦制のあり方など地域争点が政治化する恐れあり。