ニコニコ大百科

トラックにはねられて瀕死のまま異世界に行く話もあるのかな
ありそうだな

自殺だと異世界に転生できませんよみたいな暗黙の了解を作れば
自殺防止対策になる……ならない？

本人の善行への褒美や、神側のミスの補填として
好きな作品の世界に(チート特典付きで)転生させてやろう

みたいな対価としての神様転生を導入にした二次創作が
一次創作に流入したのが異世界転生のルーツの一つだから
そもそも楽しんでる側も自殺とかは非推奨気味なんだよなぁ

>>1052
>>1053
応用で「異世界転生には今回の人生での度合いにより計算された予算で決まる」って感じにするとなると…

「異世界行きには1000ポイント、特殊能力ガチャには1回5000ポイント、恵まれた知人には1人3000ポイントかかりますが、あなたは引きニートだったため予算が0ポイントです。　不慮の事故ですと補填で20000ポイントが入りますが、自殺したため入りません。　一般凡人のまま同じ世界を再走し直してください」ってなりそう

主人公は生前の善行による加算や慎重なやりくりで得したけど
他の転生者は脳死で選んだから酷い目にあった
みたいな作品はかなり前から散見されるな

能力自体は転生特典としてちゃんと使えるけど
ギルガメッシュ本人じゃないから何も入ってない王の財宝とか

産まれる場所や記憶の保持、人間への転生を選ばなかったから
産まれてすぐ死んだり能力を使う知能もない魔物に産まれたりとか

>>966
読者大衆が夢見ているのは異世界で無双することでも極楽浄土で幸せになることでもなく
トラックに轢かれて死ぬことなんだよ

転生モノが乱立してるの見ると、皆そんなに異世界転生したいの？って思う。今の生活に未練とかないのかな

作劇のパターンとして楽なだけだと思うよ

転生はもう死んでるから未練とかあんまり考えなくていいしな
場合によっては家族思い出して泣くシーンとかあったりするが

言われてみれば転生モノで元の世界帰る方法探すのあんまり見たこと無いな、転生した人と転移した人が両方いる作品とかだと探したりするけど

転移だったら召喚陣の繋がりとかで元の世界探せるけど
転生だと手がかり何も無いし神の協力でもない限り無理だからね

本来元の世界に存在してはいけない魂だから云々とかで

転生時点で上位存在から元の世界ではマトモに転生出来ないことや
転生先から元の世界に戻れないことを伝えられてるパターンもある

今の生活に不満を持ってるのが多いから転生ものが～って意見よく見るがそれこそ自己紹介ではって思ってしまう

異世界転生するキャラのあまり恵まれてない境遇のパターンが目につくからそういう分析になるんじゃね？
これが異世界で力をつけて成長して現実に帰ってくるっていう構成が多いならそういう分析にはならんと思うが
高橋留美子作品もわりとそういう傾向があるけど現実から離れてファンタジーで過ごそうとする作品って一定数あるよね
押井守はビューティフルドリーマーでそこら辺を批判する感じだったし、高橋留美子はそれを嫌ってるみたいだけど

まず「転生」だからってのがある
元の世界に戻る話にするつもりなら最初から召喚や転移で帰れそうな感じにしておけばいい
実際「召喚（転移）」モノのありふれや盾の勇者は元の世界での生活に不満持ってなくて、帰ることを目的にしてるし

あえて転生にするってことは基本的には帰る展開にするつもりないって意思表示だし、それでも納得しない人間のために元の世界での生活が良いものじゃなかったみたいな説得力を補強していくと自然と恵まれてない設定が多くなる
元の生活に不満ない転生主人公だとイセスマの冬夜とかナイツマのエルとかが当てはまる
エルなら異世界で渋々暮らす→ロボ実在してヒャッホーで解消
冬夜は生き返れないならしょうがない→異世界で人と繋がりが出来る（あと両親の夢枕に立って未練断ち切ったり）

今最もイメージしやすい変身願望的なあれだからでしょ
読み終わって本を閉じたりスマホを切れば現実に戻ってくるのはヒーローとか怪盗とか魔法少女もののアニメ見終わるのと一緒だろ

実は異世界というものはその人が最後に受けた苦痛や恐怖・妬み・憎しみ・未練などが練り固まることで出来た世界である…

だからトラックに撥ねられる際の即死の激痛や極度の疲労で衰弱死する際の憎しみなどから異世界が出来上がる…的なのだったりすれば
何故いつも毎回トラックがって言うのにも説明は付ける
いわゆる命との等価交換として異世界が出来上がってるんじゃないかなって

>>1063
それこそ、うる星やつら2みたいな何一つ不自由ない異世界から現実に帰ろうとする作品もちっと増えてもいいと思う

何不自由ない世界から現実に帰るってのは
昔からよくある展開だからな
別に幸せなら夢の世界にずっとこもっててもいいんじゃね？っていう
誰もが一度は思う発想から生まれたのがなろう的な異世界もの

死んだ後に異世界「天国」に転生しようってブームが2000年ぐらい前から流行り始めたんだけど
今でも衰える事のない人類の覇権コンテンツになっている

キリスト教よりユダヤ教のがもっと古いし、キリスト教の成立経緯からして異世界転生とは違う気がするが
現世の罪を贖って救済されましょうってことだから、転生するのに自らのアクションを挟まないタイプの異世界転生は毛色が違う 生前の罪に向き合った結果転生したパターンならまだ近いが

別の世界に救いを求める構図としては似てなくもないだろうが、異世界転生ってトラックが有名になったみたいに病気とか事故とかによる外部要因によるものがメジャーなんだよね
宗教みたいに懺悔や修行を挟むのでもなく、ファンタジー的に自分で飛び込むってわけでもないのが面白い

元々が二次創作界隈で形成されたテンプレートで
現実の読者が原作に放り込まれたらどうなるって話だったから
必然的に主人公はサブカルを知ってるオタクな一般人だったのよ

それでインフレとかに置いてかれず活躍させるために
エヴァ二次の魔改造シンジ君よろしくチートを付加するようになり
理由付けや舞台装置に神様が転生させてくれたということになり
普及してからは理由付けが形骸化し諸々から一次創作にも流入し
なろうを中心にweb小説で流行ったという流れ

だから言うほど転生に救済を求める需要はないと思う
実際、なろうじゃ異世界転移転生がランキング隔離されてからは
他のテンプレの多くは維持されつつ現地人主人公が主流になったし

二次創作で読者を放り込むパターン自体がそういう性質を帯びてるんではなくて？
（創作の中の世界も）異世界で現実世界で読者だった普通の人を活躍させる時点でそういう側面はあると見ることができる
この創作の世界のパターンも現実に帰ろうとするものってメジャーとは言えないし

元々は原作キャラを魔改造して原作を再構成みたいなところでもうほとんどオリキャラだしオリキャラでよくね？って感じの流れから発生したものだったはず
元が魔改造モノだから帰るとかそんなのあるはずないしオリキャラにして時にわざわざ付け足す意義を感じられなかっただけって印象

ゼロ魔の人気絶頂期とテンプレの普及時期が結構が被ってて
もう有名原作の主人公が帰りたがる展開やってるのに
いまいち二次創作でやる意味なかったのもあると思う

それに、別作品からキャラ転移させたクロスオーバーものの方が
帰りたがる理由が理解しやすく帰還エンドにも後腐れがなかったし

転生物に限らずチートで逆転や苦境から成り上がり系主人公は
一歩間違えればワンピースのオロチみたいになりそうね

むしろ一歩間違えたらどうこうって話にならない主人公って
バトル要素があるだけで殆どいなくなるし
日常系とかにしたってものによってはレベルで希少なのでは

「一歩間違えれば悪役・敵役」にあてはまらない設定難しいな
善を成すように造られた云々とかそれこそ一歩間違えればラスボスだし

「主人公」な時点でヤバイ影響力を持ってるよ

このジャンルで思うのは、
死ねば転生してしまうという絶望的な世界の仕組みを知っても、
なぜか解脱し（転生から逃れ）ようとする主人公がいないのが気になる