ニコニコ大百科

感想漁ってると同じ漫画を量読んでる人でも「昔の悪役みたいにカリスマや信念があるみたいな魅力がない」って人と「そういうのばっかりだったから普通に嫌な奴なのが新鮮で良い」って人に割れてるの面白い

>>2842
徹底して「自己中心的で傲慢で臆病ゆえに不愉快な"人間"」として描かれてるよね。意図的にカリスマ性を付与しないように注意深く扱われている節がある。

他の悪役と比べると正直、与えた総被害自体はそこまで大きくはない。なのに他の悪役よりやたらと憎しみが湧く優れた造形、それが無惨様。

ファンの間で「鬼になりたいか」というアンケート取ったらほぼ満場一致で「無惨様の部下というだけでイヤ」の拒絶反応ばかり、というのも面白い。普通はもうちょっと票が割れるものなのに

社会から疎外され続けたンドゥールはDIO様という理解者のおかげで救われたが、こいつのおかげで精神的に救われた敵役いないもんな
累もむしろこいつのせいで話がこじれてるし

DIOと違って権力欲とか支配欲とかないからな、ただ自分が不自由なく生きれるようになりたいだけ
でもその過程でどれだけ犠牲を出そうが、自分を災害だと定義して仕方ないものだと割り切ってるから犠牲者や遺族からみたら胸糞悪いと

太陽を克服したら普通に人間社会に入りそうだけど、今まで自分の裁量で好き勝手支配できる鬼の大将をやってきた弊害で人間社会のしがらみの中にいることに窮屈さを覚えそう

やっぱり喋り方が産屋敷と似てる気がする。
今回の「猗窩座、猗窩座、猗窩座」を「実弥、実弥、実弥」に置き換えると、完全にお館様。

元々鬼を増やす理由自体青い彼岸花の捜索のため嫌々やってたもんだから仮にあの最終戦で鬼殺隊殲滅して不死身になったら絶対後先考えず「もう用済みやでー！」で作った鬼遠隔爆破して全滅させて
理解者になりえた者や苦痛を共有できただろう存在を自ら手放すんだろうなぁ

>>2848
考えてみれば炭治郎が柱になれば無惨にとっても詰みかねない状況だよな。
縁壱の時みたく寿命で死ぬのを待って雲隠れって手もあるがそれで珠世という離反者が生まれてしまったしな。

>>2857
むしろ炭治郎が成長し切る前に無限城決戦に持ち込めたから勝ち筋があったと思うな

無惨様は決して無計画でいきあたりばったりな性格ではない
「自分自身への驚異」に対してはかなり徹底している
警戒すべき相手、自身を滅ぼしかねない存在と判断した場合
それこそ黒死牟や自分自身の手で今度こそ「日の呼吸を根絶やし」って手段をとった可能性もある

無惨様に本気を出されてしまったら正直勝ち目は一切ない

なんのカリスマ性もプライドもないただ強いだけ(その強さも縁壱よりは遥かに劣るが)の超絶自己中な臆病者がラスボスっていうのは斬新で良かったと思う
なんの美点もない悪役はむしろ珍しい

なろうでざまぁされる悪役見てると(読んでると)有能で合理的に思えてくる生命体

ヘルシングの旦那に真っ先に嫌われて、ボロクソ罵倒されながら殺されそうなキャラではあるな。

>>2848
無惨は炭治郎を特別抹殺対象にしてたけど、縁壱ほど強いと思ってたわけじゃない
炭治郎が縁壱よりはるかに弱いのは無惨も知ってる
実際炭治郎のこと「こいつもたいしたことない」みたいに言ってたじゃないか

だから、戦闘力だけで見れば、無惨は炭治郎が成長しきってもそこまで脅威とはしなかっただろうし、炭治郎単騎では無惨に肉薄できるわけでもない
無惨はただただ耳飾り+日の呼吸が鬱陶しく、念には念を入れておきたかっただけ

黒い日輪刀の隊士は率先して消してたっぽいしね
新人隊士とのファーストコンタクトなんて楽勝だろうから、これまではほとんど瞬殺できてたんだと思う
黒い日輪刀が出世できないってそういうことでしょ？
無惨が気にしていたのは痣の伝播と禰豆子の存在であって、炭治郎単体に恐怖したわけではないよね

無惨はよくも悪くも元は病弱な平凡の一般人だからなぁ…
ディオみたいな人間の頃でも肉体や才能に溢れてるようでも無いし関係無いけど月みたいに天才的な頭脳も無い

無惨が一般人よりも強めの鬼にしたの黒死弁と善逸の兄、猗窩座ぐらいだし

黒死弁と善逸の兄と猗窩座が名乗るのを想像して笑ってしまった。

からかうような意地悪なコメントをしてしまってごめんなさい。

悪意のあるコメントをしたつもりはなかったんだが、ごめんなさい。

>>2864
作中に出てきた鬼だと「一般人より強い人間を鬼にした」例はその3人ぐらいになる。
けど猗窩座が勧誘してきた人間を鬼にしてるとファンブック２に書かれているから、強い人間を鬼にした例自体は他にたくさんありはするみたいだよ。

>>2868
>ファンブック２に

ファンブック1だったわ
すまん

鳴女ちゃんも一般人よりは上なんじゃね？
サイコパスっぷりは鬼の中でも随一だし

ジャニー喜多○の転生前ですかね

青い彼岸花についてどの程度本気だったのか
鬼殺隊が殆どその存在に触れてないから鬼殺隊も無惨が青い彼岸花探してるって知らないよね多分

鬼殺隊へのその情報の漏洩を恐れたのか
童磨とか堕姫とか人脈ある上弦もいたのに多分それもさせてなさそう
猗窩座をその辺ウロウロさせて捜させるよりよっぽど効率良さそうなのに……

ぶっちゃけ人も鬼も全然信用してないだろうから自分が直接管理できる鬼以外を使う気になれなかったのかもしれない
効率より自分の安心が優先だったと考えればある意味すごく無惨らしい

>>2873
人間に青い彼岸花探させたら見つけた奴がこっそり隠してよそに売りはらうとかされてもわからんからね
情報収集だけならしていただろうけど

虚無すぎて逆に魅力のある悪役だな。
MGSのヴォルギンやウシジマくんの肉蝮とかそういう類。
ピカレスクロマンまではいかないけど、こういう人間類型もあるのか〜と感心させられるキャラ設定。
永遠に生きたいという願望も身もふたもないほどプリミティブだし、傾奇者揃いの鬼殺隊よりはまだ共感できる。
スペック自体はチート級なんだし、癇癪癖とか人格破綻さえしてなければ鬼殺隊ともっと競れたよね。

癇癪癖がなければそもそも鬼になっていなかったのがなんとも・・・

ガマンして完全な生物になったらどうなるかは気になるって意見もちょくちょく見るな。

>>2876
癇癪癖がなければむしろ完全体の鬼になっていたはずだと思う

「青い彼岸花（人間を鬼に変貌させる薬）」を飲んでいるわけだから
治療が途中で中断したから中途半端に日光という弱点が残っただけで、癇癪を起こさずに最後まで治療を受けていたら完全な鬼になっていたはず
医者は自分が作った薬が鬼化薬だと知らないまま、無惨に殺されていたと思うわ

無惨様の最大の偉業は悪役が改心しても必ずしも善になるとは限らないという事を読者に教えてくれた事だよね

一応、原作が完結して1年位経つけど
そろそろ終盤戦の展開とかこの記事に加えた方がいい?