やったぜ。投稿者: 変態糞総理(ヒ版) 単語

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ヤッタゼトウコウシャヘンタイクソソウリヒバン

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やったぜ。投稿者: 変態糞総理(ヒ版)』とは、ニコニコ動画投稿されたとある動画である。

概要

2023年8月11日に、インターネット上の動画投稿サイトニコニコ動画」に投稿された、再生時間3分43動画

投稿者ニコニコユーザー名「(旧名)ホモと語る未解決事件exit_nicovideo[1]氏。

動画URLは「https://www.nicovideo.jp/watch/sm42606622exit_nicovideo」だが、2023年11月5日現在では非開設定となっているために視聴することはできない。しかし、別の投稿者によって転載された動画が複数出回ってしまっている。

実は本動画に先立って、投稿者2023年7月上旬には既にほぼ同内容の動画(ただし動画時間は1分38とやや短い)をSNS「X」(旧Twitter)上に投稿していた。そちらの投稿URLは「https://twitter.com/coldcase666/status/1678964369336733696exit」だが、既にこの投稿削除されている。

つまり「Xに投稿した動画を、1かほどしてからニコニコ動画にも再投稿したもの」がこの『やったぜ。投稿者: 変態糞総理(ヒ版)[2]』ということになる。[3]

さらに、読売新聞報道によれば、この『やったぜ。投稿者: 変態糞総理(ヒ版)』の3分43のうち30分を抜したものが2023年11月2日に「X」に投稿され、一気に230万回以上再生されたという。そちらの投稿URLは「https://twitter.com/coldcase666/status/1719996288727683431exit」だが、この投稿も既に削除されている。

その後、後述するように動画内に自社の報道番組のロゴが掲載されていた日本テレビをはじめとした報道各社が取り上げ問題視したことで、ニコニコ動画やX上の同投稿者による当該動画削除され、投稿者日本テレビに対して謝罪した。

動画の内容

映像としては、当時の日本内閣総理大臣である「岸田文雄」氏がスーツ姿でカメラに向かって語りかけているものである。

だが基本的には静止画であり、口元だけが音に合わせて不自然に動いている。

下方には「BREAKING NEWS」「岸田首相「確かにいたしました。」」「投稿者変態糞土方(8月16日()07時14分22)」といった字幕が入っている。右上には「日テレNEWS24」のロゴや「LIVE」の表示も入っている。これが後に大問題となる。

そして音は、岸田氏のを学習させたAIに生成させたと思われる「岸田氏と非常によく似た」によって、性的な内容を含む文章を読み上げていた。

その内容については、「やったぜ。 投稿者:変態糞土方 (8月16日(水)07時14分22秒)」という、かつて「男性同性愛者らが自らの性体験を書き込む掲示板」に投稿された文章を改変したものであった[4]

この文章は、通称「真夏の夜の淫夢」(略して「淫夢」)と呼称される、「男性同性愛者向けポルノ作品や、男性同性愛者による性的な書き込みなどのうち、ユーラスに感じられるものをネタにして楽しむ界隈」での定番ネタとして用いられているものだった。

さらに、この「淫夢界隈の一部では一言では言い表しづらい複雑な経緯を経て、AIにもしむようになっていたため、こういった動画や音制作される下地となっていたのである。詳しくはニコニコ大百科内の「AI淫夢」や「AI拓也」の記事を参照されたい。

映像に使用された「岸田氏がオンライン会見する画像」の元として利用されたのは、おそらく2022年8月24日に放映された日本テレビ報道番組『NEWS24』のスクリーンショットかと思われる。

つまり、「意図して番組ロゴを付した」と言うよりは「テレビ番組スクリーンショットを改変して動画を作成、そのまま番組ロゴを削らずに残した」という経緯だったようだ。

日本テレビの怒り、各社による報道、投稿者による謝罪、政府見解

上記の2023年11月2日のX上への抜動画投稿に注が集まったことをきっかけにしてこの動画に気づいたのか、日本テレビは翌日である11月3日放送の報道テレビ番組news zero』にて「フェイク動画首相日テレ画面みせかけ」としてこの動画を取り上げた。

この番組内では、「放送、番組ロゴをこのようなフェイク動画悪用されたことは到底許すことはできません フェイク動画について今後も必要に応じて しかるべき対応をしてまいります」との日本テレビの怒りのコメントが発表されている。

これを受けて、さらに翌日の11月4日には複数の新聞や通信社がこの動画について取り上げた。

読売新聞投稿者「(旧名)ホモと語る未解決事件」こと、大阪府男性(25)にもインタビューを行っており、

などのコメントを得たという。

前述のように、この大阪府男性(25)は日本テレビの怒りのコメントを受けてロゴが入った動画はX上、ニコニコ動画上のもの双方を削除した。

さらに自らのXにて謝罪のコメント投稿し、非を詫びるとともに「どうか訴訟等は停止してください」と懇願した。

また、政府からは個々のSNS上の投稿へのコメントは控えるとした上で、政府情報を偽って発信することは、場合によっては民主主義の基盤を傷つけることにもなりかねず、行われるべきではない」と、フェイク動画についての見解が示されている。

識者のコメント

この件については、上記の新聞報道記事内、またYahoo!ニュースでのそれらの新聞記事の転載ページ内などで、学者やジャーナリストなどの識者がコメントを発した。例としては以下の人物である。

他にも、Xなどで様々な識者・著名人がこの『やったぜ。投稿者: 変態糞総理(ヒ版)』の問題についてコメントしている。

関連動画

全ての元凶。(本家/無断転載版)

全ての元凶の元凶一番の被害者かもしれない

関連項目

脚注

  1. *※「(旧名)」まで含めてユーザー
  2. *「(ヒ版)」の「(ヒ)」とはTwitterのこと(現: X)をし、「Twitter」を「ヒウィッヒヒー」と呼び、それをさらに略して「ヒ」と呼ぶことから。
  3. *わざわざ「(ヒ版)」とタイトルに付けているのは、同投稿者2023年7月15日にも類似した別の動画やったぜ。投稿者: 変態糞総理exit_nicovideo』をニコニコ動画投稿していたため、タイトル差別化するためかと思われる。
  4. *一旦本記事作成に当たって動画内の音全体を聴き取って文字起こししたが、この内容を記事に掲載すること自体が岸田氏の名誉を棄損する可性があることを考慮し、掲載は取りやめている
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