オーリム/フトゥー(ポケモン)単語

オーリムマタハフトゥー

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オーリム / フトゥーとは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット (以下、ポケモンSV)』に登場するキャラクターである。

バージョンによって登場する人物が違うが大まかな役回りが同じであるため、同一記事内にて解説を行うものとする。

概要

オーリム / フトゥー
基本情報
英語 Sada / Turo
地方 パルデア
性別 女 / 男
年齢 30-40代?
特徴 本作のポケモン博士
世代 第九世代
ポケモントレーナーの記事のテンプレ

ポケモンSVに登場する、パルデア地方ポケモン研究者。俗に言う『ポケモン博士』というものであり、『スカーレット』ではオーリム、『バイオレット』ではフトゥーが登場する。ただし歴代の『ポケモン博士』が基本的には作中において主人公と幾度か顔を合わせることが多く、ウツギ博士マグノリア博士といった主人公との交流が少なめの博士であってもポケモン図鑑の評価など基本的なシステムに関与する傾向が強かったのに対して、本作におけるその立場であるはずのオーリム / フトゥーはそうではなく、ポケモン図鑑の評価などは主人公の担任兼生物学担当の教師ジニアが担当している[1]

そもそも最初に主人公と顔を合わせるのも対面ではなく、校長室におけるモニターでのビデオ通話である。そこで主人公に彼が出会ったコライドン / ミライドンの世話を主人公依頼してくる。く、ペパー主人公に譲渡した「コライドン / ミライドンモンスターボール」はもともとは彼のボールであったらしい。その後、主人公ペパーとヌシポケモンを倒し、コライドン / ミライドンを再獲得するたびにスマホロトム電話をかけてきてその解説する。

パルデア大穴にある自身の研究施設・ゼロラボに籠もって、その内部の秘エリアゼロ」とそこに棲息するポケモン研究を行っている。このエリアテラスタルの発生である結晶を発見し、人為的にポケモンテラスタルできるようにするためのテラスタルオーブを開発したことで名を得た。研究を続けており、かつてはメディアにも露出していたが主人公パルデアに引っ越してきた時期にはあまり姿を見せなくなっている。

発売前は明かされていなかったが、本作における主人公友人の一人、ペパーオーリム / フトゥー息子である[2]。ただしひとりであるにも関わらずオーリム / フトゥー研究に没頭しており、ペパーはひとりで過ごすことが多かったため料理スキルが磨かれた。最後のの再獲得時にオーリム / フトゥー電話をかけてきたタイミングペパーがちょうど居合わせたこともあり、久々子の会話となるかと思われたが、オーリム / フトゥーは非常に事務的な会話のみを行っている。そして主人公ペパーを自身の研究所に呼ぶと、やはりビデオ通話でパルデア大穴にある自身の研究施設・ゼロラボに来るように伝えてくる。


第4ルート『ザ・ホームウェイ』

最初の3ルートクリア後に開始する4ルート『ザ・ホームウェイ』では主人公とその友人一行を度々通信でガイドしながらゼロラボに誘導するのだが、この通信内の博士台詞まるで機械の不調かのようなノイズや言い回しが混じるようになる。この不審な通信に、実の息子であるペパーは疑念を募らせていく。

真相

主人公友人を借りて一足先にゼロラボに進入すると、主人公コライドン / ミライドンに襲いかかる、もう一体のコライドン / ミライドンを宥め、オーリム / フトゥーが現れるのだが――

キミたちに 謝罪しなければ
いけないことが ある

ワタシは
本物の オーリム博士では ない


ポケットモンスター スカーレット』より

ボクは 博士が 自身の知識と
記憶をもとに 作った 人工知能
……AIで 動く ロボットなのだ


ポケットモンスター バイオレット』より

実は主人公と最初に校長室でビデオ通話したとき、そして以後連絡を取っていたときのオーリム / フトゥーは本人ではなく、AIで動くロボットであったのであるオーリムAI / フトゥーAIく、本物のオーリム / フトゥー主人公相棒となったコライドン / ミライドンを守ろうとした結果の第4観測ユニットで起きた事故 (おそらく、オーリムAI / フトゥーAIが使役しているもう一体のコライドン / ミライドンに殺された) によって生命活動を維持できなくなった、という。つまり物語開始時点で本人は既にこの世の人ではなかったことになる。本物のオーリム / フトゥーは同僚や「あの人」がゼロラボから撤退したことで人手不足に陥り、自身の意識をコピーしたオーリムAI / フトゥーAI制作したのであった。これはエリアゼロテラスタル結晶のによって実現したものであり、オーリムAI / フトゥーAIはこれ故にゼロラボの外に出て活動できない。

オーリム / フトゥー見たのは古代 / 未来ポケモンが現代のポケモンと共に暮らす理想郷であった。しかしオーリム / フトゥータイムマシン完成させてまで実際に実現したのは理想郷には程遠い、を有する古代 / 未来ポケモンが現代のポケモンを脅かすであった。しかし、それをみてなおオーリム / フトゥーは「これもまた自然の形」と受け入れ、研究を続行しようとした。オーリムAI / フトゥーAIはこのような狂気を止めようとしていたが、オーリム / フトゥーが先述の事故に倒れ、タイムマシンを止めるものがおらず、オーリムAI / フトゥーAI自身は自身がそのシステムの一部として飲み込まれてしまう運命にあった。パルデア大穴には一応それらパラドックスポケモンを外界に出さないためのバリアこそあったが、主人公が土震のヌシとして出会ったイダイナキバ / テツノワダチのように、バリアの外に出てしまうポケモンたちもいた。そこでオーリムAI / フトゥーAIは本物の博士のふりをして自分を止めてくれる優秀なポケモントレーナーを自身のもとに招いたのである。

そして主人公ペパーの持っていたスカーレットブック / バイオレットブックタイムマシンを止めるためのそのものであること、これをセットすると自分が主人公に襲いかかってしまうことをつげ、自分を倒してくれと依頼してくる。

オーリムAI

フトゥーAI

彼らを倒すとオーリムAI / フトゥーAIはもとに戻り、主人公に追いついてきたペパーに謝罪をしようとする……のだが、

コれは……!? 博士は ドウしテも
タイマシんヲ 止メタく なイノ!?


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より

なんと生前のオーリム / フトゥーが残していた『楽園防衛プログラム』が起動し、『楽園の守護コライドン / ミライドンを繰り出した上、オーリム / フトゥー以外のボールIDロックして主人公たちのモンスターボールを使えなくしてしまう。しかし、ここで多くのプレイヤーは気付くはずである。

相棒コライドン / ミライドンボールは、もともとはオーリム / フトゥーのものだったはず。

主人公コライドン / ミライドンを繰り出すと、コライドン / ミライドン主人公に報いるため、恐怖心を乗り越えてかつて敗北したもう一体のコライドン / ミライドンに挑む。そして主人公と息を合わせどうにかリベンジに成功すると、ようやくオーリムAI / フトゥーAIは元のプログラムに回帰し、ペパーに本人ではないこと、本人はペパー愛していたことを告げると、タイムマシンを止めるためには自分を他の時代に送らないといけない (自分自身がタイムマシンを復旧するためのシステムの一部になってしまっている) ことを告げると、主人公たちの冒険、、そして宝探しに羨望の念を抱いていたことを告げ、自分ものために古代 / 未来立つことを告げると、主人公たちに「ボン・ボヤージュ!」と叫び、消えていった――。

ペパーの前のオーリム / フトゥーが本人でないことを理解しつつも、最終的にはオーリムAI / フトゥーAIこそを「母ちゃん / ちゃん」と呼び、自身のとして別れを惜しんでいた。

狂気

オーリム / フトゥーは、過去作を見てもポケモン博士に類がない性質をしている。このオーリム / フトゥーは自身の研究が生態系を乱すことを知りながら、それをなお敢行しようとしている。この行動は自身が作ったAIからさえも「合理的ではない」と切り捨てられ、自身の研究に多くの同僚や配偶者さえ想を尽かし出ていってしまっている。自身は既に故人であるが、死してなおそのシステムが止まらないように二重三重の備えを行い、古代 / 未来ポケモンを現代に絶えず送り込み続けている。

自身の死のきっかけとなったコライドン / ミライドンでさえ、AIを通じて支配下に置き、自身の楽園を守らせようとしており、主人公オーリム / フトゥーボールたまたま持っていなければ主人公は問題を解決できなかったはずである。そうまでして守ろうとした「楽園」がパルデアの生態系を破壊する代物であったことも考えても歴代作品のポケモン博士較すると狂気としか映りようがない。

オーリム / フトゥーペパー愛していた、とAIは話しているが、実際にそのようなことであれば子供を一人きりにしてご飯すら用意せず放置していたというのも理解しがたい。AIが優しいをついたと考えられなくもないし、むしろそうでなければ情よりも好奇心が上回っていたのかもしれない。他作品ではAI暴走してそれを止める、といったストーリーが多いが、本作はむしろAI人間の果てなき野望を止めるため主人公たちに協を要請するという点でも異色であろう。

なお、ここで述べる話ではないが、『スカーレット』におけるオーリムの夫、『バイオレット』におけるフトゥーの妻も子供ペパーを置いて失踪しており、ペパーは幼少期の時点で両からまともにを受けていたとはいい難い点も言及しておく。ペパー主人公によき兄貴分、よき友人として身になってくれるのは両反面教師にしたゆえであろうか?

ただ、クラベルペパーが「思い立ったら一直線」である気質をしてオーリム / フトゥーとそっくりであることを摘しており、クリア後のペパーシナリオペパーオーリム / フトゥーについて受け入れていることを含め、として何もしていなかったというよりは、「があるとほかが見えなくなる」という性質と見たほうが良さそうである。また、研究者たちや配偶者が続々と自分のもとを離れてから狂気に陥ったところがあるので、意見してくれる人間が身近にいたらもっと普通の感性を持っていたのかもしれない。

余談

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *彼も学会ポケモンの生態について発表する研究者であるため、それ自体はおかしな役回りではないのだが。
  2. *あくまで『スカーレット』ではオーリム、『バイオレット』ではフトゥーの息子であるということだけが判明しており、『スカーレット』においてもフトゥー、『バイオレット』においてもオーリムの息子であるかどうかは定かではない。
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最終更新:2023/01/29(日) 09:00

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最終更新:2023/01/29(日) 09:00

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