勤しめ!仁岡先生とは、月刊少年ガンガンで連載された尾高純一先生による学園4コマ漫画である。
コミックス全8巻
新任の数学教師として、中学校に赴任してきた主人公である仁岡隆志がそこで出会った生徒や先生と交流していくお話である。
・・・うん、嘘は言っていない。
大の子供嫌いである仁岡隆志(でも先生としてはマジメできちんと仕事をする)が自称不良の少女(でも不良じゃない)である浅井や今江、覇王と称される身体能力を持つ河原桜先生などと繰り広げる、ある意味新しい学園4コマ漫画である。
ちなみに登場人物のほぼ全員がどこかしらいろんな意味で残念な一面がある。 あと登場人物の名前は全員野球選手からとられている。
前述したとおりの主人公。ドラマCDでの中の人は水島大宙さん。
2-2の担任で陰湿で性悪な性格。そもそも彼が中学教師になったのは彼が大の子供嫌いであり、中学生を滅ぼさんがためである。 実際こう書くと危険な人物かと思われるが実際その通りではあるのだが、授業の内容については分かりやすいと評判であり、自習になった場合はプリントなどを作り、生徒のことをきちんと思っている先生である。でも中学生嫌いである。にもかかわらず子供のことをよく見ており、一人一人に対して全員分の生徒の記録をつけているほどである。
新任となったクラスの挨拶では「僕は教師という立場を活かしてお前たちを陰湿に追い詰めていこうと思っている。よろしくな!」と発言するなどとんでも教師。が、この彼が赴任してきた学校には彼を越すとんでも人物が大勢におり、こんな発言をする人物が必然的に突っ込み役になってしまうほどである。
そんな彼であるが、なぜかかなりの人物に好意を寄せられており分かっているだけでも浅井・今江・川﨑・河原先生(姉)・河原先生(♂)から好意を寄せられている。でもみんなちょっとアレなところがあるため読者からもっぱらうれしくないハーレムと呼ばれたりすることもある。
ちなみに彼自身は年上好きであり、化粧をした河原先生(姉)を誰かは気づいていなかったが大和撫子と呼んでいる。
普段は近眼であるため、眼鏡をつけているが、外すと子供みたいなショタな素顔が出てくる。まさしくこんなカワイイ子が(以下略
あとジャージ好きであり、前田・河原先生とウマが合う。 ちなみに運動神経はよく、サッカーなどでも単独プレイが出来るほどなのではあるが恐ろしいまでに体力がない(具体的に言うと100メートル走で50メートル全力疾走したら体力が尽きてしまう)。また野球好きであり子供嫌いでありながら高校球児の野球に向ける情熱には目を見張るものがあるといっており、スコアブックを作成しているくらいである。
子供嫌いになった理由は中学生活を勉強にささげた結果、友達が一人もいなく、気づいたら文化祭が終わっていた・連絡網で飛ばされていた・文化祭のクラスの出し物で全員参加の劇であることを知ったのが本番舞台を見ているなどの理由がある。ちなみに高校生活は隣の席になった少女、石井のおかげで仲間外れはなくなったがその代わり彼女が道を踏み外してしまったらしい。
「間違いねぇ、侵入者だ。そんな立派なやつがうちの学校にいるわけねぇ」
本作のメインヒロイン。ドラマCDでの中の人は日本一ソフトウェアの用心棒。
2-2所属の女子でいいんちょ。不良を自称しており茶髪にピアスという外見は不良のチビ。常にアメを舐めておりその理由が「授業で疲れた頭を癒し、次の授業の活力を生む!」からである。そのセリフからも分かるとおり実際は外見が不良なだけであり実際には超が付くほどの優等生。
その優等生っぷりは宿題をきちんとやり予習復習も欠かさないため学年でもトップクラス(最高順位は2位)、また自ら進んで学校の清掃などを行い夏休みもボランティアと称して学校を訪れ清掃活動に勤しんでいる。
また仁岡に好意を抱いて慕っておりアニキと呼んでいる。その理由が「アニキだけなんだよ、私をしかってくれた教師は。他の教師どもは私が何をしてもカワイイって頭なでるだけでよ」だかららしい。
クラスの中のアイドルであり、みんなからかわいいかわいいと言われている(本人は気づいていない)。愛機ディアボロスという名の台車を乗り回しており、そのお金は親のお手伝いからもらったお小遣い(本人曰くバイト)から買っている。
上記のような個性を持つにもかかわらず最近は突っ込み役が多く、ちょっと地味。メインヒロイン(笑)というわけではないがもっとぶっ飛んだやつがいるので。
しかし、そんな彼女も文学や数字が絡まない教科やイベントでは、優等生要素が擦れ、夜中に台車で走り回ろうとしたり、残念要素(特に芸術面)が見え隠れしたりする。
自称渋谷的チーマー(死語)の少女。ドラマCDでの中の人は鶴屋さん。こいつも自称不良で金髪だけどすごくいい子で仁岡に好意を抱いている。金髪は地毛。
登場して序盤はイヤなヤツになる予定だったみたいだが現在の立場は純粋で寂しがりやないい子。チーマーを自称しているが登場した頃は友達が浅井以外いないというチーマー要素皆無な少女。あと語尾がコギャルっぽい。しかも渋谷系を自称しつつ渋谷には行ったことがない。
チーマーという言葉を使っていることからも分かるとおり仁岡に一体どこの時系列にいるんだと言われるほどの流行遅れの人物。
その流行遅れっぷりはすさまじく回を重ねるごとに時間をさかのぼっている。例としては死語を連発→ヨーヨーは不良に許された武器発言→ポケベルを解約したので今度PHSを買う→幼少時代の遊びは鞠つき→今時のトレンドは男子厨房に入るべからずなどである。
純粋であるためからかい言葉にも本気で対応する。俗に言うネタにマジレスとかいうやつである。また嫌味などを一切言わないゆえに何気ない言葉が仁岡や周りの人の心を傷つけたり申し訳ない気持ちにすることもある。
また浅井とは違い、超絶おバカであり、浅井曰く一筋の光も差し込まぬ、無限の闇にも等しきおバカと呼んでいる。ちなみにそのおバカっぷりは勉強を教えようとした人にも感染することがあるくらいである。
浅井以外友達がいなかったが現在では上原と前田が彼女の友達となっている。上原に関しては上様と呼んでいるほどの信者っぷりであり、前田は周りから見ていると熱気が漂ってくると感じるほどのベタベタっぷり。
前述の通り、勉強が出来ない上に運動神経も皆無ではあるが料理に関してはとても上手であり、作ったお菓子が絶賛され、彼女の作ったカレーを食べた仁岡が伝説を刻んだというほどである。浅井とクラスは違い2-1であり、1組のアイドル。浅井信者の2組と今江信者の1組はこのことで対立している。
1年の頃は浅井と同じクラスだったがクラス替えにより分かれてしまったのでその理由で浅井と敵対視しているが前述の通り友達がいないためなんだかんだで仲はいい。
「何それ!?ちょべりばって感じぃ~~~」
2-2所属の女子生徒。本人曰く今ドキのオンナノコ。
キレたら仁岡を殴るなどぶっちゃけ浅井や今江よりははるかに不良である。ちなみに作中で二回ほど髪型を変えており、一回目はカチューシャをつけておりそのときに知り合った今江はそれで上原を判断していた。二回目に変えたときは超バカであるが故か今江は気づいていなかった。今江曰く「カチューシャは私たちの友情の証、つまりうぬはばったもんって感じぃ」
遊ぶことに全ての情熱を注ぎ込んでおり、遊ぶ相手がいない時は小学生とも遊ぶ。また身体能力が恐ろしいほど高く、人のものにあらずとか化け物とかと称されている。例としては、アスレチックでロープを使わず急な坂を走り、ロープを使わず、前宙で向こう岸まで飛ぶ程度である(ゆうに3M以上ある)。また仁岡からは拳は大地を砕き、咆哮は海を裂くと評されている。ちなみにそれを見た川﨑は正確に見ているとのこと。
しかしその反面大の勉強嫌いであり、授業中は魂が抜けている。今江と並んで毎度補習を受けている。が、今江と違い勉強が嫌いなだけで飲み込みは早く補習もすぐ終わることが多い。
前田と出会って以降は長期休暇の宿題は前田の宿題を見させてもらっている。
そのほかにも、校長のコートを強奪しスカートに仕立て上げる、理科室と美術室にあるもので化粧道具を作る、これらを数時間で済ませるなど超人っぷりを発揮しており学校の七不思議のひとつとして上原は何者なのかがあるくらいである。 基本的に学校では仁岡に付きまとっており、その理由は面白い出来事がおこるからであり仁岡からは一番苦手とされている。「上原をやらないと命がアブナイ」と言われ周りからも「まったく冗談に聞こえない」といわれている。
また、謎のカリスマ性を持っており今江と前田は彼女のことを神の如く信仰しており記念碑を作るべきだとか言われるほどである。実際に友達を大切にしており、仁岡からも「自分の傷より友人の傷に痛みを感じる奴」と言われている。
実際ここまで書くとすごく無茶苦茶な少女ではあるがこの漫画の中では比較的常識のある人物である。
「子供の力で徹底的に打ちのめし先生の望まぬ秋休みを成立させる、ああ……ゾクゾクする」
2-2所属の女子生徒。人と交わらない孤高の求道者、たぶん某カープの同じ苗字の人がモチーフ。
秀才であり、常時学年一位の作中では唯一浅井より頭のいい描写をされているキャラ。しかしその実態はただの仁岡の過去の生き写しである。陰険な性格、日頃の行い、体力、持論、果てには様々な好みや顔までそっくりである。でも本人は仁岡よりマシだと思ってるらしい。ちなみに彼女の母親はまさしく女版仁岡な顔。
浅井より七ミリ背が高いので彼女を見下している。超の付く虚弱体質でしょっちゅう風邪を引いたりボールが肩に当たっただけでとんでもないことになるが、風邪を引くと身体能力が上がる。本人曰く、元気な時は体が軽すぎるかららしい。あと風邪の治し方については達人級であるらしい。
友達は必要ないという仁岡と同じ持論を持っていたが、浅井たちと友達になってからは友達のいない仁岡よりマシという結論に達した。友達の中では特に今江と仲がよく、今江が他の人と話してたりすると嫉妬したり、いつもベタベタして近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
機械オンチであり文化祭のチラシ作りは手書きですませた。ちなみに屁理屈こねて機械オンチを隠そうとしたけど、浅井にすぐにバレた。
仁岡・河原先生と同じくジャージ好きであり、聖母の抱擁だとか言っている。でもその先は破滅街道一直線である。ヘンタイジャージ党の一員。
「つくづく陰険野郎ですね、生徒を見殺しとは」
ガンガン移籍に伴い転校してきた転入生。今江と同じく2-1所属。仁岡の遠縁の親戚。
何かと委員長であることにこだわり、委員長キャラを作っている。委員長に拘る理由は、仁岡から小さいころに励ましの言葉を受けたから。
そのせいか校則に関してはとにかく自分にも他人にも厳しいが、その逆に校則に載っていなければ何をしても許されると思っている。外見は眼鏡に黒髪の三つ編みであるが、実際は、視力もよく、地毛は茶髪で癖毛。そのため、父親から度の入った眼鏡を借り、鬘を着用している。夜寝るときも鬘を被っており、外出はなるべく控えている。
基本的には常識人であるのだが、法に触れるギリギリの行為を平然とやってのけようとしたりところどころ仁岡と同じく残念な一面が垣間見える。
常に鉄パイプを持ち歩いており、校内で問題が起きると鉄パイプを使って早々と解決しようとする。 また、一つのことに固執し貫こうとする態度から前田を尊敬している。
委員長キャラを目指している割には本人は勉強よりも運動の方が得意であり、転校してくる前の学校では豪腕の韋駄天と呼ばれてたらしい。もちろん、委員長に付くあだ名かと突っ込まれていた。ちなみに転校してきた人物なので委員長ではない。
他人に勝負を挑むことが多々あるが、自分に有利だったり相手に不利な条件で勝負を挑もうとする。上原が腕っ節の勝負を持ちかけてきたときは「男性教師にジャイアントスイングかます子が腕力勝負を提案するとはこの恥知らず!」といったり勉強勝負で代理を立てようとした上原に卑怯だといったり。
でもやっぱり根は仁岡一族なのでそこそこまとも。
あるかな?
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。