この項目は、「星のカービィ スターアライズ」のネタバレを含んでいます。 未プレイの方はご注意ください。 |
破神エンデ・ニルとは、「星のカービィ スターアライズ」の登場キャラクターである。
本作の黒幕である魔神官ハイネスが復活をたくらんでいた破壊神とも言うべき存在。本作冒頭でハイネスは封印されていたエンデ・ニルを復活させるための儀式を行っていたが失敗し、ジャマハートが宇宙に散らばってしまった。再度儀式をやり直している合間に三魔官を突破してきたずんぐりピンクカービィとフレンズが現れ戦闘になる。
ハイネスとの戦闘後、ハイネスと三魔官はその身を生贄としてジャマハートに捧げ、エンデ・ニルを復活させてしまう。カービィとそのフレンズたちはフレンズスターが強化された「ティンクルスターアライズ」でニルに立ち向かう。
言わずもがなスターアライズのラスボスであり、倒せばエンディングである。
ボスBGMは「組曲:星羅往く旅人」。四つの楽章に分かれた組曲で、ニルの形態に応じてシームレスで曲が進行する異例のBGMである。(サウンドテストではそれぞれ別の曲として収録されている)
生贄によって復活したエンデ・ニル。その姿はカービィ世界では規格外の巨人ともいうべき姿だった…。
第一形態と戦うフィールドはカービィ本編史上初の3Dフィールド。ニルは衝撃波を飛ばしたり巨大な剣や斧、弓などの武器を用いて攻撃してくるが、ダメージを与えるにはティンクルスターアライズの撃ち出す弾丸でニルの弱点を撃ちぬく必要がある。弱点の位置はダメージを与えるたびに変わるのでその都度狙いを定めよう。一定のダメージを与えると戦いの舞台はニルの体内に移動する。
おどろきの ニル本体が あらわれたっ!
何の感情も 持たない、闇のエネルギーで 作られた
物質のような そんざいから 今、 何かが目ざめつつある。
その ねむりの中でニルは はじめて、 心から思った。目の前のてきを、めっせねば とっ!
カービィとフレンズが取り込まれたニルの体内にいる外殻のようなものに覆われた球体との戦い。いつもの横スクロール面である。
本体からの攻撃は殻の破れた部分から、古代文字のような形の物体を出す「ヒトリゴト」のほか、天井からダメージを受ける水滴「アカイナミダ 」が落ちてくる。
背景には生贄として取り込まれたハイネスと三魔官が見えるが、ニルに攻撃を与える度に取り込まれた状態から解放される。第二形態のダメージを0にしたところで外殻からぶらさがりスイッチのようなものが垂れ差がる。これにカービィたちがぶらさがることで外殻が剥がれ、カービィとハイネスたちもろともニルの外へ排出される。
ぞう悪、しゅうねん、しっと、よく望…ハイネスが集めた闇は、
ニルの中で 暗黒の力へと変かんされ続けていた!
新たに 生まれた たましいとそれが、カオスとなって
よりぞうふくする。しかし、まけはしない… なぜならばっあの星の友だち みんなが、ついているからだ!
両腕に翼が生えた姿となったニルとの戦い。再び3Dフィールドでのバトルとなる。
第一形態と同じく身体の各所の弱点を撃ちぬくことでダメージを与えられるが、ニルの攻撃は新たに剣・斧・槍・弓の四つの武器を用い、さらに激しさを増していく。特に強烈なビームを複数放つ際には星のカービィWiiに登場したキーアイテム「マスタークラウン」に似た形のオブジェを出現させて攻撃してくる。突進攻撃をタイミングよくジャンプで避けるとしばらく時間がゆっくりになるので大ダメージを与えるチャンス。一定のダメージを与えるとニルは地上に墜落し、再び体内に移行する。
はるかぜとともに あらわれた、一人の
たびする わかものは、たくさんの 友だちと
出会い、わかれ、ついに ここまで たどりつく!
早く あいつを やっつけて、さぁ みんなで…
第二形態で剥がした外殻の中身、真のニルの本体との最終決戦である。再び横スクロール面でのバトルとなる。
その姿には表情のようなものが作られており、時折どこかで見た事があるような顔になったりする。球体の形すら保ってはおらず、攻撃によって様々な形状に変化する。
攻撃面ではフレンズが触れると逆にカービィを攻撃するようになる波動を放つ「トモダチノワ」(ちなみにこの洗脳状態はフレンズハートをぶつければ元に戻る)、周囲に弾幕を撒き散らす「タノシイユメ」、自分を中心にトゲを張り巡らせる「マンメンノエガオ」、ボールのようにフィールドを跳ねまわる「カケッコ」などの技を繰り出す。そして体力が残り少なくなるとカービィとも因縁深いあの暗黒物質によく似た姿を形作る…。
どこからともなく あらわれた、一つの
そんざいは、長い 長い 時間、ぎんがを
さまよいつづけ、ついに ここまで たどりつく。
そして今、何かを感じ、ねがい、考えた…ニルの中で、たましいが やどろうとしているっ!
第四形態の体力を0にするとニルの体内から外に移行。脱出したニル本体とカービィは共に光線を放ちぶつけあう…!
前作「ロボボプラネット」のラスボス戦にも通じるトドメのパート。画面に表示される操作(スティックグリグリやボタン連打など)を思いっきり操作してやろう。
光線が完全にあたればカービィの勝利、感動のエンディングである。
この項目は、下記に本作(最終無料アップデート前)のネタバレを含んでいます。 未プレイの方はご注意ください。(要スクロール) |
お伽話か、夢物語かも 分からない… その伝説の書には
まだ、続きがあった。集うエネルギーしだいで、
ニルは様ざまな そんざいに なりうる かもしれない、と。
友もなく、闇の物質に 生まれた彼もまた、銀河をさまよい
いつしか、新たな生を うける日が おとずれるのだろうか。
はるかな星々をめぐって。その時は、友として……!
ストーリーモードをクリア後に解放されるモード「Theアルティメットチョイス」の最高難度「魂が飛び出る辛さ」をプレイすると、ラストのエンデ・ニルの第四形態にあたるパートで登場する存在。過去作で言う「○○ソウル」系の裏ボスというべき存在である。
そして2018年11月29日に配信された無料アップデートでは、新たに「アナザーディメンションヒーローズ」モードが追加される。
これをクリアすることで「Theアルティメットチョイス」に「魂が飛び出る辛さ Extra」が追加される。この難度でプレイするとアナザーディメンションヒーローズで登場するボスたちと戦うことになり、勝ち進むと…。
この項目は、下記に本作(最終無料アップデート後)のネタバレを含んでいます。 未プレイの方はご注意ください。(要スクロール) |
さぁ 立ち上がれよ 破壊せし神よ
星砕き 愛を滅せよ(4 times repeat)
-inter-さぁ 地を哀で包め 己が望むまま 蹂躙を
星々を巡り 崩星を奏(かなで)
彼方楽園に 終焉を (2 times repeat) …永遠(とわ)に
「Theアルティメットチョイス」の「魂が飛び出る辛さ Extra」で最後に登場するボス。
通常時の形態と同じく体の各部にある弱点を狙い撃って攻撃する。行動もほぼ同じだが、衝撃波の数が増えたり避けづらいような攻撃を繰り出したりと強化されている。
ボス説明文は通常時よりもさらに分かりやすく歌詞であることが強調され、リピート箇所まで記載がある。
異空の数だけ、自由に飛ぶニルが いた。
星のように 輝く彼を見て、古代の人々は 謎と共に書物を残した。
夢(ドリーム)が、闇(ダーク)が、魂(ソウル)が、心(ハート)が…
その物質に 混沌と可能性が全て集い、淵源の祖となり 生誕する。
新たに書物に残される その存在は、
破神か、星の盟友(スターアライズ)か、それとも…!?
第二形態。
さぁ 飛び立つのだ 破壊せし神よ
星喰らい 愛を滅せよ(4 times repeat)
-inter-さぁ 天を翔ける哀よ 宇宙そらから降る闇よ
審判を 星の子等ほしのこら祈り 叫びの音を奏(かなで)
夢の楽園に 終焉を(2 times repeat) … 永遠(とわ)に
第三形態も通常体と同じ攻撃だが物量が桁違いに多くなっている。
この戦いを終え… あの星羅を超え… ニルは、ゆっくりと
次の時代へ歩みだす。蹂躙する術しか 知らぬ彼も、いつしか
穏やかな春風に 包まれながら、彼方楽園へ舞い降り、心を知る。
そこでは、じゆうにとぶ。ゴハンもたべる。おひるねもする。
ずっと むかしみた、あの ゆめも みるのかもしれない。そう……
ともと であう、あの ゆめをー!
第四形態。
この形態時に流れる「第四楽章:生誕の希望」は無料アップデートの度に別の曲調に変わっていたが、この形態時にも新たな曲が使われている。
この項目は、下記に本作のネタバレを含んでいます。 未プレイの方はご注意ください。(要スクロール) |
ハイネスはなぜエンデ・ニルを復活させようとしたのか…。作中ではハイネスの口からとてつもなく早口で語られていたため訳の分からないまま戦っていたプレイヤーも多いと思われるが、じっくり文章を見るとその理由が語られている。
もともとハイネスの一族は魔術に秀でた一族であり、同時に闇の物質を崇拝する危険な一面も併せ持っていた。ハイネスの一族と交流があった「科学に秀でた一族」はその思想を恐れて彼らとの交流を断絶、一族を封印して銀河の辺境へ追いやったという。ハイネスはその一族への復讐をするため、偽りと思われていた伝説の書に記されたエンデ・ニルを復活させようと儀式を行っていた。
その伝説の書によると、闇を生み出し続けていたニルの始祖とされる存在が、4人の英雄と4本の心のヤリで封印された、とも記されていた。しかし書物にはそれしか記されておらず、ニルの封印を完全に解く方法を会得できていなかった。(本作のオープニングはその儀式が失敗したところから始まる)
本作のディレクターを務めた熊崎信也氏によると、「第二形態で取り込んでいた狂気のハイネスが吐き出され、無邪気な心と破壊し滅亡させようとする心が混ざり合い始めた時に見たカービィに何かを感じたため」カービィのような顔に変化したという。
掲示板
389 ななしのよっしん
2023/02/26(日) 21:17:14 ID: Qcv57Qck3A
あのマスタークラウン4つ以上出せるこいつがいかにやべー奴かよくわかった
390 ななしのよっしん
2023/06/04(日) 12:17:20 ID: b+f6kehY7J
391 ななしのよっしん
2023/06/19(月) 11:42:25 ID: 8UKMqNBEK2
確定ではないけどカービィ=ニル説多いな。まあいいか程度で考えてたけど
ディスカバリーの反応見たさに動画やtubeのアーカイブ見たらバルフレイナイトを未だにメタナイトの没と言っている人が大量にいて、CGの没と言っている人が1,2人で酷い時は0もあったから情報が止まっている人多いんだな
ニルでいうならニルがカービィを見て何かを感じて顔を真似したっていう情報見てからの考えじゃなくて、カービィの顔になったからニルが何かになる過程でカービィ顔に必ずなる考察で止まってる
問題のコメントは約1年前で数か月前だと視聴少ないがまともなコメントあるから場所によるのかな
でもスタアラから5年経っても大量にいるのが
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最終更新:2024/04/23(火) 16:00
最終更新:2024/04/23(火) 16:00
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